うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

Word 詳細設定:10

2016年12月16日 | ソフトいろいろ

Word オプション「詳細設定」の10番めは、
 □ 箇条書きや段落番号に標準スタイルを使用する
というものです。

かつて Word のバージョンが新しくなったときに、悩まされたアレです。
行を変えると、いきなり行頭に番号をふられて、それが消せなかったイライラを思い出します。

様式を統一して、いつだれがどう見てもわかりやすく間違えにくくしようという文書群をつくる場合には、標準の様式を決めておかなければなりません。
そうでない場合は、余計な世話やきがじゃまになります。
お世話お断りを、裏口のようなオプション設定でなければできない仕組みは、どうもなじみにくいのですが、これがこのプログラムの標準スタイルなので、しかたがないということのようです。

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Word 詳細設定:9

2016年12月15日 | ソフトいろいろ

Word オプション「詳細設定」の9番めは、
 □ スタイルの更新のメッセージを表示する
というものです。

スタイルということばは、もともと「書き方」の意味をもっているようです。
Word では、書き方の様式、形づけられた書式をスタイルと呼び、いくとおりかの様式見本が用意されています。

新規作成で、何もせずに打ち込んだ文字列を範囲指定して、[ホーム] タブの [スタイル] グループにある「その他」ボタンを押すと、様式見本群が現れます。
そこで「標準」以外のどれかを選ぶと、対象文字列の様式が入れ替わります。

スタイル機能で、文字の書体、サイズ、色、段落の書式の組み合わせを設定しておけば、同じ様式で内容の異なる文書を繰り返し何度も作る場合や、多ページにわたる文書を作る場合に便利です。

同じ様式でも、どこか一部分の書き換えのみの場合は、スタイル探しより、テンプレートを作っておくか、既存のファイルの名前を変えて使ったほうが手早くできます。

スタイルが何ものかはわかりましたが、「更新のメッセージを表示する」とはどういうことなのでしょうか。
マイクロソフトの解説によると、「スタイルを適用した文字列を直接編集したときに、編集した文字列にスタイルを再適用するかどうかを確認するメッセージが表示されます」ということなのですが、試したところ何も出てきません。
はて、面妖な。

 

 

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Word 詳細設定:8

2016年12月14日 | ソフトいろいろ

Word オプション「詳細設定」の8番めは、
 □ 上書き入力モードの切り替えに Ins キーを使用する
というものです。

文字入力モードは、通常挿入モードで使われます。
文字書き換えのとき、新しい文字を入れて古い文字をいちいち消すのが面倒というときは、キー操作で上書きモードに切り替えできます。
上書きモードでは、文字数が同じなら一度の打ち込みで済みます。
しかし、文字修正で文字数が変わらないのはごく稀ですから、日本語の場合、上書きモードはかえって厄介です。

使わないキーはロックしておいたほうが、うっかり触ってモードが変わってしまうことがないので使いやすいでしょう。

このオプションメニュにはおまけがついています。
    □ 上書き入力モードで入力する
というものです。

Ins キー操作をきかなくしてしまうと、何かのときに上書きモードを使いたいとき、オプションでそのロックを解いてからまた操作しなければならない不便さに悩まされます。
それを、ここでカバーしておこうという、マイノリティへのさらにマイナーな配慮なのでしょうか。

作る人の凝りすぎた考えが、使う人の簡便感を遠ざけていく実例のようでもあります。

おや、目の前のキーボードには、 Ins キーどこにもありません。

よく見たら、このキーは [Fn] 操作しかしないからと、自製の PrtSc マークが貼り付けてあって、字が隠れているのでした。

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Word 詳細設定:7

2016年12月13日 | ソフトいろいろ

Word オプション「詳細設定」の7番めは、
 □ スマート カーソルを使用する
というものです。

世の中には、スマートXXというものがいろいろありますが、どこがスマートなのかよくわからないものがほとんどです。
もともとの意味が痛みであるスマートという形容が、日本のの感覚にそぐわないからでしょうか。

ところで、ここに出てきたスマート カーソルのON/OFFは、どう違うのでしょうか。

パソコンの画面では、マークのカーソルが点滅している位置に、文字や画像その他のオブジェクトが入ります。
画面を上下にスクロールすると、このカーソルが見えなくなってしまうことがあります。

Word で、スマート カーソルをONにしておけば、カーソルが見えなくなったとき、[] か [] のキーで、いま出ている画面にカーソルを飛び込ませることができます。

文字入力の場合には、前の段落が見えなくなるほど広いスペースを設けてから次の文字を入れるようなことはしませんから、スマート カーソルの役割は薄いのですが、画像やテキストボックスを挿入する場合には、あらかじめ狙いを定めた場所にカーソルを呼んでくることができ、便利かもしれません。

