ビター☆チョコ

店じまい後も変わらずご訪問ありがとう。
新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。

年代物

2008-07-14 | 日々のこと

いよいよ暑くなってきた週末。
やっと
屋根裏部屋から扇風機を出してきた。(出してもらった)

どうしようもなく暑い時は
エアコンのお世話になるけど
エアコンなしでもいいかな~という微妙なときは
やっばり扇風機があるとないとでは大違いだ。
エアコンをつけてるときだって
扇風機を回してると、冷気が循環するから
扇風機の役割って、かなり大きいのだ。

ところで、ウチの扇風機、かなりの年代物だ。
ダンナが20代の前半、たぶん大学生か就職したばかりか
そんな大昔から使っているものだ。
数え切れないほどの引越しにも耐え、
扇風機をしまっておく箱は、もうボロボロになってきている。



途中、何度か新しい扇風機も買った。
それでも捨てきれずに、2台目の扇風機として
サブに使っていたのだけど
新しい扇風機は、どういうわけか次々と壊れ
そのたびに、またトップの座に返り咲いて
我が家の家電の長老として君臨している。

いつものことながら
ボーナスは、顔を見るまでもなく
右から左に流れ去っていき(泣)
また今年も、アナタにがんばってもらいたいと願う
暑い週末なのだった。


モンスーン・ウェディング(DVD観賞)

2008-07-12 | 洋画【ま】行

インド、デリー。バルマ家の家長ラリット(ナジル・ラディン)は苛立っている。
可愛い一人娘のアディティ(ヴァソンダ・タス)の結婚式が迫っているのに、準備がなかなか進まないのだ。
口先ばかりで仕事を進めないウエディングプランナーのデュベイ(ヴィジャイ・ラーズ)にハッパをかけながら、ひとりイライラする日々だ。
ラリットのイライラなど関係なく、世界各地に散らばったバルマ家の親戚達が結婚式のために集まってきた。
お祝いムードが盛り上がるなか、当の花嫁は浮かない顔だった。
実は。。アディティが親の薦める相手とあっさり結婚することにしたのは、長く続いた不毛の恋に決着をつけるつもりだったからなのだ。

レンタルビデオやさんをウロウロしてると
なんの予備知識もないのに、なぜか
心惹かれるものに出会うことがある。
この「モンスーン・ウェディング」も、そんなひとつだった。
なんたって、題名が素敵じゃない?

う~ん、しかしなぁ。。インド映画ってどうよ。。
踊って踊って無駄に踊りまくる。。みたいな(爆)イメージがあって、
なかなか借りるところまではいかなかったものなのだ。
でも、よくよく見てみると、ミーラー・ナイール監督作品だ。
少し前に、この監督の「その名にちなんで」を観て、それがすごく良かったので
やっと、と言うか、ついに借りる勇気?がでてきたのだった。

物語は
三日三晩、盛大な宴が続くというインドの富裕層の結婚式で繰り広げられる

まるで結婚式という名の熱帯低気圧に巻き込まれるように集まってきた
バルマ家ゆかりの人々。
世界のあちこちに散らばっていても
ひとたび集まれば、その結束は固く、一族の間にはなにも隠し事などないように見える。

しかし、パルマ家の家長のラリットは、裏では結婚式の資金繰りに苦労してるし
花嫁は不倫相手に会うために、夜中、こっそり家を抜け出す始末だ。
花嫁の従姉妹のリアにもなにか秘密があるらしい。
熱帯低気圧は、かなり大きな波乱を呼びそうな気配なのだ。

不倫の恋、別れ、そして新しい恋。
一目惚れの恋。
一途に思い続ける恋。

親子の気持ちの行き違いもある。
守っているつもりで、守りきれずにいたこともある。
幼い頃受けた傷を、ずっと引きずったままの娘もいる。

集まった人々の、様々な想いが
マリーゴールドの黄色や、ゴージャスな赤や白の衣装に彩られながら描かれていく。

不倫の恋は暴風雨と共に消え去り
暴風雨は、ずっと隠されてきた秘密も暴き出す。
そして、結婚式のクライマックスに降る激しい雨は
そんないろいろなものを洗い流して、すべて許してるような優しい雨だった。

