売れない作家 高村裕樹の部屋

まだ駆け出しの作家ですが、作品の情報や、内容に関連する写真(作品の舞台)など、掲載していきたいと思います

完成 !!

2011-12-30 18:20:13 | 日記
 年内完成を目指していた『幻影2 荒原の墓標』、完成しました

 ラストを少し変更しました。枚数としては、原稿用紙換算で、580枚になりました。

 最後の舞台は、鈴鹿山脈の藤原岳にしました。今までの作品も山が舞台になっていますが、今回は静岡市の賤機山、長野県の南木曽岳、そして藤原岳などを設定しました。

 ただ、ラストの藤原岳は夜間なので、あまり景色など細かい描写はありません。

 これからはしばらく推敲し、もう少し完成度を高めたいと思っています


どんでん返し?

2011-12-24 12:11:08 | 日記
 『幻影2 荒原の墓標』エピローグを残して完成!!
のはずでしたが、書いていて、突然最後を変更することにしました。

 もう少し続きます。最初の予定では原稿用紙換算500枚ちょっとでした。私は最後を変更することはよくあります。おおよその骨組みは考えますが、あまり厳密なプロットは用意せず、書きながら案を練っていく、という執筆スタイルのせいもあります。

 『幻影』では真犯人を変更してしまいました。『ミッキ』は最終章のカルト教団のことは、最初は予定していませんでした。学生寮という特殊な環境で、大きくなったジョンを飼うのがむずかしくなり、ジョンをどうするのか、というペット問題を扱うつもりでしたが、それではジョンがかわいそうになり、変更しました。そのことは「あとがき」にも触れました。

 新しく考案したラストに向け、執筆を進めます。いい作品にできるよう、頑張ります

居酒屋で

2011-12-19 17:49:35 | 日記
 私はふだんは全くアルコールを飲みません。

 先日、久しぶりに以前の職場の同僚に会い、安い居酒屋に行きました

 あまりアルコールには強くないので、果汁入りのチューハイ1杯でかなりいい気分になりました。

 そのとき、私の本のことが話題になりました。その人は私の本を、仕事の関係の人に紹介してくれ、とても感謝しています。私にもがんばれよと励ましてくれました。

 『幻影2 荒原の墓標』もかなり進んできました。原稿用紙換算で450枚を超え、これからいよいよクライマックスです。

 私が付き合っている女性に、先日書けたところまで印刷して送ったら、完成を楽しみにしています、と言ってくれました。彼女は岡山の方の人で、長距離恋愛です。ときどき愛車のパッソで名神、中国、山陽自動車道を飛ばして会いに行きます。居酒屋で、友人に彼女とまだ一緒にならんのか、とせかされました。

 1000ccのパッソで高速道路を長距離走るのは、ちょっときつく、もう少し大きな車を欲しいのですが、贅沢は言えません。燃費もいいですし。パワーが小さいので、ついついふかしすぎますが、省エネ運転をすれば、ガソリン1リットルで、14~16km走ります。高速道路では、20km以上行きます。

 『幻影2』で、南木曽町の妻籠や大平街道の描写をしたので、一度実際に見てきたいと思います。以前に行ったことがあり、だいたいはわかるのですが。
 


病院で

2011-12-13 21:34:49 | 日記
 昨日、病院に行きました。病院の先生が、私の本を読んでくれ、「春日井市の自然ばかりではなく、名古屋市の東区や北区のことが描かれていますが、私の実家もそっちの方で、懐かしく思いました」と言いました。

 話をしていると、私が中学生まで住んでいたところの近くだったそうです。私もびっくりしました。

 その先生は、以前、弥勒山など県境の山が舞台になっているので、私もその山を歩いてみた、とも言ってくれました。そのようなことを言ってくれると、嬉しくなります

 私は先週、ひどい風邪で熱を出してしまい、しばらく山歩きをしていないので、よくなったら近くの山に行ってみたいと思います。

 『幻影2 荒原の墓標』で、今度は長野県の南木曽岳を舞台にしました。以前はよく登りましたが、11年前に交通事故で膝を傷めてから、一度も登っていません。

 南木曽岳は何度も登っているので、記憶だけでも書くことができます。でも、暖かくなったら、久しぶりに登ってみたいと思っています。やはり取材するのが一番です。山頂付近からの中央アルプスの眺めは圧巻です。
 

名前

2011-12-07 14:32:38 | 日記
 ドラゴンボールの登場人物の名前は、野菜や食べ物、呪文などに基づいています。

 サイヤ人は野菜系、とりわけカカロットの家系は根菜です。魔人ブゥはシンデレラのビビデバビデブー、ブルマの家族は下着です(笑)。

 先日、友人と『幻影』の登場人物は天体望遠鏡メーカー、という話をしていました。

 さくら(ルミ)は高橋製作所です。私が最も信頼しているメーカーです。16センチ反射赤道儀などをかつて所有していました。その他、五藤光学、西村製作所、日野金属(現ミザール)などから名前を借りました。

 今は日本の天体望遠鏡メーカーは、一般アマチュア向けでは、ほぼタカハシ、ビクセンに絞られた感があります。私が30代のころまでは、多くの天体望遠鏡メーカーがあったのですけど。ビクセンは入門用からベテラン用まで幅広く、タカハシはハイアマチュア向けと棲み分けができているようです。

 ケンコーやミザールにも頑張ってもらいたいと思います。ペンタックスが天体望遠鏡から撤退したのは残念です。ニコンが最近、アイピース(接眼鏡)を販売しました。またかつてのような高性能な望遠鏡を作ってくれればと思います。『幻影』206ページ~に、ニコンの望遠鏡にまつわるエピソードを加えておきました。

 私はタカハシと共に、ミザール望遠鏡も愛用していました。光学性能はすばらしいものでした。今は友人の子供さんなどに譲ってしまいましたが。

 美奈の恋人の三浦はスリービーチという、かつての専門メーカーがヒントになっています。今は医療機器メーカーに転進しているそうですが、現在も一眼レフカメラ用に超望遠レンズを作っています。

 スリービーチさんには、中学、高校時代はよくお世話になりました。小遣いが少なく、高い望遠鏡を買えなかったので、安いスリービーチやダウエル製の望遠鏡やパーツを使っていました。スリコールスーパーオルソシリーズのアイピースは、値段が安い割には、よく見えました。

 大学時代、ペンタックスのMXという小型の一眼レフを買いました。付属の50mm標準レンズ以外は、スリービーチのレンズ、35mm、135mm、200mmの単焦点レンズを使っていました。ペンタックスの純正レンズよりはるかに安いけど、普通に写りました(笑)。今はカメラマニアの友人に譲りましたが、マニアックな製品で、非常に珍しがっています

 今は天文から離れていますが、将来経済的に余裕ができれば、また高橋製作所の望遠鏡を購入し、天体写真を写してみたいと思っています。宇宙論の本などを読むのも大好きです。量子力学など、難しくてよくわからないのですが(涙)。