売れない作家 高村裕樹の部屋

まだ駆け出しの作家ですが、作品の情報や、内容に関連する写真(作品の舞台)など、掲載していきたいと思います

台風15号

2011-09-28 11:24:14 | 日記
 先の台風で被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。

 台風15号に関しては、私が住む春日井市や名古屋市も大きな被害を受けました。

 名古屋市は庄内川が一部で決壊し、天白川流域と合わせ、名古屋市の人口の半分近い、100万人以上に避難勧告、避難指示が出ました。

 私の近くの高蔵寺駅も、南北の連絡通路に浸水し、通路が川のようになっていました。この状景は、NHKニュースの全国放送でも何度も放映されていました。

 「ミッキ」で美咲やジョンが住んでいる学生寮も、庄内川のすぐ近くという設定なので、さぞや大変だったろうと思います。

 台風15号から1週間後、弥勒山に登ってみました。大谷山へは、谷筋の道をたどりましたが、谷は大雨のため、崩壊が甚だしい状態でした。

 

 以前は樹林に覆われていたところですが、崩壊して樹木がなぎ倒されていました。谷道は崩れた大きな岩があちこちに転がり、足下も不安定でした。

 いつもはウォーキングシューズで行きますが、この日は底が厚い本格的な重登山靴で登りました。登山靴を履いていったのは、大正解でした。



 築水池も流入した土砂で、土色に濁っていました。水かさもふだんより多く、いつもより広く感じました。左が春日井市最高峰の弥勒山(437m)、右が大谷山(425m)です。

 しかし尾根道や稜線はそれほど大きな被害はありませんでした。11年前の東海豪雨は、さらに被害が多く、弥勒山の山肌も、頂上付近から崩壊し、大きな爪痕を残していました。今回は東海豪雨に比べれば、被害は少なかったようです。

 登山口の細野キャンプ場の近くに、彼岸花が咲いていました。



 

結婚式

2011-09-26 20:28:20 | 日記
 今執筆中の「幻影」続編で、葵(ミドリ)の結婚式の場面を書き上げました。

 「幻影」では、ミドリが結婚するので、仕事を辞め、主人公の美奈たちと離ればなれになる、というところを書きました。続編では、美奈たち親友が感動の結婚式に参加します。

 神前式、教会でのキリスト教式など、どんなスタイルにしようか、考えました。どんな式にしたかは、お楽しみに。といいながら、本にできるといいのですが

 自分なりに感動の結婚式にしたつもりですが……。

 ミステリーなので、殺人事件の場面などもありますが、できるだけ残虐な描写はしないように心がけています。

 できる限りいい作品にできるよう、頑張ります

新作

2011-09-20 11:29:22 | 日記
 「ミッキ」に続き、ただいま新作を執筆中です。

 「幻影」の続編で、第一章を書き終えました。

 書き始めるまでが、なかなか大変で、筆(キーボード?)が進まなかったのですが、

冒頭部分を書き出すと、意外と進みました

 ごくおおざっぱな構想はできていますが、細部をどのように展開させるかは、書き進めながら考えます。

 どちらかというと、私はプロットをしっかり立ててから書き始めるタイプではなく、書きながら展開を考えるタイプのようです。

 「幻影」も、途中で犯人を変えてしまいましたし、「ミッキ」は最終章の怪しい新興宗教との対決も、最初の構想ではありませんでした。

 新作を上梓できるめどは、まだついていませんが、まずはいい作品にできるよう、頑張りたいと思います。

再び入道ヶ岳

2011-09-12 11:58:52 | 旅行
 「ミッキ」の中に、主人公たちが入道ヶ岳でリスやシカに会ったというエピソードがあります。

 最初の原稿の段階では、その挿話はありませんでした。入道ヶ岳登山の様子も、十数年前に登ったときの記憶や、ガイドブック(ヤマケイ アルペンガイド 鈴鹿・美濃)などを参考に書いていました。

 しかし、やはりもう一度実際の入道ヶ岳を見ておいたほうがいい、と思い直し、久しぶりに登ってみました。

 12年前、交通事故で膝を傷めてから、愛知・岐阜県境の弥勒山や、猿投山のような、400~600メートル級の山にしか登っていないので、いきなり1000メートル近い鈴鹿の山に登るのは、不安がありました。

 登り始めてみたら、最初の心配は杞憂で、以前のような快適なペースで登れました。久しぶりに鈴鹿の大展望を楽しんできました

 そのとき、リスやシカに会いました。「ミッキ」に描かれたその情景は、実際に登ったおかげで書けました。登山の様子も、改めて書き直しました。

 やはりガイドブックや遠い記憶に頼るより、可能ならば実際に取材をすることが大切だと、つくづく思いました。

 しかし、以前盛んに登山をしていたころより、年をとったし、やはり膝も傷めているので、以前と同じような気持ちで山に登れば、いつか必ず遭難しそうです。昔はこれぐらい平気だったから、というような慢心は決してしないよう、自らを戒めています。

タイトルを変更しました

2011-09-02 09:07:52 | 日記
 これまで「新人作家」としていましたが、最初の本を刊行してから、1年が経ったので、「新人作家」から「売れない作家」とタイトルを変更しました。

 新作「ミッキ」が書店に並びました。まだ店頭に置いてくれる書店が少ないので、ちょっと寂しいのですが。まず知人に読んでもらえるよう、地道に宣伝をしようと思っています。

 「売れない作家」というタイトルを返上できるよう、頑張ります。