カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

【インド風カレー】印度屋(長野・伊那)

2009年10月16日 21時07分54秒 | カレー専門店







長野は伊那への出張の折、ランチで立ち寄ったカレー屋さんです。
南信州・飯田の『麓のカレー大原屋』同様、美しい山々と豊かな自然に囲まれた絶好のロケーションにあるお店。
『麓のカレー大原屋』のカレーがとても美味しかっただけに、どんなカレーを食べさせてくれるのか楽しみです。

お店に入ったのは12:30過ぎ。通常ならばそれなりに混み合う時間帯ですが、やや辺鄙な場所にあるためか(失礼!)、店内には2組の先客のみ。その店内ですが、大きな窓による採光豊かな開放感があり、シンプルに空間としての居心地の良さを感じさせてくれます。この辺りも『麓のカレー大原屋』に通ずるものを感じますね。店内には手作りによる食器の販売コーナーも併設されていて、「食を愉しむ」ことへの強いこだわりを感じさせてくれます。

ランチメニューですが、意外にもかなり豊富です。日替わりカレーを筆頭に、チキンカレー、ナスとひき肉カレー、シーフードのグリーンカレー、カツカレーなどのほか、定食類やパスタセットなどもあります。カレーの種類が多いのでかなり迷いましたが、初の訪店ということで、カレーの他に一品おかずが付く「日替わりカレー」を頼むことに。ちなみにこの日の日替わりカレーは、数種のスパイスを配合した「ブレンドカレー」。おかずは牡蠣フライと蒸し鶏のいずれかが選べるようになっていて、前者の牡蠣フライを選びました。

同行の仕事仲間たちとのおしゃべりに高じていると、程なくしてカレーとおかずが到着。おお、思った以上に牡蠣フライはボリュームがありますね。これにご飯と味噌汁を付ければ、そのまま牡蠣フライ定食として出せそうなほど(笑)。もっとこじんまりとしたものを想像していただけに、これは嬉しい誤算ですね。カレーの方もスパイスの粒々が目視ではっきり確認できる、“いかにも”なルックス。ちなみに辛さは「ノーマル」「中辛」「大辛」「激辛」の4段階からチョイス可能だったので、もちろん「激辛」を選ばせてもらいました。

そのカレーですが、見た目に違わずいい意味でスパイスのザラつきを感じる刺激的なテイストです。激辛にしてもらったことで辛さもほどよく、食べて2~3分でうっすらと身体が汗ばんでくるほど。寝不足気味の頭には、強烈なパンチを与えてくれるこの薬効感が実に嬉しいです(笑)。サラサラとしたタイプのカレーなのでライスとの相性も悪くありませんし、おかずの牡蠣フライをちょいと浸して食べるなんて裏技的な食べ方もできてしまう。ナンも選べるとのことでしたが、個人的にはこのカレー、ライスと組み合わせた方が存分に持ち味を発揮できると思うのですがいかがでしょう。

ということで夢中で食べ食べ、あっという間の完食です。旨い空気と豊かな自然の中で食べるカレーということで、評価も3割増。なかなかに美味しかったです。ごちそうさまでした。


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