安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

三峰川で石拾い、ジャズ喫茶「蔵ZEN」で珈琲、南アルプス村でクロワッサン購入(伊那市長谷へドライブ3)

2020-11-25 19:34:23 | お出かけ・その他

伊那市長谷へドライブの3回目で最終です。赤石山脈(南アルプス)は、赤い石があるところから名づけられたようですが、その石が三峰川に流れてきます。Wさんは今回それを拾うのを楽しみにしていましたが、無事ゲットしました。

「蔵ZEN」は久しぶりでしたが、マスターや奥様に歓迎していただきました。連休のためか若い人が数人もいてびっくり。最後に道の駅「南アルプス村」に寄りお土産にパンを購入して、帰途につきました。晩秋を堪能した一日。

(三峰川で石拾い)

三峰川の堤防に車を駐車。

石拾いは専らWさんにお任せ。赤い石といっても、どういうものなのかは僕にはわかりませんでした。

このへんがそうだそうです。

赤い石です。庭に置いておくのに良さそうだそうです。

Wさんの石拾いの間に、僕は杉島ドーナツ万十を買いに行ってきました。

(ジャズ喫茶「蔵ZEN」)

住所:長野県伊那市長谷非持1019
電話:090-1860-3211
ホームページ:蔵ZEN (facebookです。)

入口

店内。スピーカーのある方向とは反対を撮っています。手芸品なども売っています。クリスマスツリーがありました。

驚きました。入店時に女性を含めて若者が4人もいましたから。

スピーカーは変わっていません。

マイルス・デイビスのアルバムジャケットが飾ってあって、かけるのはジャズの名盤路線になっているのでしょうか。マスターは、カシオペアなどのフュージョンがお好きです。

電子ピアノの上にも、名盤レコードが置いてありました。

「Young Lions」をレコードでかけているところ。以前よりも柔らかめで聴きやすい音になっているように感じたので、機器を変更したのかマスターに尋ねたところ、アンプを替えたと話していました。

大きなスピーカーやレコードプレーヤーが珍しいらしく、マスターが説明していました。

珈琲。本日は奥様がお店に出ていて、奥様が淹れてくださいました。酸味がほんのり出ていて、美味しい。

ご自宅の裏庭に、庭園があって驚きました。マスターのお父様が作ったもので、かつては池があったそうです。かなり遠くから石を運び入れているようです。今日は石に縁がある日でした。見送っていただきました。

(道の駅 南アルプス村 パンや)

住所:長野県伊那市長谷非持1400
電話:0265-98-2968
ホームページ:ina-city-kankou.co.jp/panya

正面がパンやさんです。朝と帰りと二回寄りました。

朝8時から営業しています。

庭には落ち葉が。

店内

看板商品のクロワッサン。人気があって、予約して買っていく人が多いです。

マフィンやアップルパイなど、種類も豊富にあります。

道の駅なので、隣には地元で獲れた野菜や加工品なども販売しています。


鹿嶺高原展望台からの眺望と「杣蕎麦」で昼食(伊那市長谷へドライブ2)

2020-11-24 20:00:17 | お出かけ・その他

伊那市長谷へドライブの2回目は、鹿嶺(かれい)高原の展望台からの眺望と、「杣蕎麦(そまそば)」での昼食について記します。逆光の影響で見えにくい写真ですが、甲斐駒ケ岳や鋸岳の雄姿が撮れて同地を訪れた甲斐がありました。

杣蕎麦は、7年ほど前から営業されているそうですが、長谷近辺でとれた蕎麦粉を使い、野菜も自家製のものを多く用いている地産のお店です。長谷の中心部から少し離れますが、行ってみて良かったお店です。

(鹿嶺高原展望台からの眺望)

展望台

南アルプス方面。

甲斐駒ケ岳

鋸岳

南アルプス北側の手前に見える白岩岳(しろいわだけ)。名前のとおり石灰岩でできた山。標高2,267mですが、明瞭な登山道がなく、整備が望まれます。

最も低いところが北沢峠。

仙丈ケ岳

仙丈ケ岳南側。塩見岳などが見えているはず。

伊那市方面。中央に経ヶ岳。

霞んでいますが後立山連峰も見えます。

木曽駒ケ岳。

展望台から駐車場へ向かいます。

キャンプ場。既にテントがいくつか張られていました。

(杣蕎麦で昼食)

外観。ご自宅だと思われます。

庭からの遠望。向こうに見える山の間の道を上ってきます。

店内。立派なストーヴがあります。

奥の御座敷に団体のお客様がいました。蕎麦の生産者の皆様で、地元の方だそうです。

もりそばの天麩羅付にしました。

メニューには入野谷そばもありましたが、数量が少ないので、なかなか食べれないようです。本日もありませんでした。

もりそばの天麩羅付です。

蕎麦。地元の粉です。新蕎麦なので、色が鮮やかです。

天ぷら。栗、玉葱、シイタケなど美味しくいただきました。シイタケは原木から本日とれたものだそうですが、季節外れで、気候が温かいせいかなとご主人が話していました。

小鉢でついてきた、コンニャク。他にも、大根のナマスも出てきて、盛りだくさん。

汁は、甘みも感じられて美味しい。北海道直送の昆布を使っているようです。

蕎麦湯

まさかのデザートが出てきて驚きました。奥様とはジャズ喫茶「蔵ZEN」の話で盛り上がりました。また足を運びたいお店です。

 【杣蕎麦】

住所:長野県伊那市長谷中尾1034
電話:0265-98-2755 
ホームページ:somasoba.main.jp

(3)へ続きます。(3)は最終で、三峰川での石拾い、ジャズ喫茶「蔵ZEN」、道の駅のパン屋さんについて記します。引き続きご覧いただければ幸いです。


アルプス展望と苔の鹿嶺(かれい)高原トレッキング(伊那市長谷へドライブ1)

2020-11-23 19:31:19 | 登山・ハイキング

11月21日(土)に伊那市長谷の鹿嶺(かれい)高原へWさんと出かけました。同高原はキャンプ場や展望台が整備されていて、3つのアルプスが望め、「蔵ZEN」のマスターによると星空の美しさは格別だそうです。

入笠山から鹿嶺高原まで12kmのトレッキングができますが、本日は2.1kmだけ往復しました。登山道への入口がわかりづらいので標識の整備が望まれます。散策のあとは、「杣蕎麦」で昼食、三峰川で石拾い、ジャズ喫茶「蔵ZEN」など寛いだ一日でした。

(鹿嶺高原~フトノ峠までのトレッキング)

鹿嶺高原(かれいこうげん)に到着。こちらは若い友人から教えてもらって初めて知りました。長野県内では地元やキャンプの好きな人は知っているかもしれませんが、一般的には知られていないと思います。

高原内の案内図。ホームページにもあります。

バスの転回場から奧へ入って行きます。

左に雷鳥荘。宿泊施設です。キャンプ場の受付も行っています。

車の通れる道を進みます。

四阿があります。この右手あたりを進んで行きます。

この奥にトレッキングコースが続いています。登山道の入口(出口)といっていいと思います。

トレッキングコースの標識。実はこの標識は倒れていて見えない状態でした。

平地を含めてわかりずらいので、標識の整備が望まれます。

ここまでくれば道ははっきりしています。

湿気が多いのでしょうか、苔が結構あり、ちょっと北八ヶ岳みたいです。

苔の道

反対方向の表示がありました。

気持ちのよい道です。

樹間からは、進行左に木曽駒や御嶽山、乗鞍岳、北アルプスなどが望めます。これは多分御嶽山。

穂高連邦、槍ヶ岳。

右手には、南アルプス。これは仙丈ヶ岳。

甲斐駒ヶ岳。伊那谷では、「東駒ヶ岳」とも呼びます。木曽駒ヶ岳は「西駒ヶ岳」とも言われます。僕も昔はそういう名前だと思っていました。

風の通り道なのか、倒木が目立つところがありました。

本日の終点としたフトノ峠。鹿嶺高原から2.1kmで、写真撮っていたので時間かかりましたが、近いです。

おやつ。本日はピクニックのような感じですね。

朝、長谷の道の駅でWさんが買ってきたアップルパイとクロワッサン。なかなか美味しい。

戻ります。

なかなかいいムード。

あと1kmです。

若干のアップダウンがありますが、足に優しい道です。

下っていきます。

鹿嶺高原の端に到着。

進行左に展望台があったので寄ってみます。もっと大きなものが整備されているので、こちらは少しだけ。

鹿嶺高原と背後には甲斐駒ヶ岳など。

白岩岳方面

コースは高原内に続いているようです。

メインの道に出てきました。

小さい標識がありましたが、目立ちません。まあ、このへんにくると不要かもしれません。

青空に白樺がきれいでした。

大きな展望台に行ってみます。

【鹿嶺高原キャンプ場ホームページ】

karei-kogen.com

伊那市長谷へのドライブ(2)へ続きます。(2)では展望台からの眺望、麓へ戻り「杣蕎麦」」で昼食、ジャズ喫茶「蔵ZEN」、三峰川で石拾いなどの話題について記します。引き続きご覧にいただければ幸いです。


マーシャル・ロイヤル「FIRST CHAIR」と伊那市長谷の杉島ドーナツまんじゅうの話題

2020-11-22 19:53:33 | アルト・サックス

昨日、長野県伊那市の長谷方面に散策に行ってきたのですが、帰りに杉島という集落の奥原菓子店まで行き、名物の「杉島ドーナツまんじゅう」を買ってきました。あんこがいっぱい入ったドーナツでしたが、食べたところ結構美味しく懐かしい味がしました。懐かしいミュージシャンのアルバム。

MARSHAL ROYAL (マーシャル・ロイヤル)
FIRST CHAIR (CONCORD 1979年録音)

   

マーシャル・ロイヤル(as, 1912~1995年)は、1952年から1970年まで、カウント・ベイシー楽団のリード・アルトを務めたアルトサックスの名手ですが、本作が、実質的な初リーダー作に当たります。録音してくれたコンコードレーベルに感謝したくなる作品です。

メンバーは、マーシャル・ロイヤル(as)、カル・コリンズ(g)、ナット・ピアース(p)、モンティ・バドウィッグ(b)、ジェイク・ハナ(ds)。コンコードレーベルのアルバムでは、よく見かけるサイドメンですが、穏やかで楽しい演奏が期待できそうです。

曲は次のとおり。

1  Little Girl Blue (Richard Rodgers)
2  I've Got The World On A String (Harold Arlen)
3  Who Can I Turn To? (Anthony Newly)
4  Jitterbug Waltz (Thomas Waler)
5  Jump (Marshal Royal)
6  Stardust (Hoagy Carmichael)
7  Li'l Darlin' (Neal Hefti)
8  My Ideal (Richard Whiting)
マーシャル・ロイヤル自作の「Jump」以外はよく知られた曲です。ニール・ヘフティ作のカウント・ベイシー楽団のナンバー「Li'l Darlin'」や新しめの「Who Can I Turn To?」を取り上げているのが目を惹きます。

美しいトーンにビブラートのかかったマーシャル・ロイヤルのアルト・サックスの演奏に惚れ惚れする作品。伴奏メンバーも、余裕の感じられるプレイで彼をもりたてています。全体はスイング系ですが、スローテンポのものも良くて、1曲目はバラードの「Little Girl Blue」です。「I've Got The World On A String」や「Jitterbug Waltz」、そして何度演奏したか本人もわからないだろう「Li'l Darlin'」と、上品でどんな場面でも楽しめます。レコードで聴いていますが、CD化が待たれます。

【奥原菓子店の杉島ドーナツまんじゅう】

住所:長野県伊那市長谷杉島1450

奥原菓子店がある杉島は、かつて営林署の森林鉄道の起点があり、木材や炭の集積地となっていて人々が多く集まる場所だったそうです。奥原菓子店は、そこに80年ほど前に店を構え、水害で場所は移動しましたが、以来現在まで営業を続けているとのことです。(長野県魅力発信ブログを参照しました。そこへのリンク

杉島集落の入口

ドーナツまんじゅうの看板

奥原菓子店。「ドーナツ万十」という看板がユニーク。

包装紙のデザインは歴史を感じさせるものです。

三峰川で拾われた石の上に置いてみました。三峰川は赤石山脈から流れてきていて、河原には赤みがかった色の石もあります。

自宅に戻り、これから食べるところです。飲み物は緑茶にしましたが、珈琲あたりにも合いそうなお菓子でした、

黒餡と白餡があります。これは白餡ですが、甘すぎなくて何個でも食べれそうです。


蕎麦一房 (蕎麦 長野市東鶴賀町)

2020-11-21 20:03:20 | グルメ

長野市役所の近くの東鶴賀にこの6月にオープンした蕎麦屋さんの「一房」にランチに出かけてきました。暖簾や内装に清潔感があって、新しいお店という感じがします。

鶏天丼と蕎麦のランチセットにしましたが、ちょうど新蕎麦の時期なので、青々として香りもする蕎麦が出てきました。蕎麦はかなり細くて、長野市内では珍しいと思います。おつまみ類も豊富で居酒屋としても使えそうです。

外観、入口

玄関を入って右手に蕎麦打ちをする場所があります。

店内。清々とした雰囲気です。

蕎麦の挽き方の見本が置いてありました。

冷たいお蕎麦のメニュー。

温かいものもありますが、こちらは冷そばのメニュー。

冬季限定の「牡蠣そば」がありました。

お茶と漬け物がまず出てきました。

ランチのセット。鶏天丼とざる蕎麦です。

すこし上の方から。

他に普通の天丼もあります。しんなりとして、いい味の天丼でした。

蕎麦。細い蕎麦ですが、新蕎麦なので色が鮮やかでした。汁はやや甘めで、塩辛くなくてよかった。

小鉢

蕎麦湯。

【蕎麦一房】

住所:長野県長野市東鶴賀68
電話:026-217-7554
ホームページ:sobahitofusa.com/#01