うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ファイルはこわれておりません

2012年05月09日 | 忘れかけていたこと

写真の画像が出てこない、どうしたらよいかという質問があった。

レトルト食品が威力を押し広げ、売っていたものがそのまま食卓に並べられるようになると、取り皿さえ使わずに販売用の容器から食べ物が口の中へ直行する。
便利がいちばんというただそれだけのことで、野外の食事形式が家の中でも採用される。

パソコンのファイル呼び出しも、皿を用意しない食事と同じように、ファイルを開くソフトを起動しておかずに、フォルダーに並んだファイルのアイコンを、いきなりダブルクリックして見始める習慣が身についてしまうと、その方がはるかに便利だと思うようになる。

パソコンがだいぶ遅くなったので、気分を変えて早く動くものに取り替えた。
写真を見ようとフォルダーの中にあるファイルをダブルクリックしたが、怪しげな文字が現われた。

写真のファイルがこわれたか。
冷蔵庫にしまっておいた食べ物は、湯煎でなければならないものを電子レンジに放り込んだのでは、食べられる状態にはならない。
ファイルはこわれなくても、取り出し方によって見るも無残な姿に変わってしまう。

この異変は、jpg 画像ファイルが、どういうわけか経緯の想像はつかないが、ワードで呼び出すような設定に、いつの間にかなっていたのだった。

処置は簡単、ファイルの「プロパティ」で「プログラム」が「Microsoft Office Word」になっていたのを、[変更]メニュから画像ソフトを探し出して指定してやればよい。
同類のファイルは、いっせいにそれにならって設定変更される。それだけのこと。

文書でも画像でも、いま見ているものはどういうソフトで動いているのかぐらいのことはわかっていたほうがよさそうである。
食べ物も載せる皿に多少は気を遣うぐらいでないと、いかにも味気ないではないか。



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