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桜を盾に売国日米FTAを断固阻止するべきだ 植草一秀

2019-11-24 14:30:25 | 森友・加計・桜
桜を盾に売国日米FTAを断固阻止するべきだ 植草一秀 2019年11月23日 (土)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-3441c1.html 

桜の陰に隠れているが、日本の根幹にかかわる重大事案がある。
日米FTAだ。
安倍首相がやらないと国会で何度も明言した日米FTAだ。
すでに1119に衆議院を通過した。
このまま進むと、参議院でも採決が行われて日米FTAが批准される。

安倍内閣は米国の命令で2020年1月1日からの発効を目指している。
しかし、この臨時国会で批准されなければ、1月1日発効はできない。

野党が総力を結集して批准を阻止するべき局面だ。
ところが、状況はまったく違う。


1113に、自民党、立憲民主党、国民民主党の衆議院国会対策委員長が会談した。
この会談で1115の委員会採決、19日の本会議採決を決めた。 (引用注:日程の数字もわざと選んでやっている)
「桜を見る会」問題が一気に広がりを示した時期である。

「桜を見る会」問題で野党は、首相出席の予算委員会集中審議を求めた。
野党はこれに応じなければ、すべての国会審議を拒否するとの立場を示すべきだった。

安倍内閣が最重視しているのが日米FTA批准だから、この審議を止めるとの宣告は絶大な効果を発揮したはずだ

桜疑惑を追及することはもちろん重要だ。
首相の公選法違反疑惑事案であり、安倍首相辞任に直結する事案だからだ。

しかし、その裏側で日本国民の未来を左右する重大事案審議が行われている。安倍自公は数を持っているから、審議に応じれば数の力で批准を強行する。野党が対抗するには、審議を止めるしかない。

しかし、正当な事由なく審議を止めることは許されない。その正当な事由が確保されたのだ。自公が衆参の予算委員会での集中審議を受け入れなければ、すべての国会審議に応じない。強い態度を示すべきだった。

与党は野党が審議拒否をしても委員会開会を強行するかも知れない。野党欠席のまま、批准案承認を強行するかも知れない。だが、野党欠席の理由が、桜疑惑解明のための集中審議要求であることを主権者が知るなら、批判は安倍自公に向かう。

主権者多数が桜疑惑に強い関心を寄せている。批判は集中審議に応じない安倍首相に向かう。

ところが、現実はどうだったのか。

11月13日の国対委員長会談で、野党の立憲民主党、国民民主党が、15日の委員会採決、19日の本会議採決を容認した。この瞬間に批准案の衆院通過が決まった。


11月15日に開催した政策連合(=オールジャパン平和と共生)主催の院内緊急集会でも出席者からこの問題が指摘された。

立憲民主と国民民主は桜疑惑を追及しているが、その裏側で日米FTA審議が行われており、国益を売り渡す日米FTAを阻止するのが野党の責務である。桜疑惑を盾にFTA審議を止める絶好の状況に恵まれたわけだ。

ところが、立憲民主と国民民主は抵抗する姿勢を微塵も見せずに、FTA批准案の採決を容認した。

こうなると、FTAに焦点が当たらぬように桜疑惑を騒ぎ立てて、FTA承認に立憲民主と国民民主が協力したとの見方さえ浮上してしまう。

安倍首相はTPPの合意内容に一切手を入れぬためにTPP承認を急ぐのだと主張して2016年末のTPP承認を強行した。米国が離脱した場合には米国をTPPに引き戻し、米国と2国間のFTA交渉はやらないと明言した。

ところが、米国がTPPから離脱すると、米国をTPPに引き戻す努力など一切示さずに、TPPの合意内容改定の先頭に立った。同時に、米国に要求されると何一つ反論も示さずに日米FTA交渉に応じ、日本の国益を全面放棄するかたちで日米FTAに合意してしまった。

この暴挙を追及せずに野党の存在意義などない。


主権者は桜疑惑の安倍内閣を追及するとともに、売国日米FTA阻止にまったく真剣に取り組んでいない野党中軸政党に対する追及を行う必要がある。

野党がこの状態では日本政治刷新など夢のまた夢になってしまう。


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関連

同時進行中の日米FTAとRCEPは国の主権と民主制度を破壊する包括的奴隷条約である。スピン・コントロールに惑わされず、真の国難を直視し、断固阻止すべきである!! 菊池
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/cfaae84ed25c7c67c9bd949ef6332575

