さてはてメモ帳 Imagine & Think! 

重要情報をゴミに埋もれさせないよう絵本化 避難所

ネタニヤフ首相、汚職で起訴 政権固守の意向は崩さず

2019-11-22 12:20:49 | 歴史
ネタニヤフ首相、汚職で起訴 政権固守の意向は崩さず 2019年11月22日 6:31 発信地:エルサレム/中東・アフリカ [ イスラエル 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3256047


イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(2019年4月10日撮影、資料写真)。(c)Thomas COEX / AFP


・・・


中東エルサレムで、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相起訴を発表するアビハイ・マンデルブリット検事総長(2019年11月21日撮影)。(c)MENAHEM KAHANA / AFP


【11月22日 AFP】(更新、写真追加)イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が21日、汚職関連の罪で起訴された。イスラエルの現職首相が起訴されるのは初めてだが、ネタニヤフ首相は起訴を自身に対する「クーデター」と非難し、権力の座に留まる意向を表明した。

 イスラエルでは政権不在の状態が続いており、ここ1年で3度目の総選挙が行われる可能性が出ている。

 ネタニヤフ氏は収賄、詐欺、背任の罪でアビハイ・マンデルブリット(Avichai Mandelblit)検事総長により起訴された。起訴内容によると、ネタニヤフ氏は70万シェケル(約2200万円)相当の物品を受け取っていたほか、メディアグループに有利な規制改正をする見返りに、自身に好意的な報道を求めたとされる。

 ネタニヤフ氏は即座にテレビ演説で反論。「ここで起きているのは、首相に対するクーデターの試みだ」と主張し、「私は法の文面に従い、この国を率い続ける」と述べた。

 ネタニヤフ氏は法律上、有罪が確定するまで首相を辞任する必要はないが、政治的圧力は強まるとみられる。また、同氏が議会に不訴追特権を求める可能性もある。

(c)AFP






https://twitter.com/navistyle33/status/1197357881441447936

なびすけすたいる #与野党グル@navistyle33

abの隣はコーメイ・ナツヲ。売国グルの「吸い上げた税金で花見をする会」
尾張おっぺけぺー










首相動静―11月20日 11/20(水) 20:06配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191120-00000067-asahi-pol

 【午前】8時36分、官邸。37分、報道各社のインタビュー。9時5分、岡田直樹官房副長官。56分、国会。58分、参院本会議場。59分、茂木敏充外相。10時1分、参院本会議。11時58分、官邸。

 【午後】1時58分、西村康稔全世代型社会保障改革担当相、田和宏内閣府審議官、太田充財務省主計局長、伊原和人厚生労働省政策統括官、新原浩朗経済産業省経済産業政策局長。2時31分、田和、太田、伊原、新原各氏出る。34分、西村氏出る。42分、小渕優子自民党沖縄振興調査会会長らから提言書受け取り。58分、河野太郎防衛相、防衛省の西田安範防衛審議官、槌道明宏防衛政策局長。3時25分、河村建夫同党衆院議員。4時12分、北村滋国家安全保障局長、林肇官房副長官補、今井尚哉首相補佐官、秋葉剛男外務事務次官。5時20分、全世代型社会保障改革に関する現場との意見交換会。6時39分、東京・平河町の中国料理店「上海大飯店」で内閣記者会加盟報道各社のキャップと懇談。8時52分、東京・富ケ谷の自宅。


首相動静―11月21日 11/21(木) 20:47配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191121-00000070-asahi-pol

 【午前】9時56分、官邸。59分、西村康稔社会保障改革担当相、田和宏内閣府審議官、太田充財務省主計局長、伊原和人厚生労働省政策統括官、新原浩朗経済産業省経済産業政策局長。10時28分、田和、太田、伊原、新原各氏出る。33分、西村氏出る。34分、沼田幹夫前日本台湾交流協会台北事務所代表。48分、甘利明自民党税制調査会長。11時27分、大西倉雄山口県長門市長。41分、山崎和之ジュネーブ国際機関政府代表部大使、梨田和也駐タイ大使、牛尾滋駐ポルトガル大使ら。

