ドラゴンボールの登場人物の名前は、野菜や食べ物、呪文などに基づいています。
サイヤ人は野菜系、とりわけカカロットの家系は根菜です。魔人ブゥはシンデレラのビビデバビデブー、ブルマの家族は下着
です(笑)。
先日、友人と『幻影』
の登場人物は天体望遠鏡メーカー、という話をしていました。
さくら(ルミ)は高橋製作所です。私が最も信頼しているメーカーです。16センチ反射赤道儀などをかつて所有していました。その他、五藤光学、西村製作所、日野金属(現ミザール)などから名前を借りました。
今は日本の天体望遠鏡メーカーは、一般アマチュア向けでは、ほぼタカハシ、ビクセンに絞られた感があります。私が30代のころまでは、多くの天体望遠鏡メーカーがあったのですけど
。ビクセンは入門用からベテラン用まで幅広く、タカハシはハイアマチュア向けと棲み分けができているようです。
ケンコーやミザールにも頑張ってもらいたいと思います。ペンタックスが天体望遠鏡から撤退したのは残念です。ニコンが最近、アイピース(接眼鏡)を販売しました。またかつてのような高性能な望遠鏡を作ってくれればと思います。『幻影』206ページ~に、ニコンの望遠鏡にまつわるエピソードを加えておきました。
私はタカハシと共に、ミザール望遠鏡も愛用していました。光学性能はすばらしいものでした。今は友人の子供さんなどに譲ってしまいましたが。
美奈の恋人の三浦はスリービーチという、かつての専門メーカーがヒントになっています。今は医療機器メーカーに転進しているそうですが、現在も一眼レフカメラ用に超望遠レンズを作っています。
スリービーチさんには、中学、高校時代はよくお世話になりました
。小遣いが少なく、高い望遠鏡を買えなかったので、安いスリービーチやダウエル製の望遠鏡やパーツを使っていました。スリコールスーパーオルソシリーズのアイピースは、値段が安い割には、よく見えました。
大学時代、ペンタックスのMXという小型の一眼レフを買いました。付属の50mm標準レンズ以外は、スリービーチのレンズ、35mm、135mm、200mmの単焦点レンズを使っていました。ペンタックスの純正レンズよりはるかに安いけど、普通に写りました(笑)。今はカメラマニアの友人に譲りましたが、マニアックな製品で、非常に珍しがっています
。
今は天文から離れていますが、将来経済的に余裕ができれば、また高橋製作所の望遠鏡を購入し、天体写真を写してみたい
と思っています。宇宙論の本などを読むのも大好きです。量子力学など、難しくてよくわからないのですが(涙)。