FTA["free" trade agreement]
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/81f87fbd6a2b457f961506182d170da4

【独占インタビュー】オウム「中川死刑囚」が語った「金正男VXガス暗殺事件」の真相--野嶋剛 2017年04月19日 12時58分 JST | 更新 2017年04月19日 12時58分 JST
https://www.huffingtonpost.jp/foresight/kim-jong-nam-vx-gas_b_16090018.html

アジア太平洋地域における経済統合の推進を求める~2020年のアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)実現に向けて~ 2011年12月13日 (社)日本経済団体連合会
https://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/110/honbun.html





アジア広域FTA、年内交渉開始目指す 枝野氏、経済担当相会合で表明 2012/4/28付
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2800C_Y2A420C1MM0000/


日ASEAN経済閣僚会議に先立って開かれた、官民による会議でASEANの閣僚らと記念写真に納まる枝野経産相(中央、28日、東京都千代田区)=共同


政府は28日午前、東南アジア諸国連合(ASEAN)との経済担当相会合を都内で開き、中韓印なども含む16カ国による広域の自由貿易協定(FTA)交渉の年内開始を目指すことで合意した。日本とASEANの貿易を10年で倍増させる計画作りにも着手した。

会合後に発表した共同声明で、広域FTAの交渉開始を目指す方針を打ち出した。参加が想定されているのはASEANに日中韓印とオーストラリア、ニュージーランドを加えた16カ国。

ASEANは4月上旬にカンボジアで開いた会議で年内交渉開始を目指す方針を確認し、各国に参加を呼びかけていた。11月の東アジア首脳会議で全16カ国による交渉開始合意を目指す。

政府は中韓印も含むアジア16カ国との広域FTAの交渉開始で合意した(テレビ東京)
https://partsa.nikkei.com/parts/ds/video_images/thumbnail_67421386001_173048515002.jpg?112328181539

日本はASEANとはFTAを締結しているが、中韓豪などとは結んでいない。FTAの締結国が増えれば、関税の引き下げなどを通じて輸出の増加につながる。(引用注:わかりきっていることだが、輸入の増加にも繋がり、日本人の職は減りますネ。米国では、職はあっても家なしの人や、乞食状態の人も多数いるが、その後追いをするということです)





日本は環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加問題で、米国との協議が難航している。アジアの広域経済圏の実現に向けた交渉を始めることで、米国との協議を有利に進める狙いもある。

共同声明には日本がASEANのサービス産業を支援することや観測衛星を活用した災害対策の連携なども盛りこんだ。


https://twitter.com/hunted_yadone/status/1198377909875949568
やどんぬ @hunted_yadone

やどんぬ Retweeted Monaka

流れてくる度にRTしようと決めている動画。

国民主権、基本的人権、平和主義を失くしたいって…
憲法を犯すどころか、壊す気満々の政党に舵取りさせていることに国民は早く気づかないと
😱

#桜を見る会 よりメディアはこれとか #改憲4項目 #日米貿易協定 の異常さを取り上げるべき。
https://twitter.com/teruko1206/status/1198040524063563776


++
これこそ893というべきものです


<高知県知事選という歴史的決戦>高知県民の諸君<開票所に集結せよ><バーコード票の振替認識を予防せよ>
http://www.asyura2.com/19/cult23/msg/461.html
投稿者 国際評論家小野寺光一 日時 2019 年 11 月 24 日 15:41:38: 9HcMfx8mclwmk jZGN25VdmF@Jxo@sluyOm4z1iOo

http://asyura.x0.to/imgup/d9/25978.pdf




安倍氏に「ケチって火炎瓶」とニックネームをつけさせた工藤会のビルを、福岡県・暴力追放運動推進センターに解体させている黒幕も、安倍官邸ではないか 新ベンチャー革命 + 桜を見る会で馬脚! 本澤二郎 +

2019-11-24 01:35:17 | 歴史
安倍氏に「ケチって火炎瓶」とニックネームをつけさせた工藤会のビルを、福岡県・暴力追放運動推進センターに解体させている黒幕も、安倍官邸ではないか 新ベンチャー革命 2019年11月23日 No.2529
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4463288.html

1.公的行事「桜を見る会」私物化の発覚で窮地に追い込まれている安倍氏は、トドメのスキャンダルの再発に恐れ慄(おのの)いているのか

 昨日(2019年11月22日)のマスコミ報道によれば、北九州市を含む福岡県で暗躍する九州ヤクザ・工藤会の本部を、福岡県・暴力追放運動推進センターが解体し始めたようです(注1)。

