炎天下、午後二時の府中陸上競技場に出かけました。
昨日、スパイクダッシュを久々にやったのに続き、
今日は五月六日の試合で跳んで依頼の砂場練習に臨みます。
踏切板やトンボの道具を出したり、メジャーを伸ばしたりするのも懐かしく、
甲子園球児のように砂を握って目を潤ませていた、とまでは言いませんし、
大体暑すぎて、準備だけで汗が滝のように流れるわ、
吐く息の二酸化炭素も濃度が急上昇するはで
なかなか練習が始まらなかったりして。
それらも含めて、二時間半。
ジョグ、ストレッチ。
芝生で腿上げ~ダッシュ×四本
流しを120メートル×二本
立幅跳び五本
立五段×五本
10メートル助走幅跳び五本
21メートル助走幅跳び五本
全助走幅跳び二本
ホッピング左右各五本
150メートル快調走一本
ストレッチ
中助走と全助走がどちらも5メートルジャスト程度の記録と言うところが、
微妙な今の体調を暗示する結果の練習でした。
流石に、久々に大きく伸縮した右足ハムストリングが、練習後はギュッと縮まってしまい、アイシングをしております。
さて、家路につくとしましょうか。
ハム肉離れはまだ続き、今日もスピードは出せそうにありません。
ならば。
冬トレのメニューを取り入れましょう。
皇居に出かけて、長い距離を走り込むことにしました。彼女と弟も一緒です。
時は11時30分、二日続きの真夏日の光は中天に輝きます。
一周目、半蔵門から走り出すと長い下り坂で快調です。三人そろって鼻歌交じり、しかし半周位すると汗は吹き出し、息も荒くなります。彼女はニコニコしながら、『一周でオーシマイ』とスタスタ、ランニングステーションに戻ります。
2周目、まだ本調子ではないと言う弟ですが、一気にペースアップするものですから私はアップアップ、顎があがって足上がらず。
しかも長い距離を夏に走るのも久しぶりで、給水をすっかり失念していました。
ほとんど水なしで炎天下に陰もない皇居を走ると、後悔が六キロでやって来るのを思い出しました。
そこからはゴールまでひたすら、早く着け、早く着けと念じるばかり、24分39秒もかかって2周目を終えると、もう足が震えて朦朧としていました。
それでも、長距離走のエネルギーを出し続ける感じは久々で、終われば爽快なのも思い出しました。

その後は、東京FM地下のジョグリスでシャワーを浴び、日比谷で昼がご飯、銀ブラお買い物をして、ノイハウスで濃いチョコレートドリンクを飲んでも後悔しない1日なのでありました。

5月6日の5種競技でハムを痛めて18日目。
土曜日の朝、代々木公園でまずはウォーキングで様子をみます。
ゆっくりと歩けば問題ないのですが、スピードアップの為にすこし地面をプッシュすると
途端にハムに違和感が現れます。
使ってなかったから伸縮性を失っていただけなのか、まだ切れているからなのか
よくわかりません。恐々と、違和感が最小限で止まるようにして、公園を2周。
様子が変わらないので、3周目はJOGにしました。
スピードは出さずに、ただただ空中に体をわずかな時間だけ置くようにする、という程度。
それでも違和感は倍増です。
1キロちょっとで、すでに筋肉の腫れがでてきたのですぐにストップして、軽い体操に移りました。
夕方にスポーツマッサージに行くと、すぐに運動したことがバレてしまいました。
本当は今日まで足を休ませるはずだったのです。
すいません、と小声になりつつ
太ももから膝裏、足首まで針をたくさん打ってもらい、最後は5センチキネシオを中臀筋から膝裏まで
長く伸ばして貼ってもらい、まずは安心です。
運動のOKも正式にもらいました。
日曜日、もう少し走ります。
1.2キロの周回をまずは3周ウォーク、走り始めるための助走だとおもって
我慢して歩きます。山なら屁とも思わない徒歩という動作が、
公園で35分続くと、すでに飽きてしまうのです。
4周目、ゆっくりJOG。
ただ、フォームは正しく取るように、足裏の接地位置も気にしながら
走ることを心がけました。
5周目は、息の上がらない最大スピードへ。キロ5分程度で限界が来て、
これで終わり。
あとはゆっくり足ふり、伸脚などで筋肉を伸ばして、ケアだけは怠らないようにと
自分に暗示をかけました。
帰宅後の練習もメモだけ。
土曜日は腹筋50、腹直筋100×左右、背筋220
日曜日は腹筋177、チューブ引き50
ゆっくりと、直して参ります。
日曜の午後一は数人の個人練習をやっているだけ、強い日差しに赤い走路ばかりが目立ちます。
走るも跳ぶも自由自在の様相ですが、もちろんそんな無茶はいたしません。ユックリユックリ、傷めたハムストリングスを極力使わないようにして、いつもの倍ほどジョグします。
体操にハードルを使ったストレッチもみっちりと、今日は何をやってもストレッチを挟んだので、練習時間の半分はストレッチをやっていました。
30分後、短距離に体の動かし方を20%持って行った、軽い軽いダッシュを、芝生の上でやってみます。
しかし、全く足の後ろ側を使うことが出来ません。突っ張る上に、痛い。スピードを落としてもまだ痛い。
これで、今日の短距離練習はもとより、走り幅跳びの練習もあきらめました。
みっちり補強です。
腹筋は220、背筋320、上腕の負荷運動30×左右、腕立て伏せ30やハードルまたぎ4台往復×四セット、カーフレイズや逆カーフレイズを50×2などなど。
痛みがでない範囲で、スクワットと軽いバウンディングにもやっておきました。
次の大会は来週の都民体育祭、間に合う気配も無いので、監督に謝らなければなりません。


