ミソハギ科 サルスベリ属 サルスベリ
中国南部原産の落葉高木、江戸時代に日本へやってきたそうです。公園やお寺で見られます。
高さは5メートルから10メートル、樹皮がはがれやすく、木の肌がツルツルしています。
木登り上手なサルでも滑りそうなので「猿滑り」と名前が付いたそうですが、サルは滑らず登るそうです。
蕾が次々とさき、紅色の花の時期が長いので「百日紅」の名前があります。
葉は互生、上から見ると右に2枚付くと次は左に2まいのようにつきます。
これを横から見ると、上側につくと次は下側と規則性があります。
本年枝の先が枝分かれして多数の花がさきます。
花柄の先に球形の蕾がつき、6枚に割れて花がさきます。
花弁はうすい紅色から紅色で、細長い花弁の先が円形に広がりま、花弁の周りは縮れます。
花弁は団扇のような形です。雄しべは多数つきます、外側の6本が特に長くのびます。