 このニュースがローカルニュースならわかりますが、大手マスコミが全国規模で報道していますが、なぜでしょうか。

 さて、九州ヤクザ・工藤会と言えば、安倍氏のニックネーム“ケチって火炎瓶”を想起させます。


 筆者個人は、このニュースをテレビで観た瞬間、安倍氏のカオ(今、もっとも見たくないカオ)が浮かびました。

 なぜなら、安倍氏の下関の事務所と自宅に火炎瓶を投げ込んだのが工藤会だからです(注2)。

2.悪名高い安倍事務所(山口県下関市)は昔からヤクザとの付き合いがあったことが、再度、全国民に知れ渡る可能性がある:弱り目に祟り目か

 安倍氏に完全私物化された、あの悪名高い「桜を見る会」でも、ヤクザが招待されていたように、悪名高い安倍事務所は、やはり、ヤクザとの腐れ縁があったのです。

 ところで、2000年、安倍氏の下関の自宅と事務所に火炎瓶が投げ込まれたという事件が発生しています(注3)。

 これは、下関の市長選にて、安倍氏配下の候補(江島氏:文科大臣・萩生田氏と同様、加計学園の元・客員教授)の対立候補への選挙妨害工作を工藤会に下請けさせたのですが、その報酬をケチったため、怒った工藤会に火炎瓶を投げ込まれたのです。

 そこで、ネット中心に、安倍氏につけられたニックネームが“ケチって火炎瓶”だったのです。

 一方、安倍氏の方は、今、窮地に追い込まれていますが、この事件が再燃すると、まさに、トドメの一刺しとなるのです。

3.安倍氏は、あの盟友・麻生氏(福岡県が地盤)とつるんで、工藤会つぶしを企んだ可能性がある

 今の安倍氏(「桜を見る会」にヤクザを招待していた)が恐れているのは、2000年の工藤会とのトラブルの存在が、再度、全国民に知れ渡ることです。

 権力者は常に、政敵による失脚工作のターゲットとなりますから、「桜を見る会」で、弱みを握られている安倍氏にとって、今のタイミングで、かつて起きた工藤会とのトラブルが再燃するのは非常にまずいのでしょう。

安倍氏の盟友・麻生氏と癒着している可能性のある福岡県・暴力追放運動推進センターを介した工藤会への報復的な仕打ちは、安倍氏に逆らうと、ヤクザとて容赦しないことを見せつけたかったのではないでしょうか。

 もしそうなら、マスコミは、安倍事務所とヤクザの腐れ縁についても、再度、大々的に報道すべきです。

注1:朝日新聞“工藤会本部、銀色の看板取り壊す 建物の解体工事始まる”2019年11月22日
https://www.asahi.com/articles/ASMCP7KBNMCPTIPE02Y.html

注2:本ブログNo.1878『沖縄米軍ヘリの部品が落下した保育園へ嫌がらせするとは、同じ日本人か:安倍氏の下関事務所・自宅への嫌がらせ事件を連想させられる』2017年12月17日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2017-12-17.html

注3:NAVERまとめ“安倍総理の事務所がヤクザに対立候補の中傷を依頼!?安倍氏宅火炎瓶事件まとめ”2013年6月12日
https://matome.naver.jp/odai/2137095449002118801


関連

#ケチって火炎瓶 + 「正直・公正」は反安倍 by 自民
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/6b15c4b3952092cb3dd06174f2cc51bc




桜を見る会で馬脚!<本澤二郎の「日本の風景」(3504) 2019-11-23 01:50:20
https://ameblo.jp/honji-789/

<表の安倍・自公内閣=腐敗警察官僚、裏はやくざ暴力団>

 郵送されてきた保守系雑誌の見出しにも「国家を私物化する安倍晋三」がつく。小沢一郎と亀井静香が「安倍から政権を奪取する!」とZ旗を掲げた。凡人でも、今回の桜を見る会を総括して見えてきたことは、安倍・自公・日本会議政権の表は、腐敗した警察官僚で守りを固め、裏ではやくざ暴力団を駆使して政敵を蹴散らす体制であった。