スマート カーソルOFFの場合は、カーソルが見えなくなったとき [] [] キーを押すと、元カーソルがあった画面に戻ります。
迷ったら戻れという未知探索の鉄則からいうと、このほうが確かなようにも思います。
カーソルを置いたまま改行を連打して、何も見えなくなったと大騒ぎする初心者には、こちらが向いているかもしれません。

キー操作でのカーソルの動きは、走り歩くものであるという名のとおり一歩一歩です。
カーソルを、キーでも飛ばせるというところがスマートならば、鉄道より飛行機のほうがスマートということになるのでしょうか。
鉄道には行方不明になるおそれはありませんが、飛行機にはそれがあります。
スマートにリスクはつきもの、スマホでボンヤリはたいそう危険です。

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Word 詳細設定:6

2016年12月12日 | ソフトいろいろ

Word オプション「詳細設定」の6番めは、
 □ 段落の選択範囲を自動的に調整する
というものです。

これが有効になっていると、文字列を選択したとき、段落記号まで一緒に選択されたり、入れてもいない半角スペースがそこにあるかのように選択されたりします。
それで何が困るかというと、選択した文字列をある長さに均等割り付けしたいとき、異変が起こるのです。

のように、20字の長さにしたかったのが、×のように行端までいっぱいに広がってしまいます。
この場合に Shft で交わすという別の対処法はあっても、びっくり困ってしまう人には、なかなか打つ手を見つけだすことができません。

さて、この自動調整、どういうときに役立つ何のための機能なのでしょうか。

 

 

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Word 詳細設定:5

2016年12月11日 | ソフトいろいろ

Word オプション「詳細設定」の5番めは、
 □ オートシェイプの挿入時、自動的に新しい描画キャンバスを挿入する
というものです。

描画キャンバスは、Office の画面に描画するとき、そこに載せておけばいろいろなものを取り込んでも、相互の配列を変えずにどこにでも持っていける、お盆のようなものです。

食器に入れたものを運ぶとき、数が少なかったり、こぼす心配がいらなかったりすれば、お盆はいりません。
いらないときにも毎回出てくるのは邪魔でしかありません。
このオプションは、OFFにする条件がすぐにわかる実用的なものです。
いらない場合のほうが多いのに、ONが既定になっているのは、はじめからOFFにしておくと、その機能があることに気付きにくいからなのでしょう。
しかし、邪魔だうるさいと思いながら、お断りの方法を知らされずに使い続けるのも気の毒なことではあります。

 

 

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Word 詳細設定:4

2016年12月10日 | ソフトいろいろ

Word オプション「詳細設定」の4番めは、
 □ Ctrl キー + クリックでハイパーリンクを表示する
というものです。

文字列にハイパーリンクを挿入しておくと、インターネット上のアドレスにも、他のファイルへもリンクできるので、うまく応用すればたいそう便利です。

さて、こんな便利なものを、わざわざ無効にするオプションとは、どういう場合に選択されるのでしょうか。

 

 

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Word 詳細設定:2

2016年12月08日 | ソフトいろいろ

Word オプション「詳細設定」におもしろい項目が出てきました。
 □ 文字列の選択時に単語単位で選択する
というものです。

欧米文の場合は選択に便利かもしれません。
しかし、このオプションのOFF設定、出番はどんなときなのかなあ、とふと思いました。
想像だけで現場に出会わなければ用がないと思うのは、防Xという言葉にも似た何かがありそうです。

文字列の選択では、せめて [Shift] + [←] or [→] ぐらいは覚えてしまわないと不便、それでも覚えようとしない人もいるので、厄介なことです。

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Word 詳細設定:1

2016年12月07日 | ソフトいろいろ

Word オプションのうち、最も項目の多いのは「詳細設定」で、その大項目は、

「編集オプション」
「切り取り、コピー、貼り付け」
「イメージのサイズと画質」
「グラフ」

これは、分類というより、いくつかの細かいオプションを束ねて整理した標題と言えそうです。

「編集オプション」のいちばんはじめは、
 □ 選択した文字列を置換入力する
というものです。

文書の中に何度も使った文字列を、別の言葉に入れ替える作業が、「置換」の操作で一度に片付きます。
この編集操作には、通常のコマンドメニュがあるはずなのに、それをあらためてオプションで設定しておかなければならない理由がよくわからないところです。

 

 

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Word 言語:2

2016年12月06日 | ソフトいろいろ

Word 言語オプションのもう一つの項目は「表示言語とヘルプ言語の選択」です。
表示言語とは、編集画面に表れるボタンやタブで、これは何々ですと示される短い言葉です。
日本語のポップアップにも気づかない人がいるくらいですから、しゃれたつもりで外国語にしておいても仕方がなかろうと思ったら、そうでもなかったようです。
外国語を常用する方とパソコンを共用にする場合には、この切り替えが必要なのでした。