 【午後】1時7分、東京・神南のNHKホール。商工会全国大会に出席し、あいさつ。37分、官邸。45分、槌道明宏防衛省防衛政策局長。2時、北村滋国家安全保障局長、林肇官房副長官補、今井尚哉首相補佐官、外務省の秋葉剛男事務次官、山田重夫総合外交政策局長。30分、オーストラリアのレイノルズ国防相の表敬。3時4分、杉田和博官房副長官、古谷一之、林両官房副長官補、厚生労働省の鈴木俊彦事務次官、谷内繁社会・援護局長。4時、古沢満宏国際通貨基金(IMF)副専務理事。34分、国家安全保障会議。5時14分、茂木敏充外相。18分、全世代型社会保障検討会議。6時44分、東京・元赤坂の明治記念館。宴会場「富士の間」で世界海上保安機関長官級会合のレセプションに出席し、あいさつ。記念撮影。7時24分、東京都新宿区のフランス料理店「オテル・ドゥ・ミクニ」。評論家の金美齢氏、作家の百田尚樹氏、ジャーナリストの櫻井よしこ氏、有本香氏、作曲家すぎやまこういち氏らと食事。10時6分、東京・富ケ谷の自宅。




【報ステ】名簿廃棄“大型シュレッダー待ち”の謎 11/21(木) 23:30配信 テレ朝 news
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191121-00000073-ann-pol

All Nippon NewsNetwork(ANN)

 国会では21日も『桜を見る会』をめぐる追及が行われた。野党側は、招待客について問うたが、菅官房長官や麻生財務大臣は「記録が残っていないため詳細は不明」と繰り返した。『桜を見る会』には、どんな人たちが参加していたのか、詳細を知ろうにも、政府は、招待客の名簿を5月9日に廃棄したとしている。5月9日は、共産党の宮本議員が『桜を見る会』の関連資料を開示するよう求めた日と一致する。

内閣府の大塚官房長は、この日に廃棄した理由について、「分量が多いため大型のシュレッダーを使おうとしたが、各局の使用が重なり、調整した結果、連休明けになった」と説明した。“大型シュレッダー”は、1000枚を一括投入でき、40秒で細断することが可能だという。

別の省庁のある幹部は「“シュレッダー待ち”なんて経験もないし、聞いたこともない。大量の処分が重なるなんて驚きだ」と語る。さらに、公文書の保存期間をめぐる疑問も浮上。内閣府と内閣官房が最終的に取りまとめた総理に関連する招待客名簿は『保存期間1年未満』だが、総務省や厚生労働省、国土交通省などは、同様の名簿を『保存期間10年未満』で取り扱っている。この違いについて、内閣府の大西審議官は「数千人に及ぶ個人情報が含まれている文書であり、それを適切に管理することは困難なので、使用目的が終わり次第、速やかに廃棄している」と説明した。


サイコパス・安倍氏の下で奴隷のようにコキ使われる内閣官房の役人はよくも平気で言いなりになるものだ:自己嫌悪に陥らないのか 新ベンチャー革命 2019年11月22日 No.2528
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/4438803.html




桜散る安倍内閣の総辞職秒読み態勢移行するなり 植草一秀 2019年11月22日 (金)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-db0f4b.html

安倍首相による不祥事があとを絶たない。政治私物化不祥事の専門商社の様相を呈している。これらの不祥事には共通する特徴が観察される。

1.安倍首相自身が嘘を突き通す
2.刑事司法当局が重大犯罪を摘発しない
3.メディアが共通の反論を多発的にばらまく。


この手法で安倍内閣は巨大犯罪事案をすり抜けてきた。
これまで成功したから、今後も成功すると高を括っている。
このまま進むと日本は朽ち果てる。

「いまだけ、金だけ、自分だけ」の三だけ教信者が朽ち果てる分には、自業自得、因果応報だから構わないが、三だけ教信者ではないまっとうな市民まで巻き添えになることは避ける必要がある。

そのために何が必要か。必要なことを明らかにして直ちに対応する必要がある。

必要なことは、
1.主権者が不正に声を上げること
2.真実の声を、インターネットを通じて発し、共有すること
3.信頼できる政治勢力と連帯すること

この三つで対抗するしかない。

安倍内閣は反論の主張を用意して、御用軍団を用いて一斉流布を行う。マスメディアでは、産経、読売、日経グループが中核を担うが、朝日、毎日も枢要部門は政治権力によって掌握、支配されてしまっている。

そして、公共放送であるはずのNHKが、公共放送としての役割を果たさず、単なる御用報道機関=大本営と化して、日本の情報空間を徹底的に歪めている。



インターネット上ではグーグル、ヤフー、マイクロソフトの大手ポータルサイトが政治権力と癒着しており、これらのサイトに情報を無償提供している報道機関が産経系列に偏っているため、産経グループが提供する偏向しきった情報がニュース・ポータルサイトの見出しを占拠する。

