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日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

◯◯、札幌、ミルウォーキーに行ってきます

2018-08-12 13:15:24 | 旅行記
夏休みに入ります。
久しぶりに2日続けて走って残るアキレス腱の痛みを引きずりながら、
羽田空港に来ました。
国際線ターミナルは、荷物検査のすぐそばに出国審査があって、秒で国外へ。
施設も綺麗で整ってます。
窓に向いたリクライニングシートが20席もあったり、チャージ用電源テーブルが並んだり、
成田では見たことのないものばかり、
さらには、ニュースでやってた、お盆の出国ラッシュとは無縁の空き具合。





せたがやラーメン食べて、しかも1時間半機材到着遅れで、
羽田を満喫させて頂いています。





ルフトハンザ0715便は12時35分から14時00分に旅立ちの時間を変えて、
私たちをミュンヘンに連れて行ってくれます。




誤解する青空

2018-05-20 09:37:31 | 旅行記
開門時間に松本城へ。



抜ける空、北アルプスも遠望だかます。



五層六階の天守閣は望楼式で、戦国の世に立てられた、戦況を見て、相手を迎え撃つ戦いの拠点としての作りをしています。
一方で、江戸が進み、将軍をもてなすためな増設された月見櫓もあります。



時代を渡った、文武両道の城。

それにしても、怖いくらいの好天は、自分が雨男を卒業したのではと誤解する程です!


彌生ちゃんに会ってきた

2018-05-19 19:20:10 | 旅行記
松本は寒い。さすが岳都の標高。



駅前の温度計は17度です。



旧第一勧業銀行の建物を使ったホテルにチェックインしたら、すぐにレイヤードを一枚増やし街へ出ます。
会いたい人がいます。



草間彌生さんです。
水玉の女王としても有名なこの方は松本が生誕の地、今回『ALL About My Love』という回顧展が開かれています。

会場となっている松本市美術館は、建物丸ごとラッピング。





街の各地にもオブジェが置かれ、
絵柄をあしらった料理やsweetも売られています。

改めて驚くのは草間さんの精力的と言える作品の多彩さです。しかも大量。
1929年に生まれ、子供の頃に色鉛筆で描いた母の絵から、学びの時代の日本画、決死で飛び出し命を懸けて生み出した網目模様、そして80代後半になっても、自らの心と世界の平和を大きなキャンバスに描く連作まで。
土曜の夜間延長時間なので、ゆっくり見ることが出来ました。



外に出れば夜の帷。



夕飯は『かつ玄』さん、信州そばを断念しても行ってみたかったお店です。



大きなロース肉はサクサクの衣をまとって柔らかい。
お味噌汁が美味しいのもさすが信州です。



駅前を離れた街中で灯がともるのはバーとお城だけ。
国宝の天守閣が水面に映え、
一昨年見た桜に包まれる極楽図を思い出していました。

新あずさ

2018-05-19 13:53:22 | 旅行記
彼女外遊中二度目の 週末。
午前中は渋谷おじさん短距離チームSSSの練習で、50メートル、100メートル、120メートルに200メートルをそれぞれ何本かずつに、バトン練習もきっちりやって2時間半。

帰宅してポポンと清拭、昼食、洗濯を済ませて新宿駅は14時のスーパーあずさ19号に乗車です。



昨年末にデビューした新型車両は初の体験です。E257からE353シリーズに変わった、まだキラキラした塗装です。



さあ、振り子電車から進化した新しい足回りは、どのような乗り心地で信州への道を進むのでしょうか。
楽しみです!

