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中欧の旅 ~チェコ、プラハ編 Pt.1~

2008-11-22 | travelog


今回の旅の行き先は、3月に行ったローマからの帰りの飛行機の中で決めていた。
機内誌の世界地図を見ながら、次はどこに行こう・・・と漠然と考えていた時、プラハの情景が頭に浮かんできた。
お正月に観た 『のだめカンタービレ in ヨーロッパ』 も、気持ちを掻き立たせた理由のひとつかも知れない。
そして、それから今回の旅計画は始まった。今回ガイドブックは買わず、いろんな本を読んで歴史を勉強し、インターネットで情報収集して地図や交通機関の路線図をダウンロードし、オリジナルノートを作った。そして、世界にひとつだけのガイドブックが出来上がった。

★10月27日 : プラハ(Praha)
飛行機は、ネットで大好きなルフトハンザ航空を予約。乗継のフランクフルトまでは、共同運航便のANAだった。
ANAの国際線は快適。オンデマンドで映画やドラマ、ゲームが楽しめる。早速 『Sex and The City』 を観た。美味しい機内食を完食したせいで、苦しいくらいにお腹もいっぱい。満足満足(笑)。
ところが、気流のせいで離陸が30分遅れ、乗継の時間が1時間しかないので、不安になった私は、CAに相談。
でも、「多分、現地で係員が待っていると思うのですが・・・。もし居なかったら、ゲートを確認して行って下さい。すみません、ハッキリ申し上げられなくて・・・」 と何とも中途半端な答え。
ただ乗り継ぐだけならいいのだが、フランクフルトで入国審査がある。少し不安な気持ちが消えないまま約11時間のフライトを終え、フランクフルトに到着。
でも、ゲートを出たところに “Prahaプラハ” と書いた紙を持った係員が立っていて、他にもプラハに行く3人の方たちと一緒に、入国審査も優先で通過。無事、乗継便に搭乗することができた。
プラハまで約1時間、定刻どおり18:40に到着し、5日間のフリーパスを買って(予定していた7日券はなかった)119番のバスで地下鉄Dejvická(ディヴィツカー)駅まで移動した。
 プラハ・ルズィニエ国際空港到着ロビー
 プラハ・ルズィニエ国際空港
 地下鉄Dejvická駅

プラハの地下鉄は、ABCの3線。Dejvická駅はA線の終点で、そこからホテルのあるMuzeum(ムゼウム)駅まで5駅。(あとで、ホテルの案内にあるMuzeum駅より、Můstek(ムーステク)駅の方が断然近かったことが判明) 地下鉄はとても綺麗で、赤い手すりのせいか、少し派手な感じがした。
地下鉄駅のエスカレーターが恐ろしく速いというネットでの情報が多かったので、“どんだけ~?” と思って少し期待していたが、そんなに驚くほど速くはなかった。
確かに日本と比べると速いが、逆に私は早く着くので、このくらいが丁度いいなと思った。
 プラハの地下鉄車内
 地下鉄Muzeum駅
 Muzeum駅のエスカレーター

外に出ると、目の前に国立博物館が!


ネットで予約したヴァーツラフ広場沿いにある老舗ホテル、アール・ヌーヴォー建築のGrand Hotel Evropa(エヴロパ)が、プラハでの宿泊先。
バス・トイレ共同で1泊1200CZK(チェココルナ)が現金払いで20%オフだったので、5泊で約24.000円弱(安い!円高に感謝!)。現金は、空港のレートは悪いと言われているので、予め日本で三井住友銀行の外貨宅配で両替していた。
フロントのおじさんに優しく迎えられ、無事にチェック・インを済ませ、部屋へと向かう。
1889年創業というだけあって、かなりの年期が入った造りは、とても趣きがあった。部屋はそこそこ広くて綺麗で、共同のバス・トイレも綺麗で広かった。
ホテルの1階にあるカフェは、『のだめ~』 のロケに使われたカフェ。滞在中に行ってみよう・・・。(ちなみに、ロケに使われたからこのホテルにしたのではない)
 別の日の昼間に撮ったGrand Hotel Evropa
 ホテルの階段
 客室前の廊下
 泊った部屋

ひと息付いたあと、夜の街に繰り出した。寒いかな・・・と思っていたが、11℃くらいの丁度今の東京の気候くらいで、マフラーもいらなかった。
オレンジ色の街灯が灯る石畳の道を歩いて、旧市街からカレル橋まで歩いて行った。土地勘を掴むために歩いたが、十分徒歩で行けた。
観光シーズンのピークは過ぎていたが、夜8時過ぎでもメイン・ストリートは結構たくさんの観光客で賑わっていた。でも、一本路地を入ると誰も居なかったり・・・。


カレル橋のたもとにある、スメタナ博物館前から見たプラハ城の夜景は、それはそれはとても綺麗で、ヴルタヴァ河に反射するカレル橋の灯りが煌いていた。
カレル橋の旧市街橋塔の横にある、アッシジの聖フランチェスコ教会で行なわれていた教会コンサートが丁度終ったところだったので、中を見学。
教会はどこを訪れても、その豪華絢爛さにため息が出る。そして、いつも神聖な気持ちにさせてくれる。
 ヴルタヴァ河越しのプラハ城とカレル橋
 カレル橋旧市街橋塔
 アッシジの聖フランチェスコ教会主祭壇の一部

そのあと旧市街広場まで行き、夜空にそびえるティーン聖母教会(タイトル写真)を眺めると、改めて “プラハに来たぞ!” という気持ちが高ぶった。
旧市庁舎の天文時計などを見たあとホテルに戻り、プラハ一日目を終えた。


★1CZK(チェココルナ)=5円で計算。


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