ビター☆チョコ

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父と娘

2006-04-24 | 日々のこと
1週間ほど前だったろうか、娘に「23日、映画付き合ってくれない?」と誘われた。
なんでも「ホテル・ルワンダ」か、その原作本の「ジェノサイドの丘」どちらかを読んで(観て)レポートを書くという課題が出たのだそうだ。
友達とは日程が合わず、一人で行くのは嫌なのでお呼びがかかったらしい。
ちょっと観たいなぁと思って見逃してた映画だったのだが、前日は法事で留守にしたし、2日続けて出かけたら家の中がしっちゃかめっちゃかになってしまう。
場所が渋谷というのも腰が引けた原因だ。
日曜日の渋谷だなんて。。。勘弁してほしい。

驚いたことに娘はその後、父親に話を持ちかけたらしい。
そしてもっと驚いたことに、父親がその話に乗ったらしい。
映画はスカーッとしたものに限る!と言い切る人が「ホテル・ルワンダ」とは。。
娘には甘いんだねぇ。。。。

昨日の日曜日二人は出かけて、映画に感動というか、打ちのめされて帰ってきたのだが
映画の後、お茶をして会計の時「ご一緒でよろしいですか?」と聞かれたのだそうだ。
「親子じゃなくて怪しい関係の二人に見えたんじゃないか」と父親は勘ぐっているのだが、どうなんでしょうね?(笑)

私達が娘の年頃だったはるか遠い昔。
お父さんというのは、娘に毛嫌いされることが多かった気がする。
私の友達は「お父さんが入った後のお風呂は入りたくない!」と言ってたし、
そこまであからさまに毛嫌いはしなかった私でも、お父さんを誘って映画に行くことなんて考えも及ばなかった。
お父さんは選択肢から完全に外れてた。

昨日見たテレビでも女子高生が「お父さんはどちらかというと好き」と言ってたし
昔とは様子が変わってきてるらしい。
お父さん達が変わったのか。
それとも娘達が変わったのか。
さて、どっちだろう?