日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

5月20日 金曜夜のトレーニングは3週連続

2011-05-20 22:57:39 | ふさおまき(オス)日記
金曜日の夜は、織田フィールドが夜間解放です。
一週間の最後に汗をかくのは最大限に快感です。
2週間前の試合前対策に訪れて以来、すっかり病みつきになりました。
しかも今日はいい風がホームストレートに吹いていて、
暗闇効果とともに、スピード感がタップリ味わえました。

ただ、競技場に到着したのが20時だったので、消灯まで45分しかありません。
最低限の体操とJOGを済ませたら、ストレッチは5分で終了、
120mばつ3本の流しに入ります。
大きな動きを意識したあと、いかに着地の反力を大きくできるかを工夫しました。
足首と地面の角度、膝の緩め方、腰の位置、重心と四頭筋の関係・・
うまく乗ると、ほとんど力を入れていないのに前へ進む感じが得られました。
早く前に進むという行為も、様々なやり方があるのです。
これを知ることができるのは、ランナーだけ。
ダンサーが技を駆使するのとはまた違った、体の深遠があります。

流しが終わったら20時30分。
先日の5種競技も一緒に戦った、同年齢のT氏と会いました。
走力アップのために、やはり彼も仕事終わりにやってきたそうです。
すでに1時間近くトレーニングをして、よい汗をかいておられました。

私はここからが本練習。
毎年の大きな課題である、最大パワーを少しでも長く続ける力がほしい!
300m+200m+100mの連続全力走。
300mのラスト50で、大腿筋の力が半減しました。
お尻の筋肉が痛いまま、200mは何とか持ちます。
しかし100になると、もうダッシュのためのハム筋力がありません。
すぐに体を立てて、ウィンドスプリントでゴールします。

あとは芝生の上で軽くドリルをして8時45分、消灯となりました。
すぐに着替えて、原宿で彼女と待ち合わせ。
美容院から戻ってきた彼女は、いっそうかわいいめすオマキに変身して
いました。こちらも気分スッキリ。
大好きな、じゃんがらラーメン全部のせを食べに出かけたのでした。



2011年5月15日 第20回記念 東京マスターズ混成五種競技大会 参加記録⑤1500m

2011-05-20 09:40:58 | ふさおまき(オス)日記
15時10分 第5種目 1500メートル走

第4種目の円盤投げは、一回投げては測定し、また投げては測定するという
試技を繰り返すので、16人が3投を終わる頃には、15時近くになっていました。
スタートまでもう10分しかありません。

5種競技の面白みは、競技によって使う筋肉や臓器が変わるので、
それぞれの部位を起動させる準備にあります。
1500を走る前には、今日は全然使っていない赤い筋肉と、循環器に
スイッチを入れるのです。

スパイクに履き替える前に、アップシューズで300mほどゆっくりJOG、
これだけで起動できたかといえばかなり疑問ですが、やらないよりましでしょう。
それに、このとき自分の右足首後ろがまったく伸展しないことに気がつきました。
朝からアキレス腱周辺に違和感があり、キネシオテープを巻いて保護はしていたの
ですが、幅とびで叩きつけ、ヤリや円盤でふんばり、200で蹴りをいれた足首後ろの
筋肉はもう動きたくないといっているようです。

こうなると、足首を固定したような、いわゆる足を地面に置くようなフラットな
走法をとらざるをえません。足裏全体で着地して、若干の体重移動で
踵でプッシュし離地する感じを300mのアップで確認しました。

スタートは定時。
16人が第二コーナーのスタート地点にずらりと並びます。
KAZさんが「最後の種目です、頑張っていきましょう」と大きな声を上げ、
一日ともに競ってきた競技仲間たちと、疲れた体にパワーを注入します。
こういうとき、毎度KAZさんはマスターズアスリートの鑑だと
感謝します。わたしもガンバリマショウ!と声を上げます。

号砲。
すっと出るはずが・・・今日はみんなスタートが早いので驚きました。
真ん中あたりに位置取りして、着地を確かめ確かめ進みます。
早いスピードは、ホームストレートに入ってもかわりません。
300mが60秒、このままいければ5分ペースですから、今日の私には
ジャストスピードなのですが、若干疲れを感じます。
それでも周りにスピードが落ちないのに助けられ、ほとんどの人が5分ペースなら
レベルが高いのだなと、少しは点数のことも考えました。
しかも、トップの人は63秒で400mまで行っています。
KAZさんと「はやすぎるよね」などとお話したり。
でも、考える余裕はそこまで。
400mが82秒。何とか予定通り。
800mが2分48秒、この一周は85秒。
1200mは4分16秒、3周目は88秒。
そして最後の300は63秒。
ゴールタイムが5分19秒19秒87となりました。

希望的タイムよりは10秒遅れましたが、いつもながら1500を走りきった
体の浮揚感は格別です。左ふくらはぎがぴくぴくさせながら、
一緒に走ったアスリートたちとお疲れ様のこえをかけあい、
健闘をたたえたのでありました。


走った16人の中では 5番目。
M45では3位で、607点。
5種目合計2795点が、「マスターズふさおまき 平成23年5月」の体力測定
結果となりました。


一日競うこと5時間、同じトラック&フィールドに立っていた
16人のマスターズアスリートと、
炎天下に競技を正しく進行してくださった審判員のみなさまに、
ことのほか感謝の気持ちを深めた一日の夕方となりました。