日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

秋の一絞り

2017-09-16 11:54:38 | マスターズ陸上(オス)
秋の三連休は行楽日和と行きたいところですが、
台風18号が来ている事実に目を背けるわけには行きません。
ハイランドで二泊三日の1人おこもりトレーニングを目論んでいましたが、
一昨日には諦めて宿も特急券もキャンセルしました。



気を取り直して、初日の午前は渋谷シニアランナーズからのお誘いもあり、
織田フィールドで2時間半、
ダッシュにバトンに200にと、
かなり追い込んだ、エネルギーを凝縮した筋肉の動きの重ねる事が出来ました。


今年初マスターズは埼玉県上尾市です

2017-08-27 14:31:15 | マスターズ陸上(オス)
遅いスタートの今シーズン、などとゆっくり構えるのも限界でしょう。
今日が、2017年の初マスターズ競技会です。
エントリーしたのは走り幅跳びとやり投げ。
ランニングとジャンプを一緒にやると、体よりも気持ちがついて行かない感じがしたのです。

スケジュールも都合よく、
13時20分~走り幅跳び
15時20分~やり投げ

アップをやり直す必要もなく、
幅跳びが終わって小休憩を取れば、すぐにヤリの練習が始まります。

今は14時30分で、小休憩時間。
走り幅跳びは5メートル14センチでした。
6月の練習会以来、初めて砂場に向かうにしては、
まあまあかな、というか、五メートルを越して一安心、と言うのが正直な心持ちです。


泥縄ターボジャブ

2017-08-25 07:16:14 | マスターズ陸上(オス)
東に西に、駆け回り力を尽くしたわけではない、東奔西走の夏も終盤。
日曜日に埼玉は上尾の陸上競技会で走り幅跳びとともに、やり投げもエントリーしています。
今年の初マスターズ競技会で、初幅跳びに初やり投げ。
ことに投げ物は、小石すら握って形を大きく強く回すことすら無かったので、
早朝のラジオ体操が終わったばかりの代々木公園の芝生広場に出かけて、
ターボジャブを投げてみました。
いきなり全力で肩を回すムチャはせず、ゆっくりゆっくり、
錆び付いた関節に潤滑液が回るように、肩を回して参りました。



このターボジャブを買って九年、
まだ形を保っているほどにしか投擲練習をしていないことに気づきます。



そして、まだ夏の終わりにも、セミが地上を目指す朝なのでした。


2017年 デビュー戦

2017-07-30 18:13:30 | マスターズ陸上(オス)
今日は渋谷区の陸上競技会てす。
五月の東京マスターズと七月の関東マスターズを怪我でDNSしたので、今期開幕戦となりました。



五月の右ハム肉離れと七月の腰痛は癒えた!という事だけを証明出来たのが収穫でした。
100メートルは13秒17(向かい風0.3)でしたが、タイム云々より、後半、力のないアップアップした走り方になったのが、全ての現状を物語ります。スピードに体がついていきません。

ただ、それから三時間後に走ったリレーは楽しめました。
SSSという、渋谷シニアスプリンターの、これこそデビュー戦です。
春から重ねたアンダーハンドパスが滅法うまく決まり、どのゾーンでも減速することなく、50秒25。
目標の52秒切りを見事に達成しました。
まあ、アンカーの私が12秒台で走れていれば、50秒切りも可能だったのに、と考えると反省モードに入りますが、
とにかく四人がバトン練習をして、成果が出た!と言うことで、
喜びは大きなものとなりました。



次は八月末の埼玉マスターズ選手権。
走り幅跳びとやり投げです。



三段跳びは二年連続のDNS

2016-09-19 15:19:56 | マスターズ陸上(オス)

地道な1ヶ月のトレーニングを経て臨んだ全国マスターズ陸上競技大会in新潟ですが、
昨日の走り幅跳び一本目でまずまずのジャンプをした後、
どうも走れないと思っていたら、
夕方の100メートルを終えたところで動けなくなってました。
持病に近く、この二ヶ月は深刻だった右足首でも、
古傷のある左右ハムストリングでも、
直前の立ち仕事で昨年は急襲された腰痛でもなく、
爆心は左ふくらはぎ内側にありました。
歩き癖の悪さで外側は気にしていたことはあったのですが、まさか内側のふくらはぎが肉離れするとは。

大会本部が用意してくれたトレーナーに応急のメインテナンスをしてもらい、
ホテルに入ってからはご飯ももどかしくアイシングとストレッチ。
レース後はほとんど片足ジャンプで移動していたのが、今朝はどうにか歩けるまでに回復していました。

とにかくスタジアムに行って、体を動かしてから出欠の判断をする事に、とズルズル思考です。
わずかな望み、100分の1の奇跡。
しかし。
バスを降りて点滅を始めた信号に向かって駆けだしたときに、あらかた判断はつきました。
現実に目をそらし、ロッカールームに荷物を置き、広大なスタジアムならでは長い導線の果てにバックストレート外にある室内練習場まで移動します。
リュックを空きスペースに下ろし、歩き始めます。
速度を上げると早速現れる違和感。
さらに強く地面を押して、わずかながらに、体が浮く時間ができる移動スタイル、つまりランニングになると、着地で踵から脚付け根に電気が走り、蹴る時には痛み以前に力が入りません。
脾脹筋が働くのを拒否しています。
さすがに希望が無いことが頭にも体にも決定事項となりました。

