goo blog サービス終了のお知らせ 

安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ミシェル・サルダビー「BLUE SUNSET」とながの東急のキャピタル珈琲と可否茶館でコーヒー豆購入の話題

2020-04-26 20:02:52 | ピアノ・トリオ

大型連休に備えて、ながの東急百貨店でコーヒー豆を買いました。キャピタルコーヒーでモカマタリを、可否茶館で小樽ブレンドをそれぞれ100g購入しました。どちらも普通に美味しいのですが、小樽ブレンドには深煎りの豆が入っているようで、札幌の味を想い起こしました。久しぶりに想い起こして聴いたアルバム。

MICHEL SARDABY (ミシェル・サルダビー)
BLUE SUNSET  (DebS 1965年録音)

   

ミシェル・サルダビー(p, 1935年生)はフランスのピアニストで、かつてジャズ喫茶「メグ」店主の寺島靖国さんのプッシュもあって、日本で知られるようになりました。僕はサルダビーのアルバムはかなり持っていますが、聴きたくなるのはフランスのDebsレーベルへ録音したもので、これもその一枚。

メンバーは、ミシェル・サルダビー(p)、ジルベルト・ローベル(b)、フィリップ・コンベル(ds)。サルダビーは、カリブのマルティニーク出身ですが、その彼を見だしてこの初アルバムを録音したのが、同じカリブのグアデルーブ島出身のヘンリー・デブス氏です。

曲は全てサルダビーのオリジナル。「Blue Sunset」、「Always Room For One More」、「Empty Room」、「Wendy」、「Lament For Billy」、「Come From No Where」の6曲。特に「Blue Sunset」、「Empty Room」や「Lament For Billy」は、哀愁漂う佳曲。なお「Lament For Billy」のBillyは、ビリー・ストレイホーンを指しています。

メランコリックな曲想の「Blue Sunset」から琴線に触れるような演奏が繰り広げられていて、初リーダー作とは思えない成熟した世界です。サルダビー(p)は、コンポーザーズピアニストといってもよいですが、ビリー・ストレイホーンに捧げる曲を作っているのがそれを象徴しているようです。ラテン系のリズムを用いた「Empty Room」と「Come From No Where」は彼の出身地に思いを至らせますが、「Come From No Where」もマイナーキーの曲で、華やかな中に一抹の哀感が感じられます。

【寺島靖国さん著「辛口JAZZノート】(1987年刊行)に出ているサルダビーの「BLUE SUNSET」の紹介】

   

表紙

   

この一曲で聴くこのレコードの一枚として紹介されています。『「哀愁なくしてジャズが聴けるか」という絶好の見本が「ブルー・サンセット」~』とあります。

レコードを聴いているところ。

   

日本盤CDも持っています。

【「ながの東急百貨店」地下のコーヒー豆売場など】

(キャピタルコーヒー)

購入していく人が多いです。

カウンターがあって、珈琲やソフトクリームなどがいただけます。

モカマタリを購入。

甘味がほんのりと感じられ、軽めで飲みやすい。

(可否茶館(カヒサカン))

可否茶館オンラインショップ:kahisakan.jp  (店舗の案内もあります。)

可否茶館。北海道以外では、ここが唯一の店舗です。7~8年前のながの東急百貨店の社長さんが北海道出身で、こちらのお店を誘致したようです。

豆は小樽工場から直送だそうです。

小樽クラシックブレンドにしました。

濃いめのしっかりとした味です。札幌の喫茶店は、深煎りのフレンチあたりを出すところが多い気がします。例えば「ミンガスコーヒー」ですが、お店が懐かしい。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ビオラ)
2020-04-27 19:46:19
今晩は~☆

いつも、こちら、立ち寄らせていただきますと、私・・・、
珈琲が、飲みたくなるんですね~(笑)

札幌の喫茶店は、深煎りのフレンチあたりを出すところが多い気がします
↑↑
これ、ちょっと目に留まりました。

そして、小樽クラシックブレンド
・・・、なんだか、美味しそうな・・・、私好みな、珈琲かな~なんて、思ったりしました~☕✨
返信する
寒い地域だからでしょうか (azumino)
2020-04-27 20:20:19
ビオラさん こんばんは

札幌は深煎りの豆を使う喫茶店が多いような気がしています。寒い地域のせいか、たまたま行くお店がそういう傾向があるのか。今年の1月に行った際に初めて寄った「FABULOUS」の珈琲もそんな感じでした。まあ、美味しければよいのですが。

小樽クラシックブレンドですが、豆が新鮮でかなり膨らみました。香りもよく、美味しかったです。小樽だと遠いから新鮮さはどうかと思ったのですが、嬉しい方に裏切られました。。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。