4月20日より暦の上での二十四節気の1つ、「穀雨(こくう)」となっています。
穀雨とは、「田んぼや畑の準備が整い、それに合わせるように、
柔らかな春の雨が降る頃」(『こよみのページ』による)なのだそうです。
ということは、今日のような冷たい雨は、穀雨という感じではない・・・、
田や畑、そこの作物たちも縮み上がってしまいそうな、そう酷雨・・・という感じです。
そんな冷たい雨に濡れた 今日の考古博物館の正面玄関です。
ふと淡い赤白の花が目に入ってきました。
ハナミズキです。
こちらは、白いハナミズキ。
雨に濡れそぼって、少し寂しげです。
こちらは、ピンクのハナミズキです。
木全体に、花の数が少なめ。天候不順のためかなぁ・・・。
ピンクも冷たい雨に濡れそぼり、ちょっぴり震えているみたいです。
あっ、そうそう、これまでハナミズキの「花」としてきましたが、
実は「花」ではなく「総苞」というものだそうです。
花は、真ん中の黄緑色してるぶつぶつしたやつです。
(撮影:2010.4.22)