三段跳び、二年連続のDNS。

来たばかりの道を、何人かの知り合いにDNSを伝えながら戻って、
新潟駅で帰りの新幹線を早めの席に変更しました。
そして少しだけ市内観光、そしてお昼に佐渡近辺で捕れた魚を握る『かね清』さんで一揃えを頂きました。


万代橋から信濃川を臨む


繁華街 古町の一角『かね清』



 


朱鷺ははばたくが、走り幅跳びで八位

2016-09-18 13:22:07 | マスターズ陸上(オス)
越後路に朱鷺が羽ばたくがごとく、マスターズ陸上も頑張ろうというのが、今年の新潟全国大会のスローガンです。

だから昨晩は潟鶏という地産素材の親子丼を頂きました。







そして今日の昼は、スタジアムで見つけたお弁当。



鮭とイクラの親子丼。
大海から回帰する力強さを味で表現したわけでもないでしょうが、身はタップリ。

食べてばかりの新潟リポートですが、シャケを食べる前に
M50の走り幅跳びが終わりました。
なんとか決勝には進ませてもらえましたが、
力んだ決勝はファール。
5メートル24で八位でした。

新潟の白鳥競技場で全日本マスターズ陸上を走ります

2016-09-17 18:48:40 | マスターズ陸上(オス)
年に一度のお楽しみが明日始まります。
今年の全日本マスターズ陸上競技大会は、新潟のデンカビックスワンスタジアムでの開催です。



白鳥が冬を越すためにやってくる鳥谷野潟に隣接します。詳しく調べてはいませんが、平らな周囲の地形を見れば、
きっと競技場のある広大なスポーツ公園全体が、
湿地を埋めて造成した場所的なのでしょう。

十分なスペースと、J1チームの本拠地だけに、スタジアムに一歩はいると、
見事な芝生に歓声が聞こえてきそうな観客席の並びだけでも圧倒されます。



駅で待ち合わせ、美味しいコシヒカリのご飯が特筆すべきな昼の鮭西京焼き定食をご一緒した、
東京マスターズのY下先輩と、練習仲間のM45走り幅跳びメダル候補のS田さんと共に、
競技場探検です。

キョロキョロする私に対して、メダル候補のお二人はほとんど三歩歩くごとに全国のアスリート仲間と旧交を温めていらっしゃいます。
顔の売れ方が違うのです。

それでもその余韻を頂いて、
全国大会に来たのだと実感は深まり、テンションも上がりました。
補助競技場がハンマー投げで使用中なので、練習は屋内で。
しかしこれがまた広いし、ちゃんとアップ係員が配置されているので、
混乱もなく思った通りの準備が出来ました。
アキレス腱の痛みもほとんどなくなり、伸縮が悪いのを除けば、言い訳するところも無い感じです。

一時間程で切り上げて、
降り出した雨の中を、出口で一緒になった、私の同世代ジャンパーで、
私が知る限り七年以上は優勝を続けるN澤さんも含めた4人でタクシーに乗り込み新潟駅へ。
私だけは駅を乗り越して、
ある日本海に面した県ならではのお菓子を扱っているお店に出かけました。



海をはさんだ向こうの大地で転がる、
重ね重ねの不思議人形をモチーフに、といったお菓子が何かはふつう知らないものですが、
なぜかここを行くべき地と定めた彼女の知識によって、
私はそのお菓子を買うのでありました。
中は後ほど!





雨が降らずに

2016-09-11 15:53:51 | マスターズ陸上(オス)
予報の通りに雨雲が発生しなかったのでしょう。
午後には降水確率60%も当たらず、
浦和駒場で東京マスターズの皆さんと、新潟マスターズ前、最後の練習会となりました。
昨日軽く競技場で走れることを確認したので、今日は走り幅跳びにもアキレス腱が耐えるのか?の確認日でありました。

時間がないなりに考える

2016-09-10 11:09:09 | マスターズ陸上(オス)
アキレス腱炎に悩んで3ヶ月、諦めて1か月。
新潟全国大会前の完治、ということですが。
昨年は治ると信じ込み、
完治しなくても当日だけは体が動くに違いないと念じて、まるでデフレスパイラルのように痛みが腰やハムにも広がったので、
今年は別の手を考えました。