 誰が考えついたものか、日本会議の体質なのか、祖父のA級戦犯の遺言なのか、仰天するばかりである。政府の裏方である官僚機構が、悪に染まって正常に機能していない。この極右政権を維持存続させるためには、平気でうそをつき、証拠を隠ぺいしてしまう役人ばかりだ。

 こんな政権を、10年近くも支えさせてきた新聞テレビと野党と、とどのつまりは主権者の日本人ということになる。


地球を転がしても、こんな原始的レベルの国家は存在していないだろう。


<TBS山口強姦魔救済などお手の物>

 殺人に相当する性的虐待を受けた伊藤詩織さんが、命がけの勇気を出してTBS山口強姦魔を刑事告訴した。司法である裁判所も逮捕状を出したが、警視庁の刑事局長の中村格が、逮捕目前に握りつぶした。中村は検事ではない。警察行政を担当する公僕である。公僕は国民の人権を守る使命を果たすことで、血税を懐に入れてきている。その中村が、強姦魔を救済した。

 法治国家の下での「法の平等」を排除することで、中村は強姦魔の逮捕を止めてしまった。民主の国ではありえない。

 冒頭の安倍内閣の正体、体質を知れば、お手の物だったことになる。民主的な政府を立ち上げることができれば、中村とその背後の黒幕は、豚箱行きとなるのだが。

<前川喜平元文科事務次官撃墜事件も>

 「飲食・歓楽街を支配するやくざ暴力団と、やくざと連携している警察によって、正義の文科官僚は押しつぶされてしまった。加計事件の不正に抵抗する官僚も、安倍体制に対抗できなかった」
 まともな役人は、いまの霞が関では仕事ができない。安倍の不正に呑み込まれないと出世できない。役人であれば、このことを誰でも知っている。

 官僚機構が崩壊してしまっているのである。野蛮な野心家役人でないと、生きられなくなっているのである。



 国有地の不当な払い下げ事件の森友学園問題では、一人の財務省の役人が自殺している。もうこれだけで、財務大臣も首相も、その地位にいられなくなる。しかし、麻生はいうまでもなく、安倍も違った。役人の命など奴隷以下と思っているのであろう。悲惨である。

 遺族は安倍を殺人の共犯で告訴すべき事案だったが、それはなかった。闇の勢力が、すべて処理できる体制なのだから。

 加計事件での当事者らとの口裏合わせは、うそつきにとって簡単なことなのだ。恐ろしい暴君は、田布施の極右人間である。
 
<「やくざお抱えの犯罪政府」に怖いものなし?>

 「昨夜、森らと一緒に飯を食っていた日経新聞関係者の裏は深いよ」と清和会OBが連絡してきた。説明されても、闇の世界にうとい凡人ジャーナリストには、理解できないのだ。

 森喜朗は、安倍と同様に「天皇中心の神の国」という神社神道の狂信者で知られる。166億円の原始宗教秘儀を推進した片割れと見られている。その人物が五輪を仕切っている。それに電通が総力を挙げて、犯罪五輪で大儲け、その下請けが新聞テレビなのだから、お話にならない。
 放射能まみれの五輪が、本当に実施されるのかどうか、疑問を抱く国民は少なくない。放射能放出現地は、やくざが仕切っている、と聞いた。

 警察力とやくざでガードした自公内閣に怖いものなし、なのであろう。それでも永遠に継続することはない。泥田のハスは、美しい花を咲かせる。小沢や亀井の奪権闘争も表面化してきた。

<墜ちるとこまで落ちた亡国の日本政府>

 誰しもが思う。墜ちるちるとこまで落ちてしまった亡国日本!救世主は必ず現れる。国民が声を上げれば、実現するだろう。警察とやくざの城は、決して強固ではない!

2019年11月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



暴力団『工藤会』を利用し、自宅に火炎瓶を投げ込まれた安倍晋三首相の過去 2016年02月12日
https://plaza.rakuten.co.jp/bluestone998/diary/201602110000/

 安倍晋三首相は、かつて自派の下関市長の再選のために暴力団「工藤会」を使って対立候補への誹謗中傷をやらせ、首尾良く仲間の市長を再選させることに成功しました。ところが、そのとき「工藤会」に約束した500万円の支払いを300万円に値切ったため、アタマにきた暴力団は安倍氏の自宅に火焔瓶を投げ込むという事件に及び、犯人は逮捕されて裁判にかけられ、その法廷で安倍氏の事務所と暴力団の関係が世間の知るところとなってしまいました。その詳細を、フリーライターの山口祐二郎氏が「週刊金曜日」2月5日号に、次のようにリポートしています;

