金澤英明(ベース)トリオのライブが長野市のバックドロップで開催されたので、聴いてきました。
(出 演)
金澤英明 (ベース)
高橋佑成 (ピアノ)
高橋直希 (ドラムス)
金澤英明さんは、1954年札幌生まれ、1977年から辛島文雄(p)トリオで活動し、その後、渡辺貞夫、日野皓正(tp)グループに参加。最近では、石井彰(p)、栗林すみれ(p)らと共演、リーダー作多数。高橋佑成さんは、1994年東京都世田谷生まれ、ジャズピアノを石井彰に師事、日野皓正、石若駿(ds)らと共演。高橋直希さんは、北海道江別市出身、日野皓正、大西順子(p)ら多数のミュージシャンと共演を重ねている。詳細は、下記のそれぞれのホームページをご覧ください。
(曲 目)
金澤さんは、「即興した演奏をきいてほしい。」と話し、曲目は言わなかったので不明です。「Eマイナーのシャンソンをやります」と言って演奏したのは、「愛の讃歌」でした。ジム・ホールやオーネット・コールマンという名前は出ました。エリントンの多分「In A Sentimental Mood」もやっていました。
(感想など)
ピアノトリオ編成でしたが、ピアノ主体というわけではなく、ベースやドラムスの出番が多いグループでした。ブルージーな感覚はほとんどなく、ヨーロッパ的な抽象的な響きや、アヴァンギャルド的なフレーズも使った演奏でした。面白い部分もありましたが、全体には僕には難しい内容のライブでした。
若手の二人の技量の高さがすごく、ピアノの高橋さんのサウンドは一級品ですし、ドラムスの高橋さんもテクニック的にかなり高度で、細かい連打などがすごかった。機会があれば、二人の演奏をまた聴いてみたい。
会場は、長野市のバックドロップでしたが、ピアノが一音不調で、調律師がライブ開始直前に飛んできて直していました。備え付けのピアノは、きちんと調律されていて、ピアニストはやりやすいと思われ、その点でもマスターには頭が下がります。
(以下、バックドロップでの演奏中の写真など)
金澤英明(b)
後姿ですが、高橋佑成(p)。
高橋直希(ds)
調律師の米山さんが、開始直前に飛んできて、ピアノを直しているところです。
(関連のホームページ)
【金澤英明ホームページ】
金澤英明 hige-godzilla | 金澤英明公認サイト (fc2.com)
【高橋佑成ホームページ】
高橋佑成 Official Site (studio-tlive.com)
【高橋直希ホームページ】
Takahashi Naoki Official Website - (takahashi-naoki.com)
【バックドロップ】
住所:長野県長野市上千歳町1137-5
電話:026-237-8887
ホームページ:バックドロップ ジャズの流れる洋定食屋(Back Drop) (back-drop.jp)