新聞・テレビから情報を入手しない者の多数が、インターネット上のニュース・ポータルサイトから時事情報を入手しており、この結果、偏向情報で洗脳されてしまうという歪んだ状況が生じている。

「桜を見る会」に関しては、
・「桜を見る会」問題よりも重要な国政上の重要問題がある
・鳩山内閣下の「桜を見る会」でも首相に近い人物が招かれた
・ニューオータニで安い費用でパーティー、勉強会を開いた議員は野党にもいる
・「何がいけないのか」という声が存在する
などの、「用意された反論」が一斉に各所から流布されている。

「いまだけ 金だけ 自分だけ」の三だけ教信者は、自分たちの利権、利得を守るために極めて熱心で、まめである。この人々が国政選挙に必ず足を運んで安倍自公政治を支えて、日本政治を私物化している。

拙著
『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)
https://amzn.to/2WUhbEK
にこのことを書いた。
そして、政治を私物化している首領が安倍首相自身なのだ。
鳩山元首相は「桜の見る会」に後援会関係者を招いたことを明らかにしているが招待者の数がまったく違う。
安倍首相は政府主催行事を完全に私物化しているのだ。
1000人単位で私的な関係者を招いていることが「政治の私物化」と批判されている。

安倍首相を退陣に追い込むには、決め手が必要である。
その決め手になるのが前夜祭問題だ。
安倍首相はホテルニューオータニと口裏を合わせたうえで釈明したと見られるが、その説明は全面的に虚偽である疑いが濃厚である。

重要なことは、この釈明が虚偽であることを証明する証拠を確保することだ。真実を知る者は複数存在する。

中国に「四知」という言葉がある。「天知る、地知る、汝知る、我知る」を指す。

必ず安倍首相の嘘を証明する明確な証拠が浮上するはずだ。「天網恢々(てんもうかいかい)疎(そ)にして漏(も)らさず」ともいう。

そのとき、安倍首相は首相辞任に追い込まれる。
安倍首相辞任が秒読み体制に移行したと言って間違いないだろう。

メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」
https://foomii.com/00050
のご購読もよろしくお願いいたします。
上記メルマガを初めてご購読される場合、
2ヶ月以上継続して購読されますと、最初の一ヶ月分が無料になりますので、ぜひこの機会にメルマガのご購読もご検討賜りますようお願い申し上げます。
https://foomii.com/files/information/readfree.html



「桜を見る会」前夜祭問題でニューオータニ総支配人が文春の直撃に「(即位)晩餐会をやっていただいた」 入札なしの発注に疑惑も リテラ 2019.11.22 08:09
https://lite-ra.com/2019/11/post-5104.html

ホテルニューオータニでの安倍首相夫妻主催の晩餐会(首相官邸HPより)

 嘘に嘘を重ね、その結果、次々に新たな疑惑がふくらみつづけている「桜を見る会」問題。昨日21日におこなわれた参院内閣委員会では反社会的勢力や半グレ組織とみられる人物が出席していた問題も追及されたが、菅義偉官房長官は“知らぬ存ぜぬ”でしらばっくれた。

 だが、こうした態度もどこまでつづくか。とくに公職選挙法や政治資金規正法違反、さらには贈収賄にあたるという指摘も出ている「前夜祭」問題では、また新たな証言が出てきた。

 それは、昨日発売された「週刊文春」(文藝春秋)の特集記事に掲載された、「前夜祭」参加者による証言だ。

 この「週刊文春」は8ページにもわたって「桜を見る会」問題を大特集しているのだが、そのなかで「前夜祭」に参加した人から、こんな証言を得ているのだ。

「当日、招待状も何も持たずに行ったが、『山口出身で親が後援者だ』と言ったら入れた」

 安倍首相の主張は“安倍事務所の職員が受付で参加者から5000円を集金し、ホテル名義の領収書を手交。受付終了後に集金した現金をホテル側に支払った”というものだったが、この証言のとおり、招待状もなく入れたり、逆に招待状を持っていても欠席する人が出るようなユルい宴会だったとしたら、ホテル側は一体いくらの収入があるか、最後までわからないということになる。そんな博打みたいな発注を受けたとは到底考えられない。

