安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

山本真理子ライブ (1月12日 東京新宿J)

2017-01-19 20:10:14 | 演奏会・ライブ

1月12日に所用で東京へ行ったので、帰りに新宿のライブハウスJで、山本真理子のヴォーカルを聴いてきました。彼女のCDは持っていて、機会があればライブを聴いてみたかったので、ちょうど良い機会でした。この1月から、Jのライブの時間が繰り上がり、3ステージあるうちの2ステージまで聴けました。

   

山本真理子(vocal)&武藤勇樹(piano)
佐藤忍(bass)鎌倉規匠(drums)
[開始時間:19:00〜 20:30〜 22:00〜]
[テーブルチャージ:¥500 ミュージックチャージ¥2,000]
確かな歌唱力の持ち主でデビューアルバム「Here's to you」が好評の札幌出身の「山本 真理子(vo)」が登場します。武藤勇樹(piano)トリオがお相手します。
 
(ヴォーカルの曲目)
 
第1セット
On A Clear Day
Come Rain or Come Shine (降っても晴れても)
The Good Life  
It's Alright With Me~It Don't Me A Thing
 
第2セット
Cry Me A River
Meditation
It Had To Be You~Jeepers Creepers
For All We Know
 
この他に、ピアノトリオで、「Beautiful Love」など3曲が演奏されました。
  
 
やや低めの声域で、落ち着いた歌声のいいライブでした。伴奏陣の活きのいい演奏もあって、第1セットの最終曲の「It Don't Me A Thing」にかけて盛り上がり、やや走った感もありましたが、意外とアップテンポのものもよかったです。
 
バラードの「The Good Life」や「For All We Know」あたりは、好きな曲だけに、じっくりと聴くことができました。彼女の歌唱には、極端なフェイクやスキャットがなく、どの歌も原曲の良さを生かしていて、歌そのものが楽しめます。ピアノトリオもオーソドックスにスイングしていて、好感が持てました。
 
休憩時間には、持参したCDに山本さんにサインをしてもらい、会話も交わすことができました。こういうところは、ライブハウスのいいところです。スタンダードヴォーカルとスイングしたジャズに満足してJを後にしました。
 
【Here's To You (doLuck Jazz )2013年録音】
 
   Herestoyouyamamotomariko
山本真理子のファーストアルバムです。2014年に拙ブログで取り上げました。その記事はこちらです。山本真理子さんのホームページはこちらです。
 
【武藤勇樹(p)佐藤忍(b) 鎌倉規匠(ds)】
  
 
伴奏のトリオもよかったです。特に、佐藤忍(b)のプレイには注目させられ、弓弾きによるサウンドがきれいで驚きました。