冷たくなると甘味が欲しくなりました

2018-05-13 17:02:58 | 旅行記
緩急をつけた一日。

朝、建仁寺で座禅
昼前、鴨川に面したスタバで解放
昼、相国寺で雨降る庭を前に瞑想
遅い昼餐、有喜屋で二八天ざる
午後、二条パレスで絢爛に圧縮
夕方、一日濡れて体温低下な甘味補給









『せい園』さん、大粒丹波大納言の善哉で暖まりました。
上京終了、東に下ります。

座禅もデビューというのでしょうか

2018-05-13 10:48:50 | 旅行記
朝6時、いつもより少し緊張して目を覚まします。
あまり正確ではない表現です。
昨晩は早く寝よう、寝坊はできないと自縛して床につきました。
久しぶりに夢を見ながらも、一気に夜明けを迎え、目覚ましをセットした6時の15分前に、ヘッドでウダウダすることなく起き抜けたという行動の状況の感覚です。

四条室町上がるJR系ビジネスホテルを出て、魚屋さんが店の準備をしている錦通りを歩き、
人が少ないのを良いことに、普段は通る勇気のでない路地裏まで入ったりしながら、20分程で
今回の旅の唯一の目的としている場所に到着します。



建仁寺です。
月に一度、第二日曜日に千光会という座禅会が開かれるのを見つけたのです。
先日の福井・永平寺への旅で座禅を体験させて頂くつもりだったのですが、連休中の法要と重なり開催休止。では、改めてと探したわけです。

座禅を体験、という表現にもいささか違和感がありますが、
体験、経験の積み重ねが生きることと積分的に考えて、
少なくとも『初めてお寺で座禅を組む目的で座禅会に参加する』
気持ちはデビュー。
それほどデビュー前の鍛錬を積んだわけでもありませんが、
いつかいつか、と言うくらいには頭に描いていた事なので、
気持ちの航跡は長く引いています。



白砂の庭を前にしたお堂の、
仏壇周りの四室に座禅用の二枚組の座布団が敷かれ、
比較的早く到着した私は目立たない障子襖際の場所を取りましたが、
始まる頃にはざっと150はあるだろう座布団は全て埋まり、縁側の板の間に座る人もいらっしゃいました。

開始10分前に簡単な進行の説明が有りましたが、足の組み方、呼吸法はしおりに目を通しての自習です。
開始の合図は木製の板を叩く音(何らかの名詞は付いているはず)と、続いてなる鐘の音。
一度目は20分。

真っ白になるはずなので、何も書かずに次の話に向かいたいのですが、
雑念は噂通りに次々湧き出します。
しかも、何故と問いたくなるほど日常に関わる身の回りの事ばかり、そして、こちらは思っていたより早く過ぎる20分を知らせる鐘がなります。

五分の休憩後、再び20分の座禅。
一度目より姿勢と呼吸はすぐに整ったのですが、その分早くから雑念モクモク。
合掌して警策を頂戴します。
こちらの会では、参加者がお願いして、お坊様に両肩を二回ずつ叩いて頂き、
座禅の世界を進む手助けを頂くのです。

確かに叩かれることで、堅くなっていた肩の筋肉が緩み血が巡る感覚が生まれ、全身の筋肉が整います。
ただ正直、雑念は再度現れましたが。

後半もすぐに終了。
ああ龍になりたいと、お堂の襖絵を眺め、望む己になれぬ自分を、
諦めるのか、解放するのか分からぬような、
でもどこか素直になった気持ちにもなって、
雨脚が強まる京都の街にに出るのでした。





お陰様の下鴨神社へ

2018-05-12 12:01:10 | 旅行記
京都の交通機関に精通していないので、分かりやすい行動をとります。
東福寺駅~乗れるのはJRと京阪線。
そして今日勝ったツアーチケットには京阪・叡山電車内の1日乗車券が付いているので、出町柳へ参りました。



朱塗りの柱前に、『お陰祭り』と書いてあります。
葵祭の三日前、日をかけた儀式が始まるようです。
行列と舞の奉納が始まるのは三時過ぎのようなので、
お参り御朱印、そして糺ノ森を歩いていたら、さすがに朝四時半起きのお腹は、グーグー言ってます。



どうしても来たかった『生研会館』さんで、洋食を頂きます。

開店ジャストの12時に入った一番客になりました。
10席ほどのテーブルは基本が二人掛け、真ん中窓際に座らせてもらい、メニュー一番上にある、
サイトでもお勧めになっていた料理をお願いしました。