 だが、「週刊文春」の追及はこれで終わらなかった。「週刊文春」は「前夜祭」問題を、ニューオータニの代表取締役常務であり東京総支配人の清水肇氏に直撃してぶつけているのだ。

 本サイトでも既報のとおり、清水氏のFacebookでは安倍首相、そして夫人の昭恵氏の両方と「友達」となっており、安倍夫妻との関係が疑われていた人物。しかも、清水氏はFB で、安倍首相の“ビッグサポーター”として知られるアパグループの元谷外志雄代表の私塾「勝兵塾」に「いいね」をしていたり、元谷芙美子アパホテル社長とカラオケを楽しむ様子が投稿されており、人脈や思想が安倍首相と近いことがうかがえる。

 そして、「週刊文春」の直撃を受けた清水氏は、安倍首相との関係について「(FBは)こちらが一方的に友達になっているだけです」「ゴルフや飲食もともにしたことはないですし」と否定しつつも、一方でやはり安倍首相をかばいつづけたのだ。

「安倍さんが説明された通りです。五千円が安いと言われても、うちがそれで引き受けているんだから」
「(報道された最低価格)一万一千円というのは、単なるベンチマーク。こちらだって商売なんだから、予算に応じて検討しますよ」

 本サイトがニューオータニに問い合わせした際には、「最低でも1万1000円」とはっきりと言い、「5000円でお願いできると聞いたのですが」と訊くと「そのようなプランはございません」と断言。NHKの取材に対しても「値切り交渉などには応じられない」と答えていた。しかし清水氏は、安倍首相には「5000円で引き受けた」「商売だから予算に応じて検討する」と言うのである。

 一般人の値切り交渉は拒絶する一方で、安倍首相には融通する……。皆が薄々はそうした優遇はあるかもしれないと感じながらも、ここまではっきりと明言されると、ニューオータニのブランドイメージを総支配人自ら傷つけているようなものだが、しかし、目を疑ったのは、こんな一言だ。

 それは、縁が深かったという安倍首相の祖父・岸信介とニューオータニの初代社長である大谷米太郎氏の関係を記者が挙げた上で、「現首相と御社も関係が深いのか」と質問したときだ。清水氏はこの質問に、こう答えたのである。

「それは知らなかったが、このあいだの晩餐会(即位の礼の翌日、十月二十三日に行われた首相夫妻主催の会)もやっていただいた。総理といえば天皇の次くらいの人ですから、使ってもらえるのはありがたいですよ」


 安倍首相は天皇の次くらいの人──。まるで安倍首相に心酔し崇め奉る極右安倍応援団のような発言だが、清水氏のこの言葉は、下々の者は「最低でも1万1000円」で、「天皇の次くらいの」安倍首相は1人5000円でも使ってもらえるだけでもありがたい、そういう意味に受け取れる。

ニューオータニ代表取締役が口にした即位式典「首相夫妻主催晩餐会」をめぐる疑惑

 だが、この発言で重要なのは、清水氏が「首相夫妻主催晩餐会」を引き合いに出していることだ。

 清水氏が言うように、今年10月22日におこなわれた「即位礼正殿の儀」の翌日23日には、問題の「前夜祭」と同じニューオータニの「鶴の間」で「内閣総理大臣夫妻主催晩餐会」が開催され、その予算総額は予算1億7200万円にものぼっている。

 だが、この「首相夫妻主催晩餐会」の会場がニューオータニに決まった経緯は、なんとも不可解なものだったのだ。

 たとえば、同じ即位にまつわる祝宴で、皇居でおこなわれた宮内庁管轄の「饗宴の儀」の料理は、8月に一般競争入札方式で最低価格だったグランドプリンスホテル新高輪が落札したが(落札価格約8400万円)、「首相夫妻主催晩餐会」の会場選定のほうはなぜか、そうした入札なしで1月にニューオータニに決められていた。

 内閣府に設置された「皇位継承式典事務局」によれば、「舞台スペース(平成度の実績:220席分)を除いて約900名の正餐が行える宴会場を有する」「元首など各国要人をもてなすため、非常に高いレベルの接客及び充実した設備・ノウハウを兼ね備えている」「前日も使用可能」「23日に大きなイベントがないこと」の4点が選定理由だという。これくらいの条件ならば、帝国ホテルの「孔雀の間」やホテルオ−クラの「平安の間」は「鶴の間」と同規模の宴会場であるし、いろいろ候補にあがりそうなものだが、しかし〈事務局において調査した結果、選定のポイント1〜4までの全ての項目をクリアしたホテルは、「ホテルニューオータニ」のみ〉と結論づけたのだ。