雨の中で踊り、歌う結婚式。
三日三晩を共に過ごす儀式は、一族の結束を強め、夫婦の絆を確かめ、
それぞれの生き方を改めて問うために必要なものなのかもしれない。

とっても幸せなエンディングだった。
一緒に優しい雨に打たれてるような清々しさがあった。






                                                                  


プライバシー

2008-07-11 | 日々のこと

湿疹が出たりしたときに駆け込む皮膚科医院。
最近はアトピーやアレルギーの人も多いからだと思うけど
ビルの一室なのに
医院の中は、ビルの中だということを忘れさせるような
木の香りのする内装だ。

小さいお子さんに配慮した待合室や
どうしても長くなる待ち時間にインターネットが見られたり
とっても心配りが感じられる。

。。。のだが
プライバシーの保護のためなのだろうか。
この医院で、名前を呼ばれることはない。
受付をすると番号を書いた木のプレートを渡され
以後、順番が来て診察室に呼ばれる時も
診察が終わって会計をするときも、この番号で呼ばれる。
ちょうど、銀行の窓口みたいなシステムだ。

たしかにプライバシーの保護ではあるけど
ここまでプライバシーって必要なんだろうか。

同じように医療機関なのに
久しぶりに顔を見れば、「○○さん、お久しぶりだね。どうしてた?」と
まるで、近所づきあいしてるような会話から入るウチと
どっちがいいんだろう。

家族構成も、下手すりゃ近所に住んでる一族みんなを知ってて
誰それちゃんが1年生になったの、バアチャンが入院したの
そんな世間話が飛び交う診療室ってのは
今の時代、ありえないことなのかなぁ。

確かに、病気のことだとか、人に知られたくないことは
絶対に口にしてはいけないことだけど
あまりにも、きっちりとプライバシーということで仕切られてしまうと
軽い冗談さえ
あるいは、ドクターに訊くほどじゃないけど、受付の人にちょっと訊いてみたい。
そんな気持ちも遮断されてしまうような気がするんだよなぁ。

名前ぐらい呼んでほしいな。
番号じゃ、無機質だ。
ワタシは、単に用事を足すために待ってるんじゃなくて
ちゃんと「ひとりの不安な病人」として、ここで待ってるんだから。

名前を知ることから、親しみってでてくるもんじゃないだろうか。
親しい人のことは心配になるし
長く通って病気が良くなれば、人のことでもうれしくもなる。
それぐらいのプライバシーの「ゆるさ」は、許されてもいいんじゃないかな。

人によって考え方は様々だけど
ワタシはそんなふうに思いました。

 










 



 


グランドオープン

2008-07-09 | 食べたり飲んだり

昨日オープンしたばかりの
ディズニーランドホテルで晩ごはんをご馳走になった。

ディズニーランド事情には、とんとうといワタクシ。
いつの間に、こんなホテルが~~!!!



しかも、平日にもかかわらず混雑してる
のだから驚いてしまう。

をを~誰かと思ったら
君はグーフィーかい?




ビュッフェスタイルのレストラン。
ディズニーランド通によれば、ミラコスタやアンバサダーより品数が多い、らしい。





ローストビーフも♪



しかし。。
朝ごはんや昼ごはんならいいけど
ゆっくり食べたい晩ごはんでビュッフェというのは
どうも苦手だなぁ。





並んだ料理に目移りして
たぶん量はかなり食べてるのかもしれないけど
食べ終わった後
「これを食べた!」という満足感がないんだな。
ひとつひとつの料理の印象が薄くなってしまうんだろうなぁ。
残念なことではある。

でも、ここは。。。。
料理よりも
夢でお腹いっぱいにする場所なんだろうな。



ちいさな女の子なら
こんなかわいいビビディ・バビディ・ブティックで
髪を結ってメイクをしてドレスを着て
ホテルの中を歩いたら
もう、すっかりお姫様の気分になってしまうんだろな。

