かな入力で [Shift]+ 記号を使うには、モードの一時切り替えをしなければならないので大変面倒です。
ところが、モード切り替えも、 [Shift]+ もなしにやってのける方法があります。
たとえば「!」では「びっくり」から変換というやりかたです。
ただ、これを使うには「びっくり」という読みを覚えていて、いざというときにすぐ思い出さなければなりません。
そのくらい覚えればよいではないかという考えは、[覚える ]⇒ [思い出す]ということを嫌う人には当てはまりません。
それを覚えていられれば、ローマ字を覚えずにかな入力で頑張る必要はないので、変換のときに何も思い出さなくてもよい方法でなければうまくいきません。
記号の入っているキーを見つけ、それを打ったらすぐ変換、これなら読みを覚える必要はありません。
隣のキーを叩かなければそのものズバリです。
プルダウンで現れる変換候補から、お目当ての記号を見つけ出せばよいのです。
これには、ちょっとした細工が必要です。
かな入力で [!] キーを打つと「ぬ」と入るのでそこでスペース・キーを押せば「!」と変換されるように単語登録をしておきます。
「!」は「ぬ」とは決して読まないから、その変換方法は正しくない、そう読めない変換候補に出てこられては目障りだという論理派の方には向かないでしょう。