ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

入院7日目      (ムソルグスキー「ホヴァンシチナ」youtubeあり)

2011年11月28日 | 日記
Irina Arkhipova as Marfa in Kovanshchina




ロシアオペラはロシアの歴史と切り離せない。
そして、ムソルグスキーの「ホヴァンシチナ」を思った。
ムソルグスキーの未完の大作・・・このオペラは以前テレビで聴いたことがある。
往年の名メッゾ・ソプラノ、イリーナ・アルヒーポワの歌う女予言者マルファ、
本当はオブラスツオーヴァで聴きたかったけれど・・・。

youtubeでアルヒーポワの「ホヴァンシチナ」のマルファを見つけた。
ロシア語はわからないけれど、字幕がスペイン語だ。
なんとなくわかる。イタリア語と似ているから。
ピョートル大帝に逆らった旧勢力のホヴァンスキー公の息子アンドレイが逃亡、
女予言者マルファは彼の為に「アレルヤ」と祈るが、アンドレイは「助けてくれ」と
頼む。マルファは「助けてほしいだって?」ともうどうすることもできない現状を
悟らせる・・・。

ピョートル大帝に背いた者は大量虐殺だった。
マルファらはその前に集団自殺するのだが。
愛国者は誰か・・・愛国者どころか大きな流れに何もできない大衆がいる。
私はムソルグスキーのオペラやロシア文学(怖くてしっかり読めていないが)に
ロシアの悲劇を感じる。
そして必ず「独裁者」がいるのだ。
先日、あのプーチンの演説にかなりのブーイングがあったと報じられた。
独裁者には集団でそれも命がけで抗議、これはロシアの宿命か。


今日は微熱だった。
そしてずっと寝ていて点滴をした。

大阪の橋下、大阪府民は圧倒的な支持をしたようだ。
しかし、それは平松氏の背後が胡散臭いこともあるし、とんでもない応援弁士がきたこともある。
私は橋下をこのように、まつりあげることを危惧している。
どうか、本物の政治家を出してほしい。
今は考えがあるが、まとまらない。 (現在午後6時記す・・・続きは後ほど)


では、ムソルグスキーの未完の大作、オペラ「ホヴァンシチナ」を2分で全幕、楽しみましょう。

Khovanschina




コメント (4)
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