幕末掃苔屋 公式ブログ

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小楠公園

2011年02月02日 | 掃苔録

花岡山の山頂からは熊本の街が一望できます。
熊本城も見下ろせます。
西南戦争では薩軍の陣地となり、ここから大砲を撃ったそうです。
砲撃の激しさは、当時城内の病院に入院していた喜多平四郎三等巡査の日記「征西従軍日誌」
で知ることができます。
山頂に史跡マップがあり、そこに「熊本の写真会の草分け 富重利平の墓 安国寺」との
記載を見つけました。
古写真研究家の森重さん(「幕末酒場・新選組屯所/春廼舎」の常連)のお陰で古写真にも
興味が出てきたので、掃苔しました。

安国寺には古くて立派な墓がたくさんあり、知る人ぞ知る著名人の墓も多そうです。
「幕末と明治」の墓のみを専門としている私が見てもピンときませんが、探墓巡礼顕彰会の
面々が見たら喜びそうな墓がたくさんありそうに思いました。

そのあと駅に戻りましたが、午前中の段階ですでに万歩計の表示歩数は一万歩を超えていま
した(なぜ万歩計をつけているのかについては後日ご説明いたします)。
花岡山も安国寺も距離的には駅から近いのですが、今井の墓を探して墓地をうろうろしたので
歩数が嵩んだのでしょう。

次は小楠公園に向かいました。
熊本駅からバスで30分ほどの小楠公園前で下車します。
小楠公園には横井小楠の墓(遺髪塚)と像があります。

小楠公園には前々から行きたかったのですが、駅からやや遠いためにこれまで行けずにいま
した。
公園には、「横井小楠生誕200年」ののぼりがたくさん立っています。
残念ながら今回は寄れませんでしたが、1、2キロ離れたところに四時軒と小楠記念館があり
ます。

なお横井の墓は京都市左京区南禅寺塔頭の天授庵にもあります。
こちらは五年前に掃苔しました。


※写真は小楠公園にある横井小楠の墓(遺髪塚)


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