犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

マスクの値崩れ

2020-05-14 23:15:29 | 大阪暮らし
 鳴り物入りで発表されながら、不良品が出て回収されたりして、評判が悪いアベノマスク。私の単身赴任先にも、埼玉の帰省先にもまだ届きません。

 そうこうするうちに、マスクは流通し始めてきているようです。

 最初に見たのは、薬屋さんでなく、美容院。

「マスクあります。50枚入り、3980円」

という貼り紙がありました。

 1枚80円です。この話を知り合いにしたところ、「高すぎる!」と言ってました。

 私は花粉症ではなく、いままでマスクを買ったことがないので、相場がわからない。今使っているマスクは、会社から支給されたものです。

 次に見たのは、休業中の中華料理屋の前の路上。台の上に、1袋5枚入りのマスクと、段ボールで作られた貯金箱が置いてありました。無人販売ですね。5枚入りで350円。一枚当たり、70円です。面白いので買ってみました。

(でも、誰も見ていないし、お金を入れずにもっていってもわからないよなあ)

 盗まれても惜しくないほど仕入れ値が安いのかもしれません。

 そして、前とは別のところで、今度は50枚入り3000円の有人販売がありました。1枚60円です。

 販売している人は、

「会社で多めに仕入れることができたので、安くお分けしてるんです。ほかのところはもっと高いですよ」

と言っていましたが、なんとなく怪しげ。転売目的で買ったけど、ネットでは売れないので、路上で売っているんじゃないかという気がします。

 その後、今度はたまたま入った薬局で、ちょうどマスクを並べているところに出くわしました。

 こちらは60枚入り598円。安い! 1枚10円です。思わず買いましたが、「小さめサイズ」。普通サイズより、横幅がそれぞれ1.5センチ(計3センチ)短い。

 そして、その二日後、別の薬局で、60枚498円を発見。やはり小さめサイズでした。いずれも、次々に買う人が現れ、あっという間に売り切れました。

 とはいえ、徐々に流通量も増え、価格も「正常化?」してきているようです。
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