風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

桜研究4・・・オオヤマザクラ

2010年04月09日 | 草や木そして花・実


 オオヤマザクラです、たぶん。
たぶんというのは、この木の幹にネームプレートがついていて、
そこには単に「ヤマザクラ」とあります。



 でも、ご覧いただいておわかりのように、ヤマザクラにしては、やけに花色がピンクです。
いつもの図鑑『原色樹木大圖鑑』(北館 1985)によれば、ヤマザクラは「淡紅白色」
対して、こちらのオオヤマザクラは、淡紅色とされています。



 ともかく、きれいな横顔も見てください。



 そして裏側からも・・・。
オオヤマザクラは、花の径が3~4cmで、ヤマザクラの3~3.5cmよりやや大きめ。
だから「オオ」がつくのでしょうね。



 ソメイヨシノなどに比べると おとなしめだけど、よく見ると 華やかな存在。
そんなオオヤマザクラです。
考古博物館を出て、あるいて2~3分。岩清水遺跡の復元低墳墓のすぐ南側にあります。

(撮影:2010.4.9)
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