身体を点検するために、多角的な観点から見る、言葉の五段活用。
肉離れ編。『にくる』、という業界用語の動詞で考察します。
(ら)「にくらない」、と思い込んで走って跳んでいました。
(り)でも、「にくりましたね」、とトレーナーさんの指摘。右ハムが縮んで、歪んで立って見えるようです。
(る)練習で違和感があったのに、大会当日、踏切板を強く蹴ったのが「にくる時」。
(れ)では、「にくれば」どうするかと言えば、休むが肝要と、これもまた10年に渡りメインテナンスをお願いしているトレーナーと、スラリと立ち姿美しい元体操選手に命じられ。
(ろ)「にくろう」とする馬鹿はいないけれど、これぐらいなら大丈夫という油断と不見識。
10日の休みが目処とか。
しばらく走れないのはもどかしいですが、腹筋、背筋、上腕筋など、出きるところを鍛えておくことにします。
舞台は八王子の上柚木陸上競技場です。
第24回東京マスターズ五種競技大会。男子が40名、女子が3名、私の属するM50クラスは4名のエントリーです。
2年に一度くらい参加しているこの大会は、走る跳ぶ投げるの冬トレ仕上がり具合を測るつもりで出場します。
今年は、いい結果を残せるはずでした。少なくとも1週間前までは。
①10時30分~ 走り幅跳び 5m16cm(追風0.5m)
アップの時点で違和感がありました。その元をたどれば、この1週間のトレーニングで日々くじきの連続で、
昨晩の前日スピードトレがハムに”ひび”を入れたようです。
助走練習の一本目で、踏切板に力を加えても、ほとんどプッシュできません。
なんとか頑張ってみましたが、この冬、身につけた踏切の足さばきを全く再現できぬまま、
5m16、ファール、ファールでありました。
ハムの傷を直して、もう一度出直しですね。
②11時40分~ やり投げ 26m48
走り幅跳びが終わるとすぐにやり投げの練習時間、というハードスケジュール。
でもそんなことより、随分研究を重ね、ターボジャブで好感触だったはずのヤリが、
まったく前に進みませんでした。クロスステップのリズムとスピードに気を使いすぎて、
やりを引いた時の腕が外に流れているのでは?というのが、5種仲間Tさんの見立て。
こんなはずでは・・・という無念は次の大会ではらさねば!
③12時40分~ 200m 26秒31(追風2.7m)
7コースの緩いカーブで走れるのが嬉しいほど、ハムは言うことを聞きません。
ただ、後ろに蹴ってパワーを稼ぐいつもの走法ができないので、
真下にプッシュを心がけ、なんとか走りきりました。
走る前は27秒台かもしれないと予想してましたから、走法次第でまだ
タイムを上げる方法はあるのかもしれないと、怪我の功名ともいえる成果。
④13時20分~ 円盤投げ 20m96cm
唯一食事をとれる時間帯の競技間が40分、バナナ一本だけですぐに競技開始。
ほぼ練習をやっていないだけに、開き直って立ち投げ3連発。
5種の中で唯一、いつもどおりの結果でした。
⑤15時~ 1500m 5分23秒65
もちろん5種の中でもっとも辛く、スタートラインに立つのが憂鬱な競技ですが、
一発かましてやろう、と掛けにでることができるのも魅力です。
中距離を得意とする人がいるかどうかは走り出すまでわかりません。
が、号砲一発ですぐに、誰も同走のグループ10人に「かます気」がある人がいないことは分かりました。
第一コーナーで横並びスタートをして、インコースを取り合うのが普通ですが、
今日は誰も前にでませんし、レーンを争う状態にもなりませんでした。
一人でさっさと前に出て、出力80%くらいのつもりで走った一周目が77秒。
調子に乗りすぎていました。3年ほど前、KAZさんと先頭争いをした一周目を思い出します。
あの時、2周目以降にタイムががっくり落ち、遠く置いていかれました。
今日ももちろん、2周目にはひどい計時が待っていました。
800m通過が2分47秒、つまりこの一周は90秒かかったことになります。13秒も落ちています。
ただ、それでもまだトップ、後ろに気配も感じません。
3周目、さらに落ちて1周93秒で4分20秒通過。後ろに足音が聞こえてきました。
そして1350mのところで、その足音が急に強くなり、気配が近づきます。
私もなけなしの力を振り絞りましたが、1400mでかわされ、背中を見たままのゴールとなりました。
結果 総合得点2695点 M50クラス1位
いつもながら5種を終えた爽快感と連帯感は清々しいもの。
ラグビーのノーサイドに近いのではないかと勝手に想像します。
ともに走り跳び投げた皆さん、ご苦労様。
炎天下とも言うべき好天に汗を流して運営をしてくれた競技役員の皆様、ありがとうございました。
ホームページで一般開放を確認してきたはずが、最寄りの小机駅からスタジアムに近づいて行くと、車が駐車場一杯に留まり、周囲をわさわさと人が歩いているのが見えます。

