Webへの投稿を、本名で堂々とする人と、ニックネームを使う人がいる。
まじめな話は本名、ちょっといい加減な話はニックネームと、使い分けもできる。
ニックネームのなかには、ただ文字を並べただけのような、自分でも覚えていないのではないかと思うようなのもある。まったく無名では投稿を受け付けてもらえないので、こういう命名というより記号づけをするのだろう。
パソコンが故障して乗り換えたとき、これまでニックネームでしていたMLへの送信が本名で行われていたのに、しばらく気づかずにいたことがあった。
メール文のなかのリンクが不調との知らせをもらったとき、本名で送信した分に異常があると書かれているのを見て、おやしまったと、そこで気づいた。
メールを受信したとき、送信者欄に表示される名前は、送信者が決めておいた名前になる。乗り換え後にニックネーム用のアカウントを設けるのを忘れていたのだった。
送信するとき、アカウントを複数持っていればどちらの名前で送るかを選択できるのだが、ひとつだけの場合には、下書きからの送信ウイザードには送信者の確認欄さえ現れない。
名前が一つならほかの人が送信するわけはないのだから当たり前なのだが。
要求された手続きは確かめながら進めても、選択を要求されなければスイスイと片付けてしまう。そして結果を確かめない。これがまずかった。
もうひとつのアカウントはプロバイダー側には設定されているから、メールソフトで増やせばよいだけのこと、早速前の状態に戻し、標題はニックネームで送信者は本名という、ちぐはぐなメールを出さなくてすむようになった。
ニックネームを名乗りながら、送信者名や書名欄に本名を書いておられるのメールをときどき見かけるが、あれあは何か意味があってのことなのだろうかと、不思議に思っている。
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