 近年、警察の暴力団に対する弾圧は異常なレベルに達している。昨年から分裂騒動に見舞われる山口組は言わずもがなだが、とりわけ、特定危険指定暴力団にまで指定されている福岡県北九州市小倉北区に総本部を置く暴力団「工藤会」に対する警察の弾圧は、私には過剰としか思えない。

 2015年6月、警察庁の金高雅仁(かねだかまさひと)長官は東京都内で開かれた記者会見で、工藤会対策についてこう言い放った。

「組織のトップを死刑や無期懲役にもっていき、二度と組に戻れない状態をつくり、恐怖による内部支配を崩していこうという戦略だ。徹底した捜査を遂げるということで臨んでいる」

 勇ましい発言だが、この工藤会、実は安倍晋三首相とのただならぬ関係が指摘された組織である。

◆安倍後援会事務所と安倍宅に火炎瓶

 2000年、山口県下関市にある安倍晋三の実家と後援会事務所に、工藤会組員が火炎瓶を投げ込むという衝撃的な事件が起きた。被告となった工藤会関係者らはのちの裁判で、火炎瓶を投げ込むに至った経緯をこと細かく暴露している。判決文を読めば安倍首相および安倍事務所の所業は”クロ”であることがわかるだろう。

 判決文の「犯罪事実」には淡々とこう記されている。

<被告人Aは、指定暴力団D組長、同Bは、同Aと親交を結ぶ者、同Cは、上記D組副組長であるが、被告人3名は、E及びFと共謀の上、同Bが恨みを抱いていた衆議院議員Gの後援会事務所あるいはG方に火炎ぴんを投げ入れてこれらに放火しようと企て、平成12年6月14日午前3時13分ころ、山口県下関市a町b丁目d番2号付近路上において、ガソリンを注入したビールぴん2本の口部に布片を装着して点火装置とした火炎ぴん2本にそれぞれ点火した上……(後略)>

 判決文のいう「衆議院議員G」が安倍晋三のことである。「被告人A」が工藤会組長、「被告人B」が小山佐市(当時、会社社長・ブローカーで裏社会と太いパイプがある人物)、「W」が佐伯仲之(当時、安倍晋三の秘書、のちに下関市議)、「E及びF」は当時の工藤会組員である。

 判決文は事件に至るまでの経緯をこう記す。

<被告人BがG議員に対し、怨恨を持つに至った経緯(中略)自己の経営するSの資金繰りが苦しかった被告人Bは、G議員の地元秘書でかねてから交際していたWに対し、平成11年に行われた下関市長選挙で自派と対立するX候補を当選させないように活動して貢献したと主張して金員の支払いを要求し、300万円の提供を受けた>

 さらにこの判決文には、G議員側から頼まれて下関市長選でX候補を当遺させないよう活動したのに、G議員(安倍晋三)の秘書にハメられて、警察に逮捕されたと「被告人B」小山佐市が話していたことが出てくる。

 やや複雑だが、事件の概略はこういうことだ。

 工藤会関係者・小山佐市と、安倍晋三の秘書・佐伯伸之は昵懇(じっこん)の仲であった。1999年の下関市長選で、安倍事務所は安倍と近い現職の江島潔市長(現参議院議員)を再選させるべく、対立候補の古賀敬章氏を誹藷中傷する”業務”を工藤会に依頼した。依頼したのは佐伯であり、依頼を受けたのは小山である。約束した報酬額は500万円だった。工藤会はこの”業務”を貫徹し、江島氏は再選を果たす。しかし安倍事務所から支払われたのは300万円だけで、残り200万円は支払われなかったため、安倍事務所に火炎瓶が投げ込まれた!。

 事務所や自宅に火炎瓶を投げ込むなど、もちろん犯罪行為だ。しかし工藤会側からすれば、頼まれた”業務”を完遂したのにもかかわらず、安倍事務所側は約束を反故にした。約束していた報酬額が支払われなかったとすれば、怒るのも当然といえる。

 本誌は安倍晋三事務所に質問書を送り、判決文の内容に間違いはないか、事実だとすれば、暴力団に”業務”を依頼したことを現在どう考えているのか見解を問うた。しかし安倍事務所から誠意ある回答はなかった。事務所員は「担当者に質問内容は伝わっている」と説明したが、期限をすぎても返事はなかった。工藤会との間に後ろめたいものが何もなければ、そう説明すれば済む話ではないか。