つかの間の夢を見て
元気になって現実に戻っていく場所。
大人も子供も同じ夢を見れる場所。



自分で予約してまで来ることはなかった場所だから
きらきらした夢をみせてもらってありがと♪の夜だった。





こんな週末

2008-07-06 | 日々のこと

夕方、帰ってくるなり爆睡。

昨日がPTAの講演会で
今日が仕事関係の講習会。
どちらも朝からランチつきで夕方まで。



それぞれ興味深い内容で
週末が「つぶれた」とは言いたくないのだけど
滞った家事を抱えて
新しい週を始動するのは、ちょっと気が重い。

ほこりで死ぬわけもないし
ま、なんとかなるさ、と自分に言い聞かせる。

いや。。それにしても
カナダ人の英語講師の先生が
すごいイケメンで、チャーミングな方で驚いた。
あんな先生が、通ってた高校にいたら
めちゃくちゃ英語勉強したのになー

なんだなんだ(汗)
ワタシの「興味深い内容」って、結局、それなのかい?(苦笑)
ま、いいや。
元気出していこう!!!!


 


奇跡のシンフォニー

2008-07-04 | 洋画【か】行

エヴァン(フレディ・ハイモア)は生まれて間もなく養護施設に預けられ11歳になった。
温かいとは言いがたい環境だったが、エヴァンには心の支えがあった。
それは。。両親は自分を捨てたのではなく、なにか事情があって離れ離れになったのだ。
そして、きっといつかは自分を探し当ててくれるのだ。。。という強い想いだった。
その想いを後押しするのは、エヴァンの耳に、いつも聴こえる音楽だった。
風の音、雨の音、足音。。。街の騒音さえもエヴァンの耳には、素晴しい音楽になって聴こえるのだった。

ある夜、エヴァンは何かに導かれるように養護施設を出る。
向かったのはNY。
両親を探す手がかりは何ひとつなかった。

ファーストショットは草原だ。
一面の草原の中に、ひとり立っている少年が、音楽を聴いている。
草が揺れる。
風に揺れて重なって、ざわざわと音をたてる。
私たちが「風に揺れる草の音」としか聴こえないものを
この少年は体中で、「音楽」として聴いている。
そして、風に揺られて、ただ勝手にざわめいていた草が
まるで、少年の意志によって動かされているような錯覚に陥る。

。。。鳥肌がたった。
そして、ある映画を思い出していた。
嗅覚が異常に優れていたグルヌイユの物語を。
彼もまた、全ての「匂い」を「香り」として受け止め、最後には香りをまとって消えてしまった。
しかし、同じ天才ながらエヴァンは、消えてしまうことはなかった。
自分の中だけで感じていた「音楽」というものを表現する術を知ったから。
そして、なによりエヴァンには、まだ会ったことはないけれども愛する両親がいた。

エヴァンがNYに向かった頃
エヴァンの両親も、大きな転機を迎えていた。
実らなかった恋の痛手から音楽を捨てていたのだが
また、音楽と向き合っていく決心をする。
11年間離れていた3人が
同じ時期に、音楽に導かれNYにやってくるのは
ちょっと出来すぎな感じもするのだけど
これはお伽噺なのだから。。と思えば、なんの問題もない。
ジャンルを超えた様々な音楽に彩られた、極上のお伽噺だ。

エヴァンが初めてギターにふれて
弾き始めた時の喜びに満ちた顔。
そして指先から、あふれ出てくる音とリズム。
「鳥肌がたったシーン」は、数えきれないほどある。

大きなスクリーンで、音楽を体中に浴びながら観てほしい映画だ。











ドリアンプリン

2008-07-01 | 食べたり飲んだり

ついに登場!
そうきっぱり言い切ってるところをみると
熱烈に発売を待っている人がいたのかもしれない。

ドリアンプリン。。。
コワいもの見たさ。。というか、食べたさで
つい、買ってしまった。
さすがに家族分買う勇気はなくて
一個だけ(笑)
こそこそ隠れて食べてみようと思う。



ホーチミンの街角で市場で
その姿は何度も見た。
買い物で入ったおしゃれな雑貨屋さんで
直前に食べてたに違いない。。という
強烈な匂いも、この鼻で確かめた。
それなのに、食べる機会と勇気がなかったドリアンに
こんなところで、こんな形で出会うなんて~。

開けてみる。



。。。フツーだ。
香りも特筆するべきものはない。。な。。。(ちょっと残念)

これから、ゆっくり食べてみようと思う。