goo blog サービス終了のお知らせ 

日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

箱根駅伝 一区 早稲田大学の大迫が飛び出した!

2012-01-02 09:10:18 | ふさおまき(オス)日記

定型句という言い方があります。

たいがいつまらない、と思わせる表現になってしまうので用心はするのですが

どうやら、同好の士に共感を得るにも有効なのかもしれません。

 

第88回となかなか、ダブル末広がりでおめでたい回数を数える「東京箱根間往復大学駅伝競走」

通称・箱根駅伝の1区で、早稲田大学の大迫 傑(おおさこ すぐる)選手が、

”飛び出した”のです。

見事でしたね。駅伝競技で、集団の走りを宿命づけられるのがスタート区間。

一緒に走り始めれば、なかなか後には引けないから集団で走りますし、多くの一区ランナーには

その実力がある精鋭が箱根では集まっています。

逆に集団から誰も抜け出さず、ペースがゆっくりしたまま団子でころがることもままあります。

昨日の実業団ニューイヤーなどはその典型で、解説者から「社会人のレースとは思えません」

というほどのゆっくりペース(もちろん社会人の職人ランナーとしてですね。キロ3分ちょっとですから)

でした。

しかし、今日の箱根駅伝は違いました。

最初からキロ2分51秒で集団が進みます。あの瀬古さんをして「遅くはありませんね」と言わしめたのですから、

いい疾走をしています。

それでもさすがに、20人の大学生すべてがついて行ききれるペースではありません。

トップを早稲田の大迫 傑選手が引っ張っているのは、画面中央にずっと顔を見せて

涼しい表情なことからもわかります。

そしてまだ東京の中心部にいるうちに、画面に映る選手は、大迫と日本体育大学の服部翔太選手だけに

なりました。きそうこと2キロほどでしょうか。

大迫選手が飛び出しました。

すごいペースアップ。服部選手の並走を全く許さず、劇画なら足のあおりアップ画にグンという擬音をつける

ようなパワーの込め方をしたのです。

グンと、飛び出す。

どんな感じがするのでしょう。もし自分がランナーで走るときにそんな経験ができたら、

どれほどの快感を得るのか想像するだにわくわくします。

自分に力があることの証明なのですから。

 

そのようなわけで、定型句で始めさせていただいた1月2日のブログには

それなりのランナーとしての共感があるとお取りいただければ幸いです。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。