少し前ですが、上田城址公園のすぐ横にある「千本桜」で「真田そば」をランチにいただきました。冷たい蕎麦の上に、とろろや大根おろし、山菜などの具材が乗り、6種類の味が楽しめました。豊かな味わいのアルバムを。
DONALD BYRD (ドナルド・バード)
BYRD IN PARIS (仏Brunswick 1958年録音)
パリオリンピックが2024年7月26日から8月11日まで開催されています。各国の選手が、それぞれの競技で頑張っていて、ついテレビ中継を観てしまいます。ジャズも、パリに関連のあるアルバムをいくつか聴いてみようと思います。まず、ドナルド・バード(tp)の「BYRD IN PARIS VOL.1」と「PARISIAN THROUGHEARE(BYRD IN PARIS VOL.2)」。
ドナルド・バード(tp, 1932~2013年)は、1958年7月から12月にかけて欧州楽旅を行いましたが、10月22日にパリのオランピア劇場における公演を収録したのが本アルバムです。メンバーは、ドナルド・バード(tp)、ボビー・ジャスパー(ts, fl)、ウォルター・デイヴィス・ジュニア(p)、ダグ・ワトキンス(b)、アート・テイラー(ds)。
(英文表記)Donald Byrd(tp)、Bobby Jasper(ts, fl)、Walter Davis Jr.(p)、Doug Watkins(b)、Art Taylor(ds)。
曲目は次のとおり。
Vol.1
1 Dear Old Stockholm (Traditional)
2 Paul's Pal (Sonny Rollins)
3 Flute Blues (Bobby Jasper)
4 Ray's Idea (Ray Brown)
5 The Blues Walk (Clifford Brown)
Vol.2
1 Salt Peanuts (Dizzy Gillespie)
2 Parisian Thoroughfare (Bud Powell)
3 Stardust (Hoagy Carmichael)
4 52nd Street Theme (Thelonious Monk)
5 At This Time (Donald Byrd)
6 Formidable (Walter Davis)
7 Two Bass Hit (John Lewis)
8 Salt Peanuts (Dizzy Gillespie)
曲目は、有名ジャズオリジナル、スタンダード曲主体で、多くのお客様を入れたコンサート向けのものになっています。「Flute Blues」、「At This Time」及び「Formidable」は、メンバーのオリジナル曲です。
ドナルド・バード(tp)とボビー・ジャスパー(ts, fl)が好調で、全体に楽しいハードバップセッションが聴けます。バードがマイルス・デイヴィスを髣髴とさせるような抒情的なソロをとる「Dear Old Stockholm」、バードが熱く吹く「The Blues Walk」あたりがハイライトでしょうか。オッフェンバックの「天国と地獄」のメロディが引用されている「Parisian Thoroughfare」を聴くと、オペレッタの場面を想い出し、パリへ出かけた気分になる方もいるのかもしれません。「Stardust」が、途中でフェイドアウトされているのが惜しい。
(参考)本作から「Dear Old Stockholm」が聴けます。
Dear Old Stockholm (Live) - YouTube
(長野市宅で聴いているところ)
右側に「Donald Byrd in Paris」のジャケットを立てかけてありますが、もっている2枚とも日本ポリドールの製作した日本盤です。
ウェス・モンゴメリーのパリライブのレコードもあります。ジャケットが明るくて好きなのですが、内容的には、レゾナンスから完全版のCDが発売されています。
【千本桜】
住所:長野県上田市大手2-8-4
電話:0268-25-5039
ホームページ:千本桜 - 上田/そば | 食べログ (tabelog.com)
千本桜が入っている建物
入口
店内。少々遅い時間なので、ほぼ貸し切りでした。
おすすめメニュー。真田そばにしましたが、かきあげそばも面白そうです。
真田そば。
そばやトッピングの品物の盛りが良いです。
半熟の玉子もついてきました。
蕎麦の汁は、たっぷりとありました。
蕎麦
隣はお土産屋です。
二階は上田市の観光会館になっていて、展示物もありました。これは、NHK大河ドラマ「真田丸」で使用された真田幸村の衣装。
真田丸で使用された刀剣類。
こちらも大河ドラマ「真田丸」で使用された、真田幸隆、昌幸、信繁の兜や具足。
今朝早くに、バタバタしてでかけ、帰宅後、ホッと一息つきながら、朝の珈琲とともに、ご紹介の、「Dear Old Stockholm」(Live)を、心地良く、視聴させて頂きました〜
お部屋に飾られている、オールドな雰囲気漂うジャケットも、素敵ですね〜♫
パリオリンピック〜、盛り上がっていますね〜!😊
代表選手の方々のご活躍に感動し、時折見るパリの風景に気分高揚・・・、
パリへ飛んで行きたくなります〜🎶
”千本桜”は、信州田舎そば専門店なのですね〜!!😊
注文された、真田蕎麦は、幾種ものトッピングも、好きなものばかりで、お蕎麦もとっても美味しそう〜♫
つゆも香り良く、美味しいのを、想像しました・・・🎶
冷たく、美味しいお蕎麦は、酷暑続きの今の季節・・・、蕎麦に含まれる、ビタミンB1等、疲労回復にも良く、夏バテ予防にも良さそうです〜
ツルッと喉越しよくいただけるところも、良いですね〜
そー言えば、この夏、美味しいお蕎麦・・・、食べていなかったかも・・・。
拝見していたら、田舎蕎麦・・・、食べたくなって来ました〜♪
ティーガーデン
ですね。多分大勢の人の前で演奏できる
喜びが伝わります。JATPかと思いました(笑)。
バードしかり、テナー&フルートの
ボビー・ジャスパー、フルート専任と
思ってたら、テナーもやるんですね。
フレーズが光ってます。
ウォルター・デイヴィス、Jrの指使いも
いつもと違うのではないかと思ったり、
太い音が売りのダグ・ワトキンスの
音の太いこと。ホントだった。
アート・テイラーのドラムも、
ブレイキーではないけど、ノリがいい。
このアルバムは、レコード時代、
幻の名盤と言われたという話を読みまし
た。
その後リイッシューされてもあまり話題に
ならないのは、そのほかの盤が売れ筋
だからか、埋もれがちの1枚ですが、
私もVO1は聴いたことがありました。
バードはサックスではないけど、
いいトランぺッターですよね。
パリオリンピックは、日本勢も活躍していて、盛り上がっていますね。4年に一回ですが、やはり世界最大のイベントですね。
「千本桜」は、上田城址の横にあって、特に観光客に人気があるようです。「真田そば」は、冷たくてトッピングもたくさんで、夏に相応しい蕎麦でした。
この季節、蕎麦も良いですね。コメントありがとうございます。
mobuさんがお書きのように、このアルバムは、幻の名盤として有名でした。
また、mobuさんが言及されているように、ボビー・ジャスパーは、優れたミュージシャンですね。フルート奏者としてのイメージが強いですが、テナーも素晴らしく、実力があるように思います。
この1958年のヨーロッパ楽旅では、他にも関連する録音をいくつか残していて、当時のドナルド・バード一行の充実ぶりが、わかります。
また、レコードのジャケットも良いですね。日本盤ですが、大事にしています。ハードバップ好きには、たまらないアルバムです。
コメントありがとうございます。