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大警視が習得したと思われるヤッパンマルスですが、一体どのようなリズムであったのか、なんとか聞いてみたいと思いました。
ヤッパンマルスの演奏技術は残念ながら現在では途絶えてしまったそうですが、「幕末のドラムマーチ「ヤッパンマルス」の復元―鼓譜からルーディメンツを読み解く―」の筆者である奥中先生が解読に成功し、再現演奏も行われていることを知りました。
再現されたヤッパンマルスは2004年放送のNHK大河ドラマ『新選組!』内でも演奏されているというので、さっそく確認してみました。
ヤッパンマルスが演奏されているのは、第四十五回「源さん、死す」においてでした。
演奏シーンはわずかなものでしたが、大警視の追っかけである私としては「これが大警視も習得したであろうヤッパンマルスか!」と満足できました。
CD『分列行進曲 軍艦行進曲―よみがえる軍楽隊 ベスト』(キングレコード、2011年発売)にもヤッパンマルスが収録されているそうなのでさっそく購入してきましたが、こちらは太鼓以外の楽器も使って演奏しているので、大警視の演奏をイメージしながら聞くのであれば「源さん、死す」の方がおすすめです。
また山口県湯田温泉では、湯田地区商工振興会によるヤッパンマルスの再現演奏がおこなわれているそうです。
いつか見てみたいものです。
※写真は湯田温泉にたつ井上馨の像
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