日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

上田~別所温泉 天気と笑顔が最高なり

2012-02-05 19:14:55 | 旅行記

まずは控えめな写真から。

 小さい中にたっぷり詰まったお土産の数々。クリックしてください。

かんば材でしょうか。木曽塗のお弁当箱はいい飴色。

かしわや本店さんで買いました。彼女のお気に入りです。

ジャムの数々。新進気鋭のHarutaさんは、シナノゴールド(りんご)。

老舗の飯島商店では、かりんと三宝柑とあんずと、こちらも信州原材料を旨としました。

新しいお店のお姉様は、興味をもつと自然にあらわれる瞳の輝きをもっていて、

シナノゴールドの爽やかなおいしさを教えてくれました。

老舗の女店員さんは、奥ゆかしく、私たちの問いを受けるつどに丁寧な説明を

清楚ということばが静かに舞い降りるような微笑みととともに、話してくれるのです。

なお瓶の上にごろんとしているのが、ルヴァンンのバゲット。

北国街道に古い町並みを残した柳町で、

天然酵母をつかったパンを作るこの店は、上田で10年、我が家に近い代々木上原の店は

16年続いているそうです。

そう語ってくれた、ルヴァンの女性も、天然酵母を扱う人にやや偏見を持っていた私を

上手にいなしてくれる、そよ風なる笑顔でパンを包んでくれました。

右の寒仕込味噌を買った菱屋さんも柳町に店をかまえています。

美しくほほえむ女将が試飲させてくれて、買わずにはいられませんでした。

諏訪の味噌屋さんの品は、駅近くのイトーヨーカドーで手に入れました。

アトリエドフロマージュのハードタイプもイトーヨーカドーにて。

最後におやきは、出会いモンを志し、行く先々で目にとまった物を

すこしずつ買いました。自然な広がりを見せる、風土を表すこの菓子のような主食のような

不思議な食べ物は、作り手の個性を強く映しています。

それで、どこも懐かしい感じがする。素朴という言葉でくくることができて、しかも口にすんなり収まる。

小麦粉と、中にはいった具のとりあわせ。

おにぎりと同じ方向性ながら、個性が強く表れるのは、小麦粉の可塑性のおかげでしょう。

にわか勉強ですが、ふくらし粉をいれるかどうかで、生地はもちもちタイプと、ふんわりタイプに分かれます。

蒸すだけか、焼いてから蒸すか。製法の違いで、香りもしっとり具合も違ってきます。

家によって、地域によって違うと言います。選ぶごとに楽しいのです。

 

食べ物でも、そして店先の笑顔でも。

たくさんの上田市にいる人々に、暖かい気持ちをいただくことのできた旅でした。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (chora)
2012-02-05 20:42:22
北国街道の先にみえる山々が折り重なったあたりに住んでいました。近いのに遠く感じる故郷です。
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ゆっくり歩いていました (RYO)
2012-02-05 22:03:50
静かな時を映した町並みに迫る山々。
初めてこのあたりを訪れる旅路の私たちは、
ゆっくり歩いて、雰囲気を感じておりました。
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