goo blog サービス終了のお知らせ 

安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

生で聴く『のだめカンタービレ』の音楽会 (1月11日 上田市サントミューゼ)

2020-01-13 20:02:55 | クラシック演奏会

「のだめカンタービレ」は、クラシック音楽を扱った漫画で、ドラマや映画になって親しまれています。そこに出てくる音楽を演奏する「のだめカンタービレの音楽会」は、既に全国で100回を超えているそうです。今回の上田公演では、ラヴェルの曲を聴きたくて出かけました。

   

(出 演)
茂木大輔 (企画・指揮・お話し)
三浦友理枝 (ピアノ)
管弦楽 群馬交響楽団

(曲 目)

第1部  パリののだめと千秋

ラヴェル / ラ・ヴァルス
ラヴェル / 亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル / ピアノ協奏曲 ト長調

(休憩)

第2部  ベートーヴェン・イヤー2020

ベートーヴェン・ワンダーランド(インチビット)
 全9曲の交響曲をわかりやすい解説スライドとともにそれぞれ少しずつ聴き、その偉大な創作の軌跡をたどります。(生誕250周年特別企画)
ベートーヴェン / 交響曲第7番 イ長調 作品92
ヨハン・シュトラウス1世 / ラデッキー行進曲 (アンコール曲)

(感 想)

第1部は、パリののだめと千秋と題して、ラヴェルが特集されました。「ラ・ヴァルス」冒頭でハープに続き合奏が登場し、その響きの色彩感にうっとりして、そのまま「亡き王女のためのパヴァーヌ」まで夢見心地でした。後者では、ホルン奏者がなかなか良い演奏をしていました。

ピアノ協奏曲の独奏は三浦友理枝さんです。ジャズからの影響を受けている曲と言われ、特に管楽器の独奏にそのような箇所が見受けられました。ピアノばかりでなく、目の前で繰り広げられる管楽器や弦の演奏に関心を惹かれました。

後半はベートーヴェン特集です。まず1番から9番までの交響曲を、それぞれ1分間程聴いて彼の音楽の軌跡を辿りました。素朴な1番から様々変化していくのが面白かったのですが、前半のラヴェルと比べ、ベートーヴェンは各パートが部厚く確固とした音像で曲を作っていると感じました。

交響曲第7番は、一昨年も茂木大輔指揮、群馬交響楽団の演奏で聴きましたが、今回の方が熱気とまとまりがあって良いように思いました。終演後サインしてもらったときに茂木さんは「今日は7番良かった、あまり練習しなかったから」と冗談を言ってました。

アンコールは、新年らしくヨハン・シュトラウス1世の「ラデッキー行進曲」。スタートで小太鼓2台によるかけあいがあり、終わりの方では各パートを順次立たせて演奏するなど、趣向を凝らして愉しく締めくくりました。

【会場で購入したCDと本】

三浦友理枝:ラヴェル「ピアノ協奏曲ト長調」・ラヴェルピアノ作品集(エイベックス)

三浦さんはCDに、茂木さんはブックレットにサインをしてくれました。

茂木大輔著「拍手のルール」(中公文庫)

扉に二人からサインをいただきました。