The Black Crowes(ブラック・クロウズ)の7年ぶりのスタジオ・アルバム 『Warpaint』。
ChrisとRichのRobinson兄弟が新たに設立したレーベル、Silver Arrow Recordsから先月リリースされた。
オフィシャル・サイトやマイスペで、リリースに先駆けてM-1 「Goodbye Daughters of the Revolution」 を聴くことができ、そのいい意味で変わらないCrowesサウンドにぞくぞくした。
イントロから五感に触れるグルーヴ、Aメロのコード進行、ブリッジのキャッチーな展開。間奏ではRichのスライド・ギターがうなり、全体を支えるSteveのドラミングは、相変わらず力強い。そして、ChrisのVo.はとても伸びが良く、円熟さを増している。
大好きな彼らの2ndアルバム、『The Southern Harmony and Musical Companion』 の頃(あぁ、もう16年も経ったのだ・・・)のCrowesを彷彿させる。
一変してM-2 「Walk Believer Walk」 で、土臭いブルーズをとどろかせたかと思うと、M-3 「Oh Josephine」 ではソウルフルなバラードを聴かせ、スティール・ギターとオルガンの音色が、もの哀しさを感じさせる。
Crowesならではのグルーヴが、隠し味のように利いているM-4 「Evergreen」。
M-6 「Locust Street」 のメロディは、とても美しく、Chrisのハーモニカが間奏で炸裂するM-7 「Movin' on Down the Line」 は、サイケな出だしからブルーズ・ロックに展開して行くのがカッコいい。
Crowesは、ChrisのカリズマティックなVo.もさることながら、Richのギターも完全無欠で、それが最もよく現れているのが、M-8 「Wounded Bird」。
その後もブルージーなロックが続き、珍しくRichのバッキングVo.がよく聴こえるM-11 「Whoa Mule」 で穏やかに終わる。
プロデューサーのPaul Stacey(ポール・ステイシー)は、Chrisのソロ・ツアーでギターを弾いていた人で、90年代にブリット・ポップ・バンドThe Lemmon Treesで活躍していた人だ。
アルバムのリリース直後に、本国USでこのアルバムの曲を全曲丸々演奏するというツアーを行い、チケットは即完売。
その後オーストラリアを廻り、ロンドンとアムステルダムでライヴを行なった後、再びUSを廻り、今年12月まで目一杯ロードに明け暮れる。
ロンドン公演に行った友達は、“元気なCrowesが帰ってきた!” と興奮気味に語り、ライヴの一部を納めたDVDを送ってくれた。
MarcとEddieが抜けたのは残念だったが、新メンバー2人もすっかりバンドに溶け込んでいるようで、Richのギターがうなり、ChrisのVo.は本当に伸び伸びしていた。
もう彼らは進化しないと言う人もいるが、マニア受けでもいい、我が道を行く彼らに終着点はないのだ。
コンサートもアルバム聴いた後の期待裏切らず
最初から、すごく飛ばして、超元気だった。
それでね、Oh Josephine なんですが・・
この曲、すご~く好き。
なんかものすご~く昔から知っているような気がするの。
元気なのCrowesが好きといいながら
この曲はかなりお気に入りです。
凄く楽しかったライヴって、後々も思い出してはニンマリしたりして浸れるよね~。
私も「Oh Josephine」大好き♪ 郷愁漂うというか、懐かしい感じがする。
私は「She Talks to Angels」を思い出したよ。
またロンドンでライヴがあって、私の予定と合えば飛んで行くわ!
ご無沙汰しております。
この新作の感想は
「納得」そして「満足」。
とにかく聴いています(笑)。
お久しぶりです。お元気でしたか?
忘れずに覗いて下さって、ありがとうございます。
Crowesの本作は、期待以上に楽しませてくれています♪
仰るとおり、納得の行く作品です。
新しいバンドをスタートされたんですね。
早速ブログを拝見しました。頑張って下さい!
今は前ほどに更新してませんが、変わらずヨロシクです。