昨日、老妻と娘が新緑の東京都内の神社仏閣をバスで巡り、その後、夜、歌舞伎を観劇してお一人様5,500円也という格安旅行企画に参加してきた。帰宅しての第一声は"まるで人を見に行ってきたようなものだ”-。といってもけっして不満ではなく二人とも大万悦の様子だった。
新聞社の販売店が企画した、なにか”いわくつき”の企画のようだが、朝早く最寄のJRの駅をバスで出発、江戸時代からの名園、六義園の新緑をかなで、そのあとこれまた江戸時代から続く根津神社(権現さま)のつつじを観賞、亀戸天満宮(天神さま)の藤柵を見て浅草の観音さまで昼食休憩し、歌舞伎を観劇するという内容である。昼食は自前だが、明治座の歌舞伎の席は、本来なら1万円もしそうな席だったという。多分、東日本大震災で突然キャンセルが出た穴埋めなのかもしれない。
老妻の話だと、六義園はそれほどではなかったが、根津神社、亀戸天満宮、浅草寺はどこも参詣客でいっぱい。根津神社は権現造りの本殿まで行けず、参道脇の乙女稲荷を代わりに拝んできたという。亀戸天神も参拝するのがやっとで、浅草の観音さまは本堂前に警備の繩がはられ、安全のため参拝制限がされていたそうだ。しかし、この中には外国人の観光客の姿は見られなかったという。
テレビを見ると、東日本大震災の後、神社仏閣を参拝する日本人は、東京だけではないらしい。やはり、あれだけの大震災だ。人々が神さま、仏さまに祈る気持ちは自然である。
(写真は根津神社のつつじを観賞する人の波)
新聞社の販売店が企画した、なにか”いわくつき”の企画のようだが、朝早く最寄のJRの駅をバスで出発、江戸時代からの名園、六義園の新緑をかなで、そのあとこれまた江戸時代から続く根津神社(権現さま)のつつじを観賞、亀戸天満宮(天神さま)の藤柵を見て浅草の観音さまで昼食休憩し、歌舞伎を観劇するという内容である。昼食は自前だが、明治座の歌舞伎の席は、本来なら1万円もしそうな席だったという。多分、東日本大震災で突然キャンセルが出た穴埋めなのかもしれない。
老妻の話だと、六義園はそれほどではなかったが、根津神社、亀戸天満宮、浅草寺はどこも参詣客でいっぱい。根津神社は権現造りの本殿まで行けず、参道脇の乙女稲荷を代わりに拝んできたという。亀戸天神も参拝するのがやっとで、浅草の観音さまは本堂前に警備の繩がはられ、安全のため参拝制限がされていたそうだ。しかし、この中には外国人の観光客の姿は見られなかったという。
テレビを見ると、東日本大震災の後、神社仏閣を参拝する日本人は、東京だけではないらしい。やはり、あれだけの大震災だ。人々が神さま、仏さまに祈る気持ちは自然である。
(写真は根津神社のつつじを観賞する人の波)