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うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

そうだったのか:31 e システムは頭を弱くする

2017年12月23日 | 千差万別

現金の持ち歩きはもう古いと、いま盛んに宣伝されています。
古いといわれるとバカにされたような気になるという、人間の弱みに付け込んだ宣伝方法です。

「こっちにしなさい」では強制感を与えますが、「それ、もう古いよ」には「む、そうか」とつい誘われます。

電車の中でも、本を読む人よりペラペラの箱に見入る人が増えました。
新聞をガサガサ広げる人にはほとんど会いません。

ペラペラの箱には e システムがカッチリ仕込まれています。
友達との話にも、わざわざ e システムが使われます。
e システムを使うと、友達でない人とも、会話、あるいは言いっぱなしのやりとりができます。

便利な e システムにも、あまりよくない特徴があります。
1.記憶と記録が不要で、忘れ癖が増えます。
2.到来と侵入が増えるので、無視する癖がつきます。
3.吟味より選択が手軽なので、非考に走りがちになります。

e システムは、覚えっこなしの、無考空間コミュニティをつくります。
そこは、紙に書かれたことは自分以外のものという感覚の持ち主の集まりです。
かつてあらゆる場面で証拠物件になっていた書面も、見る瞬間だけの感情起爆材でしかありません。

条約を結べば、それが永久に守られるというのは、古びた幻想でしかなくなりました。

頭の強弱さえ、どんなことにどうであれば強いのか、弱いのか、それもわからなくなっています。

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そうだったのか:28 検索システムには原点がなかった

2017年12月20日 | 千差万別

「迷ったときは原点に帰れ」と言われます。
これは人間が歩く道のこと、あるいは歩く道が見つからなくなったときのことで、Web の検索では、原点へのこだわりが見出せることを捕まえそこなう場合もあります。

いつの間にか信じ込まされてしまったある一つのことが、自分の思想なり思考様式の原点なのだと思いつめると、頭の周りにたちまち大きな壁ができあがります。
そうなると、壁を超えたところにある探しものは一生見つけることができません。

e システムでは原点への執着は無意味です。
原点の存在すら意識する必要もないのでしょう。

キー単体の元来の意味や出所に捕らわれた検索からは、探し求めるものは見つかりません。

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そうだったのか:24 サポートの効果は数でも水準でもない

2017年12月16日 | 千差万別

10人を相手に行われた何かのサポートに比べて、100人を相手に行われたサポートが、10倍の効果が出たと喜ぶのは、数値データの報告を集める人たちだけでしょう。

「サポートとはさせること」と昨日書きましたが、10人の中から自分で何かをできるようになった人が5人いれば、100人の中から3人だけが何かを自力でできるようになった場合より、効果が出ていると言えるでしょう。

サポートの効果は、向上の度合いなのです。
それぞれの水準で比較することでもありません。

さてここで、させることの効果を振り返って見られるようにするにはどうしたらよいのでしょう。

 

 

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そうだったのか:22 スペースの効果

2017年12月14日 | 千差万別

相手が立つ、百分の何秒かの間をおいてこちらが立つ、相手はマッタなのかと瞬間の気が緩む、そこに付け入って仕留めるという強者攻略法があります。
この戦法の取り方は、巧まず自在でなければなりません。
みえみえ、バレバレでは立ち合いが成功しても、観客の気をそぎます。
この手に失敗して負けた横綱が、張り手までかましてしまったのに、マッタではないかと大見栄を切ったら、それが大恥になったのは先月のことです。

このようなわずかの時間差は、Web サイトの検索にも効果が現れます。
著名人の姓と名で検索するとき、続けてキーにするのと、姓 名間にスペースを入れて二つのキーにするのとでは、ヒットの結果が大きく違います。
連続のキーではご当人が見せたいサイトが現れず、二つに分けたら Youtube の動画がずらっと並ぶということもあります。
どなたかに狙いをつけてお試しください。

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そうだったのか:17 カスの持ち込み 可否は場次第

2017年12月10日 | 千差万別

カスにもいろいろな種類があります。

カスにはそれぞれの味わいもあって、舌を楽しませてくれます。
今は肥料、昔は食糧だった苦い思い出をよみがえらせてくれるものもあります。

永田町のだいじな場所にも、カスがしばしば登場します。
国民の資格もなさそうなカスのような人が、バッジをつけ、質問という名をつけたいろいろなカスを持ち込んできます。
あそこでは、投げ出されるカスをシャベルで混ぜ返す人もいれば、カスの扱いが気に入らないという文句を避けるために、さもだいじにしているとばかりに取り扱い注意を装った時間つぶしも行われます。

パソコンの相談会にも、自分では何も考えないカスのような質問や、質問風のカス話も持ち込まれますが、こちらのほうは、やり取りの場のあることがだいじなので、どんなカスでも粗末には扱えません。

永田町の奇態は、どうやら場の性格を誤解しているのが原因のようでした。
国の動きをどうするか、それを論議する国会と、何かの相談会との区別が付いていないのです。
あたまにカスのつまった人にはその判断ができません。
こんな困った状況をなくすにはどうしたらