先月末が期限の割引券があったので、先日、デニーズ長野県庁前店で食事をしてきました。その割引券は、ドリンクバー導入に伴う店舗休止のお詫びという意味で発行されたものです。ドリンクバーは好きではないのですが、人手不足もあって導入は仕方ないかもしれません。注文した牡蠣フライは、カラッと揚がっていて、まずまず美味しかった。気分が高揚する演奏を。
TEDDY CHARLES (テディ・チャールズ)
ON CAMPUS (BETHLEHEM 1959年録音)
テディ・チャールズは、進歩的なヴィヴラフォン奏者として知られ、モードや現代音楽を取り入れた録音を残しています。僕も「Tentett」(Atlantic)など彼のリーダー作を聴いていたので、このアルバムを初めて聴いた時には、それらの作品とのあまりのギャップにとまどったほどでした。ここでは、素晴らしくスイングしています。
メンバーは、テディー・チャールズ(vib)、ズート・シムズ(ts)、サム・モスト(fl,as)、ジミー・レイニー(g)、デイヴ・マッケンナ(p)、ビル・クロウ(b)、エド・シェネシー(ds)。メンバーは、ズート・シムズをはじめ豪華です。アルバムの副題が、「IVY LEAGUE JAZZ CONCERT」となっているとおり、イェール大学におけるコンサートをライブ録音したものです。
曲は、コールマン・ホーキンス作「Rifftide」、ルイ・アームストロング作「Struttin' with Some Barbecue」、テディ・チャールズ作「Yele Blue」、ジャズ化されたイェール大学の学校歌らしい「Whiffenpoof Song」、エド・ショネシー作「Nigerian Walk」、スタンダードの「Too Close For Comfort」、「These Foolish Things」(思い出の種)、「Yesterdays」、「That Old Black Magic」の全9曲。特に注目される曲は、1960年代にクレア・フィッシャー(p)の演奏で有名になる「Nigerian Walk」の初演が行われていることでしょうか。
テディ・チャールズという名前と意味がよくわからないジャケットのせいで、LP時代には購入しなかったのですが、CDを購入して大喜びしたアルバムです。メンバーが、モダンスイングのオールスターズと言っても過言ではなく、錚々たるミュージシャンが参加し、テディ・チャールズも華麗なマレット捌きでこういったセッションでも実力を見せてくれます。シムズ(ts)をフューチャーした「These Foolish Things」、マッケナ(p)のピチピチとしたピアノが聴ける「Struttin' With Some Barbecue」、レイニー(g)をフューチャーした「Yesterdays」、チャールズ(vib)が哀愁味のある旋律を綴り、ショネシー(ds)が変化に富んだ長いソロをとる「Nigerian Walk」など、こんな楽しいコンサートに行ってみたいものです。
【デニーズ長野県庁前店】
この10%割引券に釣られて行ってきました。
新規に導入された「ドリンクバー」
牡蠣フライ御膳
牡蠣は5つ乗っていました。
ドリングバーから作ってきた珈琲。