安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

シーネ・エイ「STAYING IN TOUCH」とJR東日本新幹線車内誌「トランヴェール11月号」の茨城県奧久慈の話題

2021-11-17 19:30:00 | ヴォーカル(S~Z他)

JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール11月号」では茨城県の「奧久慈」地方を特集していました。茨城県のイメージとしては海だったので、水郡線沿線の紅葉や滝、奧久慈しゃもなどの特産品など、山のイメージが新鮮でした。歌とベースのデュエットが新鮮なアルバム。

SINNE EEG (シーネ・エイ)
STAYING IN TOUCH (Stunt 2020年、2021年録音)

   

デンマークの歌手シーネ・エイの新作です。彼女のアルバムはだいたい揃えていて、来日公演も2回聴くなど、気に入っている歌手なので新作が楽しみでした。CDを購入しましたが、レコードでも発売予定で、そちらも予約してあります。

メンバーは、シーネ・エイ(vo)、トマス・フォネスベク(b)。2015年にこの二人でアルバム「EEG ・FONNESBEK」を作っているので、今回はこのコンビの2作目になります。タイトルが面白く、Staying in Touchを直訳すると「連絡を取り合う」です。なお、全11曲中3曲でストリングスが伴奏に当たっています。

曲目は次のとおり。

1  Spring Waltz (Thomas Fonnesbek, Helle Hansen)
2  Too Close For Comfort (Jerry Bock, George Weiss, Larry Holofcener)
3  Orphans (Thomas Fonnesbek, Helle Hansen)
4  Take Five (Paul desmond, Lola Brubeck)
5  The Streets of Berlin (Sinne Eeg)
6  The Long and Winding Road (John Lennon, Paul McCartney)
7  How Deep Is the Ocean? (Irving Berlin)
8  Just One of Those Things (Cole Porter)
9  Round Midnight (Thelonious Monk, Berbue Habughen, Jon Hendricks)
10  Those Who Were (Niels-Henning Orsted Pedersen, Lisa Freemman)
11  The Dry Cleaner From Des Moines (Charles Mingus, Joni Mitchell)
トーマス・フォネスベクの自作が2曲、シーネ・エイの自作が1曲入っています。他は、「Take Five」など知られたジャズオリジナルにスタンダード曲ですが、ビートルズの「The Long and Winding Road」を取り上げています。

シーネ・エイ(vo)とトーマス・フォネスベク(b)のデュエットです。メロディ、歌詞を大事にする落ち着いた歌唱に加え、力強くスイングするベースで、なかなか良いアルバム。「Too Close For Comfort」や「Take Five」などではエイ(vo)はスキャットも使い、バラード系の3曲ではストリングスが入るなど、変化をつけていて飽きません。ジャジーな「How Deep Is The Ocena?」や「Just One of Those Things」、バラード「Round Midnight」と、二人のコラボレーションが素晴らしい。

   

ジャケット内にある二人の写真

【シーネ・エイ・ホームページ】

Home - Sinne Eeg (sinnemusic.com)

【JR東日本新幹線車内誌 トランヴェール2021年11月号】

   

表紙

   

   

特集は、列車で行くぶらり茨城です。

   

水郡線の鉄橋

    

一番上の写真は、袋田駅。ログハウス風の駅舎で、日本三名瀑に挙げられる袋田の滝の最寄り駅。駅の敷地内に「ミニ袋田の滝」があるそうです。真ん中は、久慈川。一番下の写真は、次に拡大しました。

月居山(つきおれさん)から見た生瀬(なませ)富士と呼ばれる山。切り立った斜面に露出した荒々しい岩肌と紅葉が調和し、美しいそうです。

   

袋田の滝。4段にもわたって流れ落ちるそうです。すごそうなので、一度訪れてみたい場所です。

   

茨城県は、スダジイやカシが構成する南方系の暖温帯林と、ブナなどを中心とする北方系の冷温帯林の分布の境界にあるため、多様性に富む豊かな森が観察できるそうです。

   

奥久慈は農産物の宝庫として知られているが、中でも「奥久慈しゃも」は全国トップブランドとして名高いそうです。一会(いちえ)というお店の親子丼の写真が掲載されていました。ぷりぷりのしゃも肉がおいしいそうです。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
茨城の旅 (ジュリア)
2021-11-18 05:48:37
azuminoさん おはようございます

筑波山が紅葉がきれい、と昨日TVでやってました
茨城も色々見所がありますよね
私は埼玉に住んでいますが
栃木、群馬、茨城の県境に近いので
そこら辺に行くには割と便利なんです

袋田の滝はかなり近くから見ることができます
奥久慈男体山も小さいながら変化に富んで
いい山でした
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出かけたい (azumino)
2021-11-18 17:34:57
ジュリアさん こんにちは

栃木、群馬、茨城の県境に近いというのは、よいですね。山上り、ハイキングにも絶好です。袋田の滝は、近くから見ることができるとのこと、出かけてみたいです。

長野からだと茨城は遠いので、僕は、水戸に1回、大洗(でよかったかな)に2回出かけたことがあるだけです。海産物とフルーツ(メロン)が素晴らしかったと記憶しています。現在は、北関東道があるので、以前より出かけやすくなっています。
コメントありがとうございます。
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