左ハムの痛みが大きいので、ストレッチ中心、60メートル往復を三本で軽く刺激を入れました。
あ、着替えを家に忘れた。汗をかかない練習で助かった?
しばらく乳脂肪分の高いクリームを我慢していた私たち。
日曜日の午後を二人とも仕事にいそしんでいたご褒美に、
そしてお腹の仲間で魔手を伸ばす冷気に対抗するため、
彼女がケーキを買ってきてくれました。
幡ヶ谷にあるコンセントさん。
街の可愛いケーキ屋さんだそうです。
ワリにシンプルな構成だから、素直に味がわかります。
チーズスフレは、口溶けが実にいい塩梅。フチュッと吸い込まれていきます。
チョコクリームのロールも滑らかです。カカオの香りは鼻の奥に心地よく、苦みはほんのあくせんと。
どんと載った飾りは、マシュマロのチョココーティングというのが、お菓子らしいメルヘンです。
NHKスペシャル「中国文明の謎」などを見ながら饒舌になっていく彼女は、スイーツに疲れをほぐしてもらったかのようでした。
紅茶も美味しく、いい色に入った私も幸せです。
野菜のハンバーグか鉄板と土鍋に入ってきました。
彼女のは一日必要量の野菜が載っているのが売り。
私のは土鍋でぐつぐつ、根菜ショウガ味。
暖まりました。
他にも野菜サラダをオーダーしたので、タップリ500グラムは野菜人に近づいたぞ!
暗くて寒い冬のグラウンド。
織田フィールドはもう冬だと言わせて下さい。
仕事が終わって16時だと、ダウンジャケットでないと凍えます。
ダウンジャケットを着たまま5周ジョグってようやく暖まりました。
冷える時間と戦いながらストレッチをして、流しを2本、もちろんゆっくりですが、久々のスピード走で快感なのが嬉しい!
仕上げは2000メートル。なんとか8分ジャストで、90%の持久な体感でした。
最新版の、織田フィールド開放状況です。
今週のイレギュラーな開放は、3日(月)の夜間。
そして、6日(木)の午前中ですね。
週末8日(土)はランニングカフェですから、また混むのでしょう。
それから左上に小さく、年末年始の休場が掲載されました。
12月29日~1月3日、暦通りです。
走るとお腹が空いて、よかったね、といいつつ昼からの予定が早いのは彼女の方。
次の行き先の都合から初台へ向かいました。
チョイスは3つ。このまえ後輩と話をしていて久方ぶりに出かけたくなった蘭蘭酒家で麻婆土鍋。
第2はお魚屋さんの定食。三つ目は、いい店うまい店にでていた、「赤垣」さん。
初台に着くと、何処も営業中。特に込んでいる様子もありません。
では、と選んだのは、本に飼い慣らされた私が希望した、赤垣さん。
もちろん、店の存在は知っていました。
ただ店の入り口を見ると、どうやって意欲をかき立てればいいのかが分かりませんでした。
夏は、ウナギが高すぎて出せません、という札があったようにも記憶していますし。
地元の人だけが行くタイプかと、またはずっと通う人だけが理解できる存在かと。
しかし、伝統ある本に掲載されるくらいですから、少なくともある種の個性はもっているし、
誰が入ってもいやがられないタイプの店のはずです。
思い切って、のれんのない引き戸をあけました。
いや、拍子抜けするくらい普通の空間。
奥に長めのフロアには5つほど4人掛けのテーブルがあり、
向こうには厨房が見えます。
サービスをしてくれる店員さんは女の人が2人・・・ジャージをはいてる人もいます。
まこと、気軽。
たしかにその雰囲気は、ガイドブックに書いてあったとおり。
今日が寒い日で、木の開き扉の隙間からずいぶん風が入ってくることは
書いてありませんでしたが、それ以外は静かでのんびりできます。
スポーツ新聞も置いてあります。
そして待つこと20分、
お重がちいさいわけではありません。半身のウナギが飛び出すほどですから、
かなり大振りなウナギを割いたはずです。
これで、松。あ、このお店の鰻重は松竹梅がありますが、お値段としては上から梅→竹→松。
つまり、これが一番リーズナブルなやつのわけで、それでもBIG。
身も厚いです。
焼きがしっかりしているのも、関西人にはこのましいところで、たれとともに香ばしさが二重奏です。
たれもきりっとしていて、彼女も「舌が新しいと言っている」と言っています。
特筆は米。小粒のしゃっきりタイプで、たれがかかるともっちりする、という不思議な食感。
米が主張すると、うなぎの蒲焼きのような濃い味の食べ物は、さらに美味しさが膨らむのです。
米とうなぎのバランスもよくて、箸を進めていくうちに同着でお重は空になりました。
久々に小骨を奥歯の間に挟んだのもご愛敬。
一人1700円でごちそうさまでした。