四季のうつろいRetter

自然が好き、人も好き。日々四季のうつろいを感じながら…。

トムラウシ山

2009年07月20日 | 山登り
16日、スイスの花ハイキングから帰ってきました。
その夜、トムラウシ山の遭難のニュースを知りました。
自分と同年代の方たちです。
「これを最後にするから行かせて」といわれた身内の方の言葉が残ります。
亡くなられた方のご冥福を祈ります。

写真は2004年の夏、始めて北海道の山に行ったときのものです。
旭岳は昨年7月のブログを参照ください。


トムラウシ山 


トムラウシ山へ 雪渓を登ります。同じ登山道を帰りました。
帰りにはかなり解けていました。


イワブクロ  毛羽立った薄紫色の花がやさしい


ウコンウツギ 


カラフトイソツツジ  ハイマツの中にまとまって咲く白が美しい


山の縦走はとても爽快で魅力的です。
でも北海道は山小屋も少なく、避難小屋程度なので荷物が多くなり
覚悟がいります。

北アルプスで次の小屋まで雨の中を7時間ほど歩いたときのことです。
ゴアテックスのカッパでも染みとおり、最後は寒くて震えてきました。
帰ってから早速カッパを新調したものです。

また、1昨年の岩手山では、3分の1ほど登ったところで大雨となり、登山道は川状態。
泣く泣く引き返してきました。
登山口では北海道からきたという20名ほどのツアー団体が登って行くのに出会いました。
女性の3分の1ほどは「私達は帰りたいのですが…」と半ベソ状態です。
結局、私達が着替えを済ます頃には折り返し下山してきましたが。


山は連れてってもらう意識ではなく、順序を踏んで体験していくことが大切と思います。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夏山 (山小屋)
2009-07-21 06:59:19
しばらく姿が見えないと思っていたら、スイスに行ってたのですか?
スイスのどのあたりでしょう?
昔、仕事で10日間ほどソルトーンという古い町に泊まったことがあります。
休日はピラトスに登山電車で登ったりしました。
5月だったので花がきれいでした。

トムラウシの事故は気の毒でした。
ツアーリーダーの判断不足だったようです。
でも参加者にも責任があります。
山は連れて行って貰うという気持ちではダメですね。
最後は「自己責任」です。

私も17日~19日まで火打・妙高に行っていました。
18日は朝から雨でしたが、火打だけ登り妙高は断念して帰ってきました。
また天気がよい時に行けばよいのです。
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夏山 (azu)
2009-07-21 23:36:01
ソルトーン、ピラトスとはどの辺りでしょうか。
お仕事の合間を見て登られたのですね。

こちらは観光ツアーです。
アイガー、モンブラン、マッターホルン他の展望を求めて
登山電車を乗り継いで展望台まで。途中駅から花と展望を
楽しみながらのハイキングです。
後日ブログアップします。

秋の妙高・火打もすばらしかったですが、火打の天狗の庭には
夏の花の季節に再度生きたい山のひとつです。

遭難事故については
  >ツアーリーダーの判断不足だったようです。
  >最後は「自己責任」です。
同感です。

ひき返す勇気も大切です。山は逃げないですもの。

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凄~~い!! (モカ)
2009-07-22 12:36:44
 azuさま、こんにちは~~♪

もう、先ほどから驚きの連続です~~。
スイスにお出かけになられていたのですね。
これからのブログが楽しみですよ~~。
あぁ~、スレンダーなお身体からどこにそのようなエネルギーが潜んでいるのでしょう。。。
それにしましても、azuさまは凄すぎですよ~~♪
山小屋さま凄すぎは、もう慣れましたけれども。。。(@@ニッコリ@@)

トムラウシ山のコースを満喫いたしました。
いろいろとお世話になりますが、よろしくお願いいたします。
では、また、伺わせていただきます。(*^_^*)
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モカさま (azu)
2009-07-22 16:14:33
モカさま こんにちは。

気まぐれなブログにご訪問ありがとうございます。
またまた一週間ほどお休みしてしまいます
スイスの報告はその後にさせていただきますね。
モカさんの爽やかなブログに元気づけられながら
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