★BLACK STAR★舞浜RC(MRC)&湾岸TC(WGTC)

舞浜RC(MRC)&湾岸TC(WGTC)
東京ベイエリアを拠点に活動している小中学生の陸上クラブ

未来の陸上競技について考える

2016年02月22日 02時59分38秒 | コーチング

最近のニュースから
『過去の世界記録、リセットを要求 ドーピングで』毎日新聞2016年1月12日
『ネスレ、国際陸上競技連盟との提携打ち切り』日テレNEWS2016年2月11日
http://www.news24.jp/articles/2016/02/11/10322161.html
大局的見地に立ってみると陸上競技のコンテンツとしての価値はかなり低下していると言わざるを得ません。

国内に関しても東京五輪が決まって楽観ムードが漂っていますがここをめがけて他業種がますます参戦してくるのでどう考えたって陸上競技の人気は相対的には下がるはず。
サッカーや野球という従来のライバルに加えて、スケートボードやサーフィンなどのエクストリームスポーツもオリンピックに採用されたことで人気はさらに高まってくるでしょう。
そしてデジタルとスポーツの融合はますます加速していきます。
"Wii Fit"を代表する様にゲームとスポーツの垣根は低くなりもうこうなってくると勝ち目はない。
ゲームの面白さを身を持って体感してますから。
http://www.pokemon.co.jp/ex/PokemonGO/#
『Pokémon GO』公式サイト
ポケモンを探しにランニングに行く…こんな時代がもうすぐそこに迫っています。

"東京"後を考えても箱根駅伝の独り勝ちの状況は変わらないでしょう。
https://www.facebook.com/so.takei/posts/10202931252510977
『武井壮さんのfacebook』2014年1月4日
まさにこの通りだと思う。
区間賞、シード権、繰り上げスタート、結果として観客を飽きさせないコンテンツとしての魅力がやはり別格に高い。
極論を言えば箱根駅伝とオリンピックの関係は大相撲とレスリングの様なものだと思う。
相撲では世界を目指せないからレスリングをやれというのは違う。
レスリングにはレスリングの相撲には相撲の箱根には箱根にしかない価値がある。

陸上競技は波乱が少なく努力したらその分だけ結果に反映される…それが競技するものにとっては最大の魅力だと思う。
ただそのシステムが勝者と敗者を決定的に分ける諸刃の剣でもある事もまた事実。
BASICでは陸上競技を基盤にはしているけれど不確定要素を高める事でまた別のコンテンツを一から作り上げた事が成功要因だったと考えます。

部活生と市民ランナーしか来ない競技場で日々考える。
プールでは水泳の練習もレクリエーションもできる。
陸上競技場に遊びにくるという発想を生み出せないか。
これからの陸上に携わる若い世代は選手の育成も大事ですが競技そのもののコンテンツとしての向上を図っていく責務を負っているのだと強く感じます。


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