硬いトラックでの練習や、フルパワーの跳躍はやらない。
一方、体のバーツは丹念かつ頻繁に鍛えておく。
ケアを一定量一定時間以上に習慣化する。
というわけで、夏の旅行を挟んでこの1ヶ月は、二十年ぶりにジムの会員になりらほぼ毎日通って、すっかりトレーナーとも顔見知りになりながら、
朝は血圧測定と五分の有酸素バイクに朝ドラ分のストレッチに始まり、
背筋、腹筋、胸筋、大腿四頭筋、三頭筋あたりを引き締める程度にウェイトマシーンと戯れて出勤。
夜は流石に毎日とはいかないながら、コアファンクショナルというフィットネスBRAFTの提案する、インナーマッスルスタジオレッスンには毎週駆けつけ、
時にはトレッドミルをフル回転させて、走る足の動きを忘れないように努めました。

で、本日二週間ぶりの土曜休日。
彼女は富士見る都留の地へ、五千分の一地図片手に破線の道を仲間と歩くというので6時前に起き出し、
炊事洗濯アイロンゴミだし家事の週末四点セットを済ませて、
久々の競技場トレーニングに臨んだのでありました。



意味づけを文章にするとえらく大層になるので書いてる方は面白いのですが、
それよりも、一ヶ月ぶりに立つ四百メートルトラックは
とにかく広く、走ると堅く、鍛えたはずの脚の筋肉は軽く跳ね返され、
レスポンスはどんどん遅れることに焦りを覚えたりして。
でも、ここで『コナクソ』という生来に身についた意志喚起の言葉を念じれば、
アキレス腱への負担は必定です。
焦らず焦らず、と気持ちの火消しをして、せっかく身についたストレッチの習慣をグランドでも実行し、
これも久しぶりの腿上げドリルなどに小気味良さを感じたりしながら、
いよいよコースに入り、 
ようやく短距離走の練習に入ることができました。

流しは大きく、スピードとパワーを上げながら、
脚はどこまであがり、腕はしっかり引けるのか、
確認確認。
とはいえ、70メートル過ぎると筋力が持たず、息を入れ直して体幹を立てるのがやっとになって、意識は飛びます。
二本目三本目と、チェックポイントを変えながら、
まあ体の動きは一ヶ月前より、悪くなって無いことと、
アキレス腱の違和感は消えないけれど、
なんとか百メートルを支え続けてくれることは分かりました。

この必要最低限をキープしたことを感謝して、
一週間後の新潟では、イメージに違いパフォーマンスをすべく、残りの日々を丁寧に過ごそうと誓う秋の空、でした。



以上、八王子は上柚木陸上競技場からでした。
今から踵を返して、家も通りすぎ、有楽町朝日ホールに向かいます。





クララはアルプス、私は上尾

2016-08-21 13:34:26 | マスターズ陸上(オス)
クララが車椅子から立ち上がったのは、都会から緑豊かなアルプスの牧草地に来たからなのは有名な話。
で、走るフサオマキが、アキレス腱炎症に悩まされ、先月の千葉マスターズをDNSにしたのを始め、一ヶ月以上トラックで走れずにいたことは、彼女くらいしか知らないクローズな話です。

本日8月21日は埼玉マスターズ選手権が上尾陸上競技場での開催で、恐る恐る出かけました。
ホントは昨日浦和駒場で足馴らし位はしておこうと計画はメモ帳にも書いていたのですが、朝からの大雨と雷に、穴蔵籠もりをしてしまいました。
つまり、一発勝負です。
上尾に来たけどフサオマキが走れずではクララに申し訳が立ちません。
普段より少し早めに着いて、競技場外周のジョギングコースをウォーキングから始め、ゆっくりジョグに入って二周。
アキレス腱は、板のように堅かったのが、かむ前のガム位にはなりますが、まだバネには程遠く、やれやれと思いながら、補助競技場に向かい芝生の上でゆっくりゆっくりストレッチをかけます。アキレス腱はもちろんですが、上半身の肩や腕、肩甲骨、骨盤周りに太もも前面後面、そして
脹ら脛や前頸骨筋まで、
最近トレーナーやヨガ系のインストラクターに習ってることを総動員して、
祈る気持ちで筋肉が広く動くように伸ばしていきます。

そして芝生で軽い流し、
さらに一コースだけタータンが張られた走路をダッシュ一本、うーん60パーセントだが、まあ何とかなりそうです。

競技場では、いつもの東京マスターズ仲間や、ワルさん、M本さんともご挨拶して、
午前中には、エントリーしていたM50の走り幅跳びと100メートルを終えたのでした。

という、上記五行の行間でお察し下さい。
クララを愛するフサオマキは立ちましたが、まだ歩け(走れ)ません。
置くような足運びでアキレス腱の伸縮を使わないと、こんな格好で足を回すんだという事が良く分かりました。
一方で、この一ヶ月に取り組んだweightとコアトレーニングは、体全体のバランスの良さをもたらしてくれています。

全国大会まで四週間、
今日の100メートル12秒82がバネの力を取り戻して12秒50に近づけば、走り幅跳び5メートル31センチも、決勝に残れるくらいまでは上げることもできるでしょう。
筋肉作りを続け、絞り込んだトラックトレーニングでアキレス腱の動きを広げながら、
最大限のケアで体が歪まないように注意して参ります。