◆都合悪くなれば切るのか

 1月28日には安倍内閣の重要閣僚である甘利明経済再生相が金銭スキャンダルで辞任した。このスキャンダルでも告発者が元右翼団体に所属していたなどと政府を擁護したいメディアが書き立てているが、そうであるなら、安倍晋三事務所が暴力団を利用していた事実はどう評価されようか。ここでも安倍は甘利のように「秘書がやった」で済ますつもりか。

 私は暴力団の味方はしない。しかし、2010年から各地で施行されはじめた暴力団排除条例は、日本国憲法が定める基本的人権の尊重を無視している、と言わざるをえない。部屋も借りられない、銀行口座もつくれない。それでこの社会でどうやって生きていけというのか。現在の日本は、暴力団員であるというだけで人間扱いしない国になってしまった。

 福岡県警のホームページには、目を疑う写真が掲載されている。安倍晋三が、福岡県の中洲暴力団追放パレードに参加し、「暴力団を利用しないぞ!!中洲を笑顔と夢がある街にするぞ!!」と訴えて歩いているのだ。この人は安倍事務所がかつて工藤会を利用した事実をどう考えているのだろうか。

 この国の総理大臣がこれでは、警察庁が推し進めている暴力団排除条例の説得力はゼロである。安倍晋三は本当に「暴力団を利用しない」と主張するのなら、自身の過去を国民に説明すべきである。

 暴力団を裁くのであれば、暴力団を利用してきた者や団体も同時に裁くべきだ。利用するだけ利用し、暴力団との関係が問題とされる時代に変わると関係を絶ち切り、まるで何もなかったかのように振る舞うのは卑怯きわまりない行為である。

◆安倍晋三首相は辞任せよ

 昨年国会で大揉めとなった安保法制をはじめとし、特定秘密保護法、マイナンバー制度、軽減税率導入など、安倍政権は国民が求めたものではなく、米国や与党公明党の声を重視した施策を一つひとつ断行してきた。国民の批判の声を無視しながら。

 安倍晋三は工藤会との関係まで無視するつもりか。堂々と言うべきである。政治家にとって一番大切なことは、在野の民に対して潔白であることだろう。いつまで民を欺くつもりか。

 いまだにメディアは事件の検証をやらない。判決文が眠ったままでいるのなら、ここで表に出し、安倍晋三という総理の資質を問わねばならない。工藤会を利用した人間が一国の総理大臣であるのはおかしい。暴力団を利用してきた総理を国民は望んではいない。速やかに辞職するべきである。
(文中一部敬称略)

<やまぐち ゆうじろう・フリーライター>

2016年2月5日 「週刊金曜日」1074号 14ページ「暴力団『工藤会』を利用し、自宅に火炎瓶を投げ込まれた安倍晋三首相の過去」から引用

 しかし、いくら厳しい選挙戦だからといって、暴力団を使って相手候補を誹謗中傷するというのは、いかがなものでしょうか。こういうことをする人物がわが国の首相に相応しい資質を持っていると言えるでしょうか。その上、いくら相手が暴力団だからといって、一度約束したことを履行しないというのも問題で、誰も知らないと思って「暴力団追放」のパレードの先頭にたって歩く神経は尋常ではありません。安倍首相は、この問題について正式な記者会見を開いて、どう思っているのか国民に説明する責任があると思います。「週刊文春」も芸能人のスキャンダルを追いかけるヒマに、こういう問題も徹底追求するべきではないでしょうか。


安倍晋三という災厄 東海アマブログ 2019年11月23日 (土) 19:09
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-943.html

・・ 電通・統一教会、昭和通商は、フリーメーソン・イルミナティに不可解なつながりがあり、安倍晋三という権力は、その過程に登場しているのだ。
 かつて、この問題を取り上げた私のブログの多くが連絡もなく削除されている。
 私は、死ぬまで、この奇っ怪な関係を追求してゆくつもりだ。


https://twitter.com/Rentonhouse66Sa/status/1197754347632775168
sa.rentonhouse❷ @Rentonhouse66Sa 9:51 PM - 21 Nov 2019
Replying to @nhk_news