エビは太くて身がしっかり、それをカラッと揚げて、
またソースが魅惑的。

そしてハンバーグは外はしっかり香ばしく焼けて、中は柔らか。ドミグラスには魔力を感じました。

満腹になったらまた糺ノ森を、囀りを聞きながらのお散歩です。
いいな、京都は。
文化に自然に美味しい料理。


興福+東大の東福寺

2018-05-12 10:21:36 | 旅行記
鎌倉時代創建の東福寺は、
興福寺と東大寺の一文字ずつを得て、京都に一大仏寺を造ろうとした九条藤原家の思惑がある、
という歴史のお勉強を隅において、大伽藍とお庭をゆっくり歩きました。



駅から10分もかからず、
極上の好天に都にきた喜びを頂きます。



塔頭を廻る緑と、交差点に開いた空には飛行機雲の登龍。



三門、講堂、そして方丈へ。



方丈には四方の庭があります。





市松模様に北斗七星も。



お釈迦様の解脱への道を、少しでも感じることができたのでしょうか。


朝が来た、京都へ

2018-05-12 05:58:34 | 旅行記
今週は二人とも西に向かいます。



今年初めて見る朝焼け。
渋谷から新宿方面を眺める4時45分の空に、ドコモタワーのシルエットが浮かびます。

電車の本数も少ないこの時間帯は、大事を取って乗り換えを最低限にするため、地下鉄千代田線で二重橋前に行き、
丸の内を朝から駆けるスーツの若者とすれ違うのを唯一に、
ゆったりと少しひんやりした空気の中、歴史的駅舎を独り占めです。


四日目は金沢定番21世紀と昔物語

2018-05-03 12:11:26 | 旅行記
21世紀美術館は、いつか彼女と来たいと思っていた所です。
すごい券売の列は前売りチケぴで楽々乗り切り、
語り合う抽象アートをゆっくり目で分析したあと、
さあお目当て。



ワクワクの青い世界へ。
上から。



プールという展示です。
下から



1人では遊べません。
二回お互いに上と下を行き来して写真の撮りっこをしました。

他に市民展示というのもありまして、
なぜか『ストップひばりくん』で知る人も多いのでは?の江口寿史作品。



美少女の乱立です。



金沢とは特に関係ない江口さんの巡回展ですが、心は踊りました。
甘い気持ちで街歩き、次に向かったのも行ってみたかった定番のお店です。



金沢の都市を作った二本の川の内、女川と呼ばれる浅野川をわたってすぐ。
きっと、かつてはこういう商家が武士の街を囲んで軒を並べていたのだろうと想像させてくれる風情です。



『俵屋』さんは、麦芽糖だけを使った、壺にトロリとした具合で入った治郎飴が名物です。
入ろうとしたら、一人の男性から『試食が出きるのはここ、本店だけですよ』と声をかけられました。
市内観光するカップルを店の外で待つタクシーの運転手さんのようです。
柔らかな笑顔で、写真も撮りましょうかと言葉を継いでくれます。
金沢のみなさん、親切で行き届いています。
お言葉に甘えました。



店にはいると店員さんが、一組一組の客に、商品の内容を説明して、次郎飴を竹串に一巻きして手渡してくれます。
フワリと広がる自然の甘味は、口の中を温めてくれます。
あいにくの雨で冷えてきた体がホッとしてきました。
やはり、金沢の人は暖かい。

その後は、浅野川沿いをお散歩して、江戸末期に藩によってあつめられた東茶屋町をブラリ。



今は街並みを保存地区としつつ、
町屋利用の郷土菓子、小物や山中塗り、九谷焼のお店が並び、茶屋も何軒かは残っています。
見学をさせていただける家もありました。



六畳程の部屋に旦那が座り



襖を開けた控えの間で、芸妓さんが踊ったり三味を奏でたり。



遊びと粋の見栄が、小さな和室に特別な時間を作り上げていたのでしょう。
畳に一人胡座をかいて、少しは自分も粋がってみました。