フリーマーケットでした。
競技場の開放は予定通り、もう11時を過ぎているのですき始めた頃だろうと中にはいるとさにあらず。
いくつの中学高校が来ているのか、10人単位のグループが、短距離、長距離、跳躍のどこにも並んでいて、クラブ活動花盛りです。
それでも大スタジアムはトラック外の余裕も大きいので、昨日のミニマム東京体育館に比べれば、人口密度ではそれほど圧迫感もありません。
彼女は外のランニングコースへ、ヒバリを追うようにして出かけていき、私はゆっくりアップをする事ができました。
ドリルや流し、やり投げのクロスステップ、走り幅跳びの足裁きなどもやって、砂場へGO。
高校生に挨拶をして、助走路にメジャーを一緒に張ったりして、二週間ぶりの走り幅跳びとなりました。
足合わせと、五段跳び、ホッピング各五本が終わって、さあ全助走と思った頃に、いい汗かいた彼女がご帰還、ビデオを撮ってくれました。
走り始め37,7メートルはバッチリ、マークは11,6メートルとこれも彼女が見切ってくれて、なかなか悪くない飛び出しと空中フォームも確認できました。
さて、あと初戦まで二週間、気持ちもアップしてきます。
練習後はお約束の横浜中華街、そしてシーバスに乗って遊んできました!