国会で野党が何を言っても特捜は動かないし、メディアは半笑い、結局 #与野党グル 。#特捜もグル 。
どんなに国民の支持率が下がってても、支持率ねつ造、#メディアもグル 。
仮に解散しても、#不正選挙。
結局、日本人には主権がない。
日本は紛れも無い #アメリカの属国 だ。


https://twitter.com/t2PrW6hArJWQR5S/status/1197547027283865600
ゆきのちゃん@t2PrW6hArJWQR5S 8:07 AM - 21 Nov 2019

これから国会は町内会程度の機能しかなくなるんだよ。EPA・TPP・FTAという三つの枠組みが出来上がって、主権者は国民ではなく外資になっちゃうからさ、国民の代表の議会が決定できることなんてごくわずかになるんだよ。国会議員なんて実質仕事がなくなるわけだからさ、年収200万円位で十分だと思うよ。


チリ映画「NO」──軍事独裁政権を倒したノーの運動を描く チリ連帯 Solidarity with Chilean People 2014/11/01(土)
http://oshimahakkou.blog44.fc2.com/blog-entry-2333.html

1988年、チリで行われたピノチェト信任の国民投票で「ノー」が勝利し、ピノチェトは退陣に追い込まれました。メディアを完全に握り、政治的にも圧倒的に強大な軍事政権を相手に、数カ月前まで誰も予想しなかった反軍政派の勝利でした。この勝利には1日15分だけ「ノー」の運動に許されたテレビ宣伝が決定的な役割を果たしました。

・・・十五分の短い放送にもかかわらず,いやまさに十五分という短い時間だったからかも知れない,「ノー」の番組は絶大な効果を生んだ.皮肉なことに,軍政側がこれまで権力と資金力にものを言わせてテレビ放送を独占してきたことが裏目に出た.十五年間にわたってブラウン管からは軍政側の決まり切った宣伝文句しか聞こえてこなかった.その同じ画面から,突然,それまで沈黙を強いられてきた声が,豊かなイメージ,美しい色彩,新鮮な表現でとびこんできた.十五年間,テレビの世界には,弾圧も,拷問も,殺害も,行方不明も,国外追放も,亡命,貧困も一切存在しなかった.しかし「ノー」の番組は視聴者一人一人が抱えている問題を正面から取り上げた.十五年間で初めて,人々は自分たちが蒙っている問題をテレビの画面に見た.それまで自分のまわりの狭い範囲だけで語られていたことが,おおやけにテレビの画面で取り上げられるのを見た.そして自分たちが一人ぼっちの存在ではないこと,自分の問題が他の人たちの問題でもあることを確信したのである・・・
(有延出「チリよ、喜びはもうすぐやって来る」『文化評論』1989年1月号)・・・




48歳女「死ねと言っているのかと」市役所で包丁を振り回し逮捕 その動機に同情の声も  神代恭介 2019年11月21日 12時10分
https://news.livedoor.com/article/detail/17413241/ 

 愛知県豊田市で、税金が払えないことを苦にした市内に住む48歳の女が、豊田市役所で包丁を持っていたとして逮捕されたことが判明。その動機が賛否両論となっている。


 48歳の女は18日、豊田市役所でカバンの中に忍ばせていた刃渡り16.4センチの包丁を出し、窓口にいた男性職員に対し、「税金が払えないから私を殺して」などと叫んだ。職員が包丁を取り上げ通報し、女は銃刀法違反の疑いで逮捕された。

 凶行の理由は何だったのか。女は取り調べに対し、「税金を滞納し、このままだと財産の差し押さえをすると言われ、死ねと言ってるのかと思った」と供述している様子。女は定職についておらず、アルバイトとして生活しているため、税金の支払いに四苦八苦していたようだ。

 このニュースに、ネットユーザーからは「税金が高すぎるし、払えないから差し押さえると脅されればこういうことになりかねない」「貧しくて働いても働いても給料が安く生活が苦しいのに『差し押さえるぞ』と平気で通知を出す。こういう人が増えるのではないか」「女の行動は論外だけど、強制差し押さえをチラつかせるのはやりすぎだ」「国の税金回収は反社会的勢力よりひどい。気持ちはわかる」と、女に同情的な声が上がる。


 一方で、「差し押さえになるのはよっぽどのこと。滞納期間があり、警告もしていたはず。少しでも払えばなんとかなる部分もあったのでは」「自己破産などいろいろな手立てがあったはずだ」など、女が短絡的に包丁で乗り込んだことに疑問を呈する声も。

