伊那市長谷のジャズ喫茶「蔵ZEN」のマスターから教えていただいたお店「SLOW HAND」を初めて訪れました。オーディオ雑誌の「無線と実験」に掲載されるなど、オーディオ愛好家には知られているようです。
店内にはハモンドオルガンが置いてあり、3000枚あるレコードは、オリジナル盤がほとんどで驚きました。ヘレン・メリル(vo)の「With Clifford Brown」などを聴かせていただき、至福の一時を過ごしました。
外観。こちらの建物の二階がお店です。
入口。看板には、『AUDIO & MUSIC AND MORE』とあります。オープンは、2019年6月8日です。
カウンター。入ってすぐのところはカウンターになっています。
壁にはアンティークの時計が飾ってありました。針は動いていません。
スピーカーなど。ライブも開催しているので、ピアノやオルガン、ギターが置いてあります。マスターはギターを弾きますが、ジャンルはジャズではないようです。
スピーカーに向かって右側の様子。
レコードは3000枚、CDは2000枚あるそうです。ジャンルは、ジャズばかりでなく、クラシックやポップスもあります。
びっくりしたのは、ハモンドオルガンがあったことですが、安く手に入れたとのことで、運搬費の方が高かったと話していました。
存在感あります。松本市にハモンドオルガンを弾く方がいて、こちらでも演奏するようです。
ブースには、レコードプレーヤーが見えます。マイクロのプレーヤーのようです。
スピーカーは、ウーハーTAD TL-1601b×2、ドライバーTAD 4001がバーチカルツイン型のエンクロージャーに収まっていて、コンデンサーのみで切ったツイーターJBL 2405が追加されて3ウェイとなっているそうです。アンプは、征矢進(SOYA AUDIO)さん制作の管球アンプだそうです。
アンプ。
カートリッジは、FAIRCHILD(これは、225-A)を使用しています。太い音が出るそうです。
メインのシステムでは、クラシックの弦の音がうまく出ないとのことで、クラシック用には、ディナウディオのスピーカーを使っているようです。
ヘレン・メリルのwith Clifford Brownのオリジナル盤。歌とともに、クリフォード・ブラウンのトランペットが太く、温かく聴こえてきました。
レコード盤。ピカピカです。
続いて、ウォルター・ビショップ. Jrの「Speak Low」には仰天。オリジナルやMUSEからの再発盤などステレオとモノラルが揃えてありました。
MUSEから出された、「Speak Low」。
男性ヴォーカルもお聴きになるそうです。ビル・ヘンダーソンで、伴奏のウィントン・ケリーのサウンドが、まあ素晴らしいこと。
持っていたヴィンセント・ハーリングのCDをかけていただきました。「In a Sentimental Mood」を聴きましたが、低音から高音まで過不足無い素晴らしい再生ぶり。ここまで聴いてきて、特に高音にきついところがなく、余裕で鳴っているのが強く印象に残りました。
ブレンドコーヒーを注文。すっきりとした味で、飲みやすいものでした。チョコレート付きです。2~3個いただきました。
お店の場所は、JR飯田線「木ノ下駅」のそばです。お店とは広場を挟んで、駐車スペースは線路沿いにあります。私のヴェゼルが停まっているところが、駐車スペースです。
お店の紹介記事が掲載されている、「無線と実験」2019年8月号。
お店の紹介記事です。マスターに見せていただきました。ライブなども開催されているようです。ジャズのオリジナルレコードが多いので、それらを聴かせてもらいに、また出かけます。
【SLOW HAND】
住所:長野県上伊那郡箕輪町大字中箕 11945-6
JR飯田線木ノ下駅前
営業時間:12:00~21:00 月曜定休
電話:090-9665-6270
電話:090-9665-6270
「SLOW HAND」!
このお店の近所にも
「BASIC AUDIO」が有ったなぁ♪?
住所:南箕輪村田畑5870-1
営業時間:11~20
電話:0265-76-1578
「カフェプラット」からお訪ねしたくなりますね♥️
マスターが「宣伝もしないので、知っている人は少ないかもしれない」と仰っていましたが、長野県内でも入ったことのある人は少ないと思います。もっとも、オーディオファンには、同じ町内に住まわれている征矢進(SOYA AUDIO)さんの作る管球アンプが置いてあったりする関係で、ご存じの方も多いと思います。
近くには、カフェ・プラットがありますし、「BASIC AUDIO」もあり、「蔵ZEN」も含めて伊那市近辺には、オーディオ・音楽好きな人が多いように思います。「BASIC AUDIO」には寄ったことがないので、機会を設けて行きたいと思います。コメントありがとうございます。
エリック・クラプトンからでしょうかねえ?
趣味のお裾分けのような豪華なお店ですね(笑)
長野県は登山くらいしか縁がないので、グーグル・マップでみてたら、
上伊那生協病院はこんなところにあったのかと(笑)
仕事関係の病院を発見して、ちょっと嬉しくなったというだけの、どうでもいいことではあるのですが。
エリック・クラプトンからかもしれません。僕にはよくわからないので、次回、お店の名前の由来をマスターにきいてみます。
まさに豪華ですね。オーディオもそうなのですが、コレクトしたレコードがすごく、一枚10万円クラスがゴロゴロといった感じでしょうか。
長野県内で生協病院は珍しいと思います。この地域は、上伊那でも諏訪や塩尻に近いところなので、特に有名な山もないので、登山愛好家には知られていない町だと思います。
コメントありがとうございます。