久しぶりの休日は、結構やることがあります。
朝ご飯は久しぶりにホットサンドを小倉で作るのは、やはり二人の休日だからでしょう。
すぐに出かけてやってきたのは千駄ヶ谷、ここの駅は背中に(どちらが?)新宿御苑、前にスポーツ施設が集まるので駅の表情が違います。
こちら、新宿御苑
こちら、戦うかお。
で、東京体育館の陸上競技場に参ります。
噂通りに都会の真ん中のグランドは、土曜日の課外授業が花ざかり。
いわゆる「かけっこ倶楽部」だと思われる、インストラクターに指導をうける小学生が、あちらのコーナー
こちらのストレートにうじゃうじゃ。さらに子供の数を上回るお父さんお母さんが、コース脇をふさぎます。
走りにくいなあ、とややふくれっ面気味にJOGしますが、指導を受ける子供たちのフォームがスムースで、
もともとのしなやかさも相まって、結構美しく見えます。
父兄が見ていくなる気持ちもなんとなくわかります。
JOGは500mくらいで諦め、場所をとらない体操とストレッチに時間をかけることにしました。
ハードルを使えるのも東京体育館のいいところですから、
足をかけては太ももと股関節を縦横無尽に曲げ伸ばし、
動きが良くなったところで、またいで歩いて、ちょっと跳んでと少しずつ動きを大きくします。
流しは120m×2本、子供と接触事故をおこさないように細心の注意を払います。
メインはスタブロを使った50スタートダッシュ。
でもうまくいきません。2週間のトレーニング不足で、筋肉の出力が落ちています。
最初の5歩は、よいしょ、と声が出そうなくらいで、体重を支えるのがやっとで
前へのジェット加速感が失われていました。
初戦の短距離は、5種競技の中の200mなので、スタートをあまり気にしないのが
救いではあります。
あとは、バウンディングを100m×2本で終了。
シャワーを浴びると、新宿でのスポーツマッサージまであと20分、
昼ごはんは諦めます。
午後は、マンションの理事会と、床屋の予約も入れてあるので
あちらこちらを行ったり来たりとなりまして、
夕飯の自宅お好み焼きパーティーへとなだれ込む、明日は区長・区議に投票する
統一地方選挙後半となる、土曜の夜を迎えるのでした。
昨日が走る日だったので、今日は飛ぶ日。ハードルもヨンパーの高さではありますが、初めて飛んで走ってみました。スタートから三台目までですが、ハードル間9メートルを三歩で行くには力が足りず、五歩だと有り余る感じが中途半端です。
それでも、ランニングとジャンプを両方出来るのが、こんなに楽しいとは思いませんでした。
股関節を前後左右と自在に使うのも、これまでに無い動きで新鮮で、良いトレーニングです。どうして今までやらなかったのか、と悔しい思いも少しだけ。今シーズンの後半にでもレースに出られるよう、練習を積んでみようと思います。
思いのほかハードルに時間がかかった間に、ピットから人がいなくなりました。
砂場独占。
今日は先週確定出来ずにモヤモヤしていた、全助走のスタート位置決めが目標です。
スピードに乗った助走が、踏切板に乗るまで続けられるようにしなければなりません。
まずは昨年の35メートルから始めると、詰まりすぎてグチャグチャになりました。しかも中間走でスピードが落ちていたにも関わらずです。
ならばと、37メートルに伸ばしていくと、踏切板には乗っても、最後の五歩が小刻走りのような感覚です。
最終的には37メートル70センチにマークを置いて、走り出し10歩を大きく強く踏み込み、中間六歩でフォームを立て直し、次の四歩は十分に股を上げ、ラスト二歩は、タターンと素早く足を裁きます。
10本くらい跳び続けて、最後の一本で助走がうまく行き、踏切がはまったのでありました。
とはいえ、飛び出した後の事までは考えて無かった私の体、といいましょうか私の頭。
着地は顔を打ちそうなほどの前屈みで、着地の足を伸ばすなんてことは全くできませんでした。
修行の道は遠く、シーズン開幕までにあと三回くらいは砂場で跳んで、良い走り幅跳びを身につけたいと思います。

市民桜祭りでホコ天です!


競技場に着いたのが11時過ぎたので、アップとハードルでのドリルが終わった頃には、砂場を独占できました。
立五段、ホッピング五段、短助走に中助走、そして全助走、幅跳び練習を全部やりました。
ただし、一つ大きな失敗があります。
中助走と全助走で距離が同じ、贔屓目にみて五センチ延びた程度。
疲れのためか、足のさばきが追いつかないのか。
ですので、競技会向けの助走距離を決めるまでには自信が持てないのです。
暫定、出だし33メートル80、マーク10メートル50センチ位かな。
あと、折角なのでスタブロも借りてダッシュを10本ほど、こちらはちょっと前進です。地面を押し切るスタートが覚えられたかも。
そんなわけで、宙を舞うほどには跳べず、砂まみれで終わった土曜の練習でした。
