安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

大植英次指揮 群響演奏会 小曽根真(ピアノ) 【ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」、ベートーヴェン「英雄」】

2023-03-27 19:30:00 | クラシック演奏会

大植英次指揮群響の演奏会を、3月25日に高崎芸術劇場で、翌26日に上田サントミューゼで聴きました。

   

チラシ表

(出 演)

指揮:大植英次
ピアノ:小曽根真
管弦楽:群馬交響楽団

大植英次さんは、1956年生まれ、斉藤秀雄、小澤征爾、レナード・バーンスタインに師事。ミネソタ管弦楽団、ハノーファー北ドイツフィル、バルセロナ交響楽団、大阪フィルなどの音楽監督などを歴任。客演も多く、CDも多数。ピアノの小曽根真さんは、バークリー音大ジャズ作・編曲科卒。チック・コリア、ゲイリー・バートンら世界的プレーヤーと共演、自身が率いるトリオ、ビッグ・バンドで活動。クラシックにも取組み、ニューヨーク・フィル、シカゴ響など国内外のオーケストラと共演。CD多数。詳細は下記をご覧ください。

(曲 目)

武満徹 / 弦楽のためのレクイエム 
ガーシュウィン / ラプソディ・イン・ブルー
小曽根真 / リボーン(Tribute To  故 群響主席チェロ奏者 レオニード・グルチン)(25日高崎アンコール曲)
小曽根真 / Mo's Nap (26日上田アンコール曲) 

〈休憩〉

ベートーヴェン / 交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

(感 想)

時代も傾向もかけ離れた3つの演奏曲目に、首をひねっていたのですが、武満のきびしい響き、ガ―シュインのブルースぽいフレーズ、革新的なベートーヴェン「英雄」と、聴いてみると、それぞれ発表時の最前線のもので、自分なりに胸に落ちた良い選曲でした。

「弦楽のためのレクイエム」では、弦楽器の響きが荘厳で、ヴィオラの独奏も印象に残りました。「ラプソディ・イン・ブルー」ですが、上田会場で演奏時間を計ったら約27分で、小曽根さんの即興が長かったのですが、ジャズぽいフレーズの連続で、面白かった。

小曽根さんの上田でのアンコールでは、群響の弦楽器と団員の西川さんのクラリネットソロも入り、寂しさと温かさが感じられる曲・演奏に拍手がやみませんでした。ベートーヴェンの「英雄」は、概ねテンポ速めで、葬送行進曲部分はゆったりと歌わせ、第4楽章は盛り上げていて、大植さんの名演だっと思います。

(出演者プロフィール)

【小曽根真ホームページ】

小曽根真 Makoto Ozone Official Website

【群馬交響楽団ホームページ】

群馬交響楽団 (gunkyo.com)

 

【あらかじめ聴いたCD】

   

「弦楽のためのレクイエム」。小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ(1991年録音)

   

「ラプソディ・イン・ブルー」。レナード・バーンスタイン指揮、ピアノ、コロンビア交響楽団(1959年録音)。演奏時間は、16分29秒。今回の公演は、約27分で、小曽根真(p)が即興演奏を展開したことがよくわかります。

   

ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」。カール・シューリヒト指揮パリ音楽院管弦楽団。モノラル録音ですが、管楽器の音が優雅で、颯爽としたテンポの明るめの演奏です。