Office の編集で図を挿入するとき、初めての人を苦しめるようないじわる設定が「既定」になっています。
挿入した図が、文字列と固く結びついて、その位置を自由に変えることができません。
既定では、「文字列の折り返し」が「行内」に設定されているからです。
図の位置を文字列と無関係にできる「背面」または「前面」に変えれば自由自在になるので、挿入したら、まっさきにこの設定変更を忘れなければ困ることはありません。
しかし、図の挿入をするその都度設定変更をするのも、どこか間の抜けたやり方です。
いちいちの設定変更手続きを抜いてしまえば、間抜けなやり方から抜けられます。
その方法はオプションの設定にあります。
「オプション」「詳細設定」「切り取り、コピー、貼り付け」で「図の挿入/貼り付ける形式」を変えておけばよいのです。
なぜ便利なほうを規定にしないのか、それは、はじめから楽々設定にしておくと、窮屈なほうにはだれも目を向けたがらないからでしょう。
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