佐久市(長野県)に住む友人から、NHKで放映されている大河ドラマ「真田丸」に因んだ珈琲をいただきました。ミカド珈琲の「上田ブレンド」というもので、ミカド珈琲上田ツルヤ店で提供されているものをお湯を注ぐだけで入れられるようにパック化したものだそうです。「真田丸」が放映されることで発売されたもようです。さっそく飲んでみましたが、雑味がなくてこの種のものとしては、結構いける方でした。結構いけるアルバム。
CEDAR WALTON (シダー・ウォルトン)
EASTERN REBELLION (Timeless 1975年録音)
オランダのレーベルであるTimeless(タイムレス)の記念すべき第1作です。シダー・ウォルトン(1934~2013年)は、テナー・サックス入りのコンボで盛んに活動を行いましたが、ジョージ・コールマンを起用して録音したこのアルバムは、曲の面白さや熱いソロが聴けるので、強く印象に残ります。「Eastern Rebellion」というタイトルで、メンバーが若干異なりますが、第4集まで作られています。
メンバーは、シダー・ウォルトン(p)、ジョージ・コールマン(ts)、サム・ジョーンズ(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。コールマンは、1曲を提供している他、長いソロをとっていて、準主役といっていい扱いです。シダーを中心としたピアノトリオは、躍動的なリズムを送り出していて、それも快感です。
曲は、ジャズオリジナルで、シダー・ウォルトン作「Bolivia」と「Mode for Joe」、ジョン・コルトレーン作「Naima」、ジョージ・コールマン作「5/4 Thing」、サム・ジョーンズ作「Bittersweet」の全5曲。ウォルトン作曲の2曲は、彼の代表的なナンバーですし、コルトレーンの「Naima」は取り上げる人が多く、どこかで耳にしたことのあるメロディが出てきて、親しみやすい。
このコンボの演奏は、爽やかでかっこいいです。コールマン(ts)は、モーダルなフレーズを吹いていますが、プレイにファンキーさも感じられます。ウォルトン(p)は、クールさをもって長めのラインを弾いていて対照的で、いいコンビになっています。「Bolivia」では、伴奏の音型が面白く、コールマンの熱いプレイが聴け、少し早いテンポの「Naima」では、シダーの美しいイントロが印象的。また、「Mood for Joe」では、シダーのロングソロとジョー・ヘンダーソン張りの短いフレーズを繰り返しながらアグレッシブに吹いていくコールマンに目をみはります。
【ミカド珈琲 上田ブレンド】
ミカド珈琲上田ブレンド紹介ホームページ:mikado-coffee.com
ジャズマンのオリジナル曲は優れたものが揃っておりますが、そんな傑作を集めたようなアルバムです。ウォルトンの「Bolivia」やサム・ジョーンズの「Bittersweet」は日本人のプレイヤーも度々取り上げる曲です。ミュージシャンにとってはたまらなく面白いとか。珈琲の産地「Bolivia」と、味の「Bittersweet」。なるほど。
全くありませんが、
香りが好きです。
コーヒーを2~3杯飲む人は
心臓疾患が飲まない人に比べて
3割ほど少ないってデータが
あるようです。
勿論、コーヒーだけ
飲んでいればいいのではないですが、
ゆっくりとコーヒーを嗜むくらいの
人生の余裕が欲しいですね。
「上田ブランド」、気に入りました。
「George Coleman」は、azuminoさんのブログで紹介されていました「Amsterdam After Dark」を聴いて改めて「良いなぁ」!と思いました。
マイルスのバンドでもつなぎ役のようでしたが、なかなかいいテナーですね!
シダー・ウォルトンの名曲が入っていて、気になるアルバムです。おっしゃるように、彼はミュージシャンに人気があるようです。
一例ですが、長野県安曇野市に「いさつ歯科医院」という歯医者さんがあるのですが、院長はヴァイブをプレイし、ライブにも登場します。その医院の住所に、シダー・ウォルトン通りと命名しています。もっとも、だれもわからないと思いますが(笑)。
ジャズを聴いている人、ことに、ジャズ喫茶に通っていた世代は、コーヒーが好きな人が多いと思います。僕もそんな世代ですが、タバコは苦手としていて、昔も吸いませんでした。
コーヒーは、コンビニの店頭でも売られるようになって、一段と飲む人が増えているような印象を受けます。気分転換に、僕は大好きです。
ジョージ・コールマンのプレイは、ハードバップがベースですが、コルトレーンやジョー・ヘンダーソンあたりの影響を受けたのか、作風を変えています。
「Amsterdam After Dark」やこのシダーのアルバムでも好演していて、もっと広く聴かれてもいいミュージシャンだと思っています。