10月26日(日)に開催される幕末史セミナー“没後100年、藤田五郎として生きた新選組 斎藤一”ですが、おかげさまで9月末の段階ですでに定員の七割近いお申し込みをいただけているそうです。
セミナーの詳細についてはこちらをご覧ください。
告知には以下のように書いてあります。
“今年は斎藤一が没して100年に当たりますが、映画「るろうに剣心」第2作「京都大火編」が封切られました。
また、9月13日から、第3作「伝説の最後編」が公開されます。
斎藤一役は、江口洋介さんです。
三十一人会では、下記の講演会を企画しました。
斎藤一は明治になって、藤田五郎と名乗りました。
新史料を使用しての講演です。
ぜひ、ご参加くださいますようご案内申し上げます。”
当然、これを読んで参加する気になった方もいらっしゃるはずです。
しかし講師を務める私は、映画「るろうに剣心」を見ていません。
私の講演のテーマは「藤田五郎警部補の西南戦争」ですが、史実をお伝えすることが目的なので、映画「るろうに剣心」は関係ありません。
しかし告知文にこのように書かれているし、映画も大ヒットしているようなので、先日見てきました。
江口洋介さん演じる藤田五郎は格好良いのですが、見せ場は序盤だけで派手なバトルも少なく、藤田目的の私としては少々ガッカリでした。
後編である「伝説の最後編」での活躍に期待です。
私がこの映画を見て一番嬉しかったのは、川路利良大警視の登場シーンです。
原作では身長の低い人物に描かれていた川路大警視ですが、映画版では小市慢太郎さんが演じていらっしゃいました。
後編にも登場していれば嬉しいのですが。
※写真は豊後口警視徴募隊二番小隊が戦った鶴羽峠
皆さまにお伝えしたかった内容をうまく伝えることができなかったことを後悔していたので、そうおっしゃっていただけて嬉しく思います。
講演の内容については、後日『幕末史研究』に掲載していただける予定です。
よろしければご覧になってください。