 また、「国はこういう苦労している人から税金を巻き上げて、無駄なことに使いすぎだ」「苦しんでいる人から税金をむしり取っていることを自覚するべきだ」「しっかりと使い道を国民に説明するべきだ」という声が上がった。


 女の行動は犯罪だが、「お金がないのに税金の支払いを督促されたうえ、差し押さえをチラつかされ殺してほしいと思う」という心理は理解できるもの。納税は国民の義務ではあるものの、生活困窮者に強制支払いを迫ることについては批判がある。






 今後、同様の事件が増えかねない日本社会。税金を巻き上げれば良いという短絡的な発想の前に、公務員や議員の給与、そして無駄遣いを徹底的になくしていくことにも着手するべきだ。


【桜疑獄】全く動く気配がない検察と、フェードアウト気味のマスコミに、国民の怒り噴出!「なんで総理の虚偽答弁がこんなに許されるの?」「特大の検察案件なのにどうして?」 ゆるねとにゅーす 2019年11月23日
https://yuruneto.com/sakura-kensatu/



長門市長選で起こった大波乱 長周新聞 コラム狙撃兵 2019年11月21日
https://www.chosyu-journal.jp/column/14336

 桜を見る会の騒動の傍らで、首相の選挙区(山口4区)でもある長門市市長選(17日)で大波乱が起き、山口県内の政治関係者のなかではどよめきが起こっている。自民、公明推薦の安倍派の現職・大西倉雄(元県議、日置町出身)が3選を阻まれ、新人で元市議の江原達也氏(日置町出身)が当選を果たしたからだ。地元では市議会でも18人中17人が現職陣営の応援に回り、地元政財界のボスたちもこぞって大西支援でまとまっていた。それだけでなく近隣自治体からも安倍派の前田晋太郎下関市長や藤井律子周南市長が決起集会などに押しかけて応援し、安倍事務所筆頭秘書の配川某(引用注:配川 博之がつきっきりで指揮棒を振るっていたというのに、まさかの落選という結果を突きつけられたのだった。



誰もが大西安泰と見なしていた選挙は、実は水面下で批判世論が根強く、徹底的な草の根選挙によって江原陣営が押し上げられ、とくに「安倍派」にくくられてきた女性たちや若手の反乱ともいえる様相を呈したのが特徴だった。投票率はこれまでよりも高く、有権者のなかで静かに盛り上がっていたことも伺わせた。

 長門市といえば、合併した油谷町はそれこそ安倍晋三の「祖父である」(「」は引用者)安倍寛の出身地であり、今回の選挙で江原陣営を支えた人人のなかには、「安倍派といっても安倍寛に源流を持つ生粋の安倍派だ」と豪語してはばからない人も少なくない。安倍晋三の安倍派ではなく、安倍寛の安倍派なのだと――。その違いや意味については、地元に精通していない人には恐らくわかりにくいかも知れない。その辺の事情を丹念に取材している青木理著『安倍三代』を読めば幾分理解も早まるだろうが、地元の人人にとって、安倍寛と安倍晋太郎までならまだしも、そこからの安倍晋三は明らかに違いがあるのだ。第二次大戦の渦中に平和主義と非戦の立場を貫き、東条英機を批判して国会でたたかった安倍寛について、地元の人人は尊敬し、息子である安倍晋太郎についても支えてきた。東京生まれ東京育ちの3代目、何なら母方の祖父である岸信介を尊敬し、安倍寛の孫というより、岸信介の孫でありたいのだろう時の首相に対する複雑な思いが古い人たちのなかにはある。それは昨今の安倍派に投機して、桜を見る会でフィーバーしているような連中とはタイプとしてもまるで異なるものがある。



 市長選をひっくり返した力は、いわゆる「反安倍」というような単純な代物ではない。深刻な基幹産業である水産業の衰退に直面し、人口減少が著しいなかでもがき苦しんできた長門の住民たちにとって、停滞した大西市政をどうにか変えたいという思いが充満しており、「安倍派でござい」といってポストに座っているだけでは屁の突っ張りにもならないという危機感が背景にあった。それが安倍晋三の安倍派だろうがいい加減にせい! という力が下からつながり、筆頭秘書が奔走しようがどうにもならなかったのである。下関もしかり。安倍派も色色である。 武蔵坊五郎


就任半年で寝てばかりの下関市長 なぜ叱る者がいないのか 長周新聞 山口県 2017年10月3日
https://www.chosyu-journal.jp/yamaguchi/4934