やりたいコト

いとこの“Ｓたくん”が、あそびにきてくれた。
Ｓた　　「Ｆあくん！　コレやろ！」
おとうと「いいよ！」

おなじ“３さい”は、なかよし。

そこへ、ちかくに“ようじ（用事）”のあった“おじいちゃん”たちもきた。
おじいちゃんは、“スマホ”で“あいきどう（合気道）”をみせてくれた。
おにい　「あ、ちょっと、まってて！」
みんな　「？」
おにいちゃんは“メモ”をもってきて、“え（絵）”をかきはじめた。
おにい　「えっと、はじめは…」
おねえ　「…」
ぼく　　「…」

おにいちゃんは、この“メモ”をみながら…“れんしゅう”をはじめた。

みんな、それぞれに…やりたいコトをやってた。
のんびり、やりたいコトをするって…“ぜいたく（贅沢）じかん”。

ついでに…

ママとおねえちゃんが“バレンタイン”をつくった。
ついでに、おねえちゃんは“よるごはん”もつくった。
おねえ　「なんか、やりた～い！」
ママ　　「じゃ、“たまねぎ”きって～」
おねえ　「ちょっと、まってて！」
ママ　　「？」
おねえちゃんは、なかなか…もどってこない。
おねえ　「あった、コレさがしてたの。」
ママ　　「“はなせん（鼻栓）”しないと、イミないんじゃ…」
おねえ　「じゃ、“いき（息）”とめとく！」

おねえちゃんは“いき”をとめて、“たまねぎ”をきった。
おねえ　「プハ～、くるし～！」
ママ　　「…」
おねえちゃんが、さわがしく“おりょうり”してるので…
ぼく　　「なんか、やりた～い！」
おとうと「やりた～い！」
みんなも、よってきて…みんなで“はるまきコロッケ”をつくった。

“はるまき”があまったので、“りんごパイ”もつくった。
“はるまき”の“かわ（皮）”は、ぶあつい。
ぼくたちが、いろいろやっても…やぶれない！
カリッと、サクッと…ズシッと、おいし～！

たまには、みんなでつくる“よるごはん”も…いいもんだ！

遅すぎるバレンタイン

ママとおねえちゃんが“バレンタイン”をつくってた。
ママ　　「あげるの、わすれてたね～」
おねえ　「ちゃんと、おぼえてたよ。」
ママ　　「チーズケーキにしよっか、おぼえてる？」
おねえ　「ん～、なんとなく。」
“こどもケーキきょうしつ”でならった“チーズケーキ”をあげることにした。
おねえ　「えっと…こうやって…」
ママ　　「おぉ～、キレイになってきた～」

おねえ　「もっと、“たかさ”があったけど…」
ママ　　「みんなでたべるから、おおきいのにした。」
おねえ　「…できるかな。」
ママ　　「だいじょうぶでしょ～」
やけてみたら、うすい“チーズケーキ”になってた。

パパ　　「なんか、でかいね～。」
ママ　　「うすいけどね。」
おにい　「おれ、チーズケーキだいすき～」
ママ　　「バレンタインのチーズケーキだから。」
おねえ　「ちいさい…」
ママ　　「…バレンタインのだから。」
おねえちゃんは“おとこたち”より“ちいさい”ので…すねてた。
うすくて、ひろい“チーズケーキ”は…ペロリだった。

おそいけど、なんとか“バレンタイン”おわり～