 入札もおこなわず、不透明な選定によって予算総額1億7200万円もの税金が使われる宴会がニューオータニに決定していた……。これには刑法が専門の園田寿・甲南大学教授も「(「前夜祭」の)不当な値引きの背景には、こうした国発注の行事もあるのではないか」(共同通信19日付)と言及していたが、今回、「前夜祭」問題を直撃された清水氏は、「安倍首相にはこのあいだの晩餐会もやっていただいた」と自ら言及したのである。つまりこれは「晩餐会」会場をニューオータニにしてくれたから「値引き」した、あるいは「値引きの見返り」として「晩餐会」会場がニューオータニになったと、少なくとも清水氏はそう理解している証拠ではないのか。

ニューオータニの広報部長ら2人が議員会館にある安倍事務所に呼び出されていた

 しかも、こうした清水氏の発言からもうかがえるように、ニューオータニは徹底して安倍首相を守る気なのだろう。実際、「週刊文春」の記事でも、夜に安倍首相が異例の約20分のぶら下がり取材を決行した15日、ニューオータニの広報部長ら2人が議員会館にある安倍事務所に呼び出され、「会費5000円」ということが「厳重に“確認”」されたと官邸関係者が証言。安倍首相の政策秘書である初村滝一郎氏が官邸に出向いてその報告をおこなったと伝えている。つまり、“口裏合わせ”を済ませた上で、安倍首相は不意打ちのぶら下がり取材をおこなったのだ。ちなみに初村氏といえば、森友問題が発覚し昭恵夫人が名誉校長を辞任した際も、森友側に「(名誉校長から)降ろせ」「今日中に顔写真すべて外せ」と「コワモテの声で」打診したと籠池氏に証言されたこともある。

 この調子だと、安倍首相は「明細書は発行されていない」という常識はずれの主張を押し通し、ニューオータニは「一概に言えない」などと口を濁しつづけるはずだ。だが、本サイトでは繰り返してきたように、もし実際にニューオータニが5000円で引き受けていたとしても、本来は参加者1人につき1万1000円以上の費用にもかかわらず大幅な値引きをおこなっていたことになれば、それは「安倍晋三後援会」への寄附にあたり、政治資金規正法で禁じられた政治団体への企業献金となる可能性がある。

 しかも、その背景に、予算総額1億7200万円もの国事業の発注が絡んでいたとしたら、これはさらに巨額の税金を使った一大疑惑に発展する問題だ。

 12月9日に臨時国会の会期末を迎えるため、安倍首相は是が非でも予算委員会の集中審議を拒否して逃げ切る算段なのはあきらか。そして、年をまたげば「国民は忘れる」と踏んでいるのだろう。だが、「桜を見る会」問題は、政権与党である安倍自民党が、安倍首相を筆頭にして国民の税金を使い地元有権者を買収、さらに安倍首相本人の違法行為疑惑という、重大な不正問題なのだ。もうこれ以上、安倍首相の私物化を許すわけにはいかない。


(編集部)



検事総長が裁判所に苦言 刺激強い証拠「採用の努力を」 2019年2月20日17時27分
https://www.asahi.com/articles/ASM2N4SDXM2NUTIL01V.html


写真・図版裁判所の訴訟指揮について言及した稲田伸夫検事総長=2019年2月20日、東京・霞が関の法務省


 稲田伸夫検事総長は20日、遺体や犯行現場の写真など刺激の強い証拠について、「裁判所が必要性を認めない傾向にある」と指摘した。裁判所の姿勢に苦言を呈した形だ。検察トップが公の場で裁判所の訴訟指揮に言及するのは珍しい。

 全国の地検検事正らが集まる会議で述べた。刺激の強い証拠をめぐっては、裁判員の精神的な負担を考慮するなどとして写真を白黒にしたり、イラストに変えたりする事例が相次いでいる。裁判員経験者からは「写真は耐えられない」との意見がある一方、「写真の方が被害者のことを考えることができた」との声もある。

 稲田総長は、「そもそも刑事裁判は証拠によって認定されるものだ」と指摘。こうした証拠について、裁判員の負担の観点のほかに「被害者や遺族の心情も十分配慮しつつ、必要な場合には証拠が採用されるよう努力してほしい」と検事正らに訓示した。