奇妙な解説サイトを見つけました。

Office 2010 以降で別の言語を使用できるようにする」という解説ですが、ここに示された設定例で、表示言語は Windows と同じを<既定>に、ヘルプ言語は日本語を<既定>にしてあるのです。
この設定をするのはどういう人なのでしょう。
表示は英語で、ヘルプは滅多に読まないからどちらでもよいというお方でしょうか。

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Word 言語:1

2016年12月05日 | ソフトいろいろ

Word オプションの大項目6番めは「言語」です。
これは、Office の言語を選択するオプションで、はじめは「編集言語の選択」です。

私たちが使う Office は、通常日本語版ですから、<既定>の編集言語は、もちろん「日本語」になっています。
英語の編集に使いたい場合には、英語(米国)を既定にすることもできます。
さらにここには、【他の編集言語を追加】することができ、「追加の校正ツールをダウンロードする必要がある場合に通知する」という、どこか恩着せがましいメニュもあります。
これをOFFにし、通知はいらないとしておいたとき、必要な手続きがあることを報らせて貰わない代わりに何か得られるものがあるのでしょうか。

この校正ツールは、「MS Office 言語パック」というものらしいのですが、それを使ってどんな言語を編集できるようになるかというと、それがなんと、Office2016 の場合には 100 を超える言語を選ぶことができるのだそうです。
ずらっと並んだ言語名を見ても、どこの言葉なのか見当もつかないものがあります。
一つの国にもたくさんの公用語があって、そこでは地域によって使う言葉が違います。
言葉が違えば、価値観も精神風土も違うので、世界はひとつなどと叫ぶのも、手前勝手ないい気なものと言えるのかもしれません。

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Word 文字体裁:3

2016年12月04日 | ソフトいろいろ

Word オプション「文字体裁」終わりの項目は、「文字間隔の調整」で3択になっています。

○ 間隔を詰めない
○ 句読点のみを詰める
○ 句読点とかなを詰める

パソコンのディスプレイで見ているときはさほど気にならなくても、紙に印刷してみると、詰め込みすぎて読みにくかったり、間があきすぎて書面にしまりがなかったりするところが目立つものです。
文字間隔から、文書全体に及ぶ作成者の感性が読み取られることもあるでしょう。

ここでわからないのは、文字間隔の詰め方を、共通様式として選んでおかなければならないのは、どういう場合かということです。

 

 

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Word 文字体裁:2

2016年12月03日 | ソフトいろいろ

Word オプション「文字体裁」2番めの項目は、「カーニング」です。

耳慣れないカーニングという言葉は、古い英和辞典には載っていません。
明治生まれの和製英語であるカンニングとも1字違います。

カーニングと呼ばれているのは、印字された文字の間隔をバランスよく整えるはたらきのようです。

MSゴシックとMSPゴシックの文字を比べてみると、それらしい効果が視覚でわかります。

このオプション設定は、カーニングを半角英字のみにするか、区切り文字まで含めるかという選択をするだけのことで、文字のカーニングの仕方を、ここで選ぶわけにはいきません。
この項目名は、「カーニング」より「区切り文字の位置」とでも読み替えたほうがよさそうに思います。

 

 

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Word 文字体裁:1

2016年12月02日 | ソフトいろいろ

Word オプションの大項目5番めは「文字体裁」です。
文字体裁というと、文字のすがた、見かけを想像しますが、それは Word の仕事の中核で、オプションに属することではないでしょう。

この項で設定するのは、行の変わりめをどうするか、文字と文字、あるいは文字と記号の間隔をどうするか、つまり字配りの基本事項を決めておこうというもののようです。

ここで行う体裁設定の対象を、いま開いている文書に限るか、またはすべての新規文書とするか、それを適用先選択欄で決めておくことができます。

はじめの項目は「禁則文字の設定」で、次の3択になっています。

 ○ 標準
 ○ 高レベル
 ○ ユーザー設定

標準の場合は、
行頭禁則文字には、
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行末禁則文字には、
$([\{£(半角) \‘“〈《「『【〔$([{「£¥

が設定され、それぞれが行頭あるいは行末で打ち込まれたとき、そうならないよう文字の配置が自動調整されます。

高レベルでは、行頭禁則に次の小さいかな文字が加わります。
ぁぃぅぇぉっゃゅょゎ ァィゥェォッャュョヮヵヶー ァィゥェォャュョッー

たとえば「まっぴら」と打ったとき、「ま」の字が行末になって、「っ」が次の行頭に行くような間抜けな書き方にはなりません。

ユーザー設定では、禁則文字を追加して、たとえば敬称の「様」という字が名前と離れて次の行頭に行ってしまうなどの不都合が起きないように調整されます。

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