「ユーザー」の2番目の項目は「サインイン オプション」です。
サインインは I Dとパスワードを書き込むものと相場が決まっていると思っていましたが、Wikipedia 8 では本人の証明方法も3種類あって、私はこれにしようと選択できるようです。
サインインの方法の選択に、「サインイン オプション」とわざとわかりにい看板を掲げてあるのがお化け屋敷らしいところです。
その3種類の内容を登録しておく窓口が(4)(5)(6)の文字看板のところで、そこから個室に入る仕掛けのようです。
ここは入ってみなければどうなっているのかわからないので、一つずつ覗いてみることにします。
(4)「個人用パスワードの変更」
看板には「変更」と書いてありますが、それはすでに済ませたアカウント作成のときに、パスワードを決めておいたからです。
ひと任せにただ手を引いてもらって入って来ると、ここで第一打のムチが飛んできます。
覚えて置いてくださいと言われて、はいはいと返事だけで、記憶力だけで済まそうと書き留めなかったり、書くには書いたがどこに書いたか忘れたり、書いた紙がすでに燃えるゴミになっていたり、最初に見ていてくれたから覚えていてくれるだろうまた聞けばよいとズルを決め込んだり、わかりません忘れましたで何でも済まそうとしたり、そういう人へのムチです。
そんなばかなと思うかもしれませんが、パソコンが巧く動かないと言う人のほとんどは、自分のパスワードを記録しておく手段を持っていないのです。
ここまで連れてこられたが、何がなんだかわからない、自分の名前もパスワードもすっかり忘れてしまったという人は、ここで新しい人になりすまして、新しいユーザー名とパスワードを、先に書きとめて保存場所を覚えこんでから登録し、前のアカウントに消えてもらうしかないでしょう。
それがもしできなければ、何もせずに見て歩き、お化け屋敷を通り抜けるだけで終わりにするしかありません。
それでいいという人も案外多いもので、パソコンメーカーにはよいお客様なのです。
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