安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ビル・パーキンス「JOURNEY TO THE EAST」とコメダの「シロノワール熊本モンブラン」の話題

2020-11-29 19:32:35 | テナー・サックス

コメダ珈琲安曇野豊科店に入ったら、シロノワールの新製品があったので、さっそく注文。熊本産の和栗をつかった「シロノワール熊本モンブラン」は、栗のクリームがパン生地の間に挟まって、秋を思わせる一品でした。「' Tis Autumn」が収録されたアルバム。

BILL PERKINS (ビル・パーキンス)
JOURNEY TO THE EAST (Contemporary  1984年録音)

   

ビル・パーキンス(ts, 1924~2003年)は、レスター・ヤング系のテナー・サックス奏者で好きなミュージシャンです。1950年代にパシフィックレーベルに録音した「Grand Encounter」や「Just Friends」あたりが知られていますが、1984年録音のこのアルバムも内容充実の一作です。

メンバーは、ビル・パーキンス(ts, fl)、フランク・ストラッツェリ(p)、ジョエル・ディ・バルトロ(b)、ピーター・ドナルド(ds)。ストラッツェリは、ロサンゼルスを本拠にスタジオミュージシャンもやっていたので、パーキンスと縁ができたものと思われます。

曲目は次のとおり。

1  From The Hip (Frank Strazzeri)
2  Blood Count (Billy Strayhorn)
3  I'm An Old Cowhand (Johnny Mercer)
4  Mendocino Nights (Alan Broadbent)
5  Moose The Mooche (Charlie Parker)
6  Journey To The East (Frank Strazzeri)
7  ' Tis Autumn (Henry Nemo)
8  Invitation (Bronislaw Kaper)
9  You Must Believe In Spring (Michel Legrand)
10  All Through The Night (Cole Porter)
フランク・ストラッツェリ作の2曲とアラン・ブロードベント作「Mendocino Nights」以外はよく知られた曲ばかりです。「Mendocino Nights」と「You Must Believe in Spring」では、パーキンスはフルートを吹いています。

スイング系の穏やかでリラックスしたビル・パーキンス(ts)の演奏が楽しめます。特にバラード系が印象深く、ビリー・ストレイホーン作「Blood Count」、アラン・ブロードベント作「Mendocino Nights」やスタンダードの「' Tis Autumn」は抒情が溢れていて魅力的。ビル・エヴァンス(p)の愛奏曲でもあった「You Must Believe in Spring」は、ストラッツェリ(p)の見事なイントロとパーキンス(fl)の吹くフルートの美しい音色、フレーズにうっとりさせられますが、フェイドアウトが残念。

【コメダ珈琲の「シロノワール熊本モンブラン」】

夕方入りました。

店内。もともと衝立が設置されていて席に独立性があります。

選べるデザートセットを。

熊本が栗の産地であることを初めて知りました。クマモンとのコラボ商品でしょうか。

飲み物は、アメリカン珈琲です。

シロノワール熊本モンブラン。ソフトクリーム部分にも栗のクリームがかかっています。

パンの間には和栗のクリームがサンドされています。

【コメダ珈琲 安曇野豊科店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高768-1
電話:0263-73-1153
ホームページ:komeda.co.jp  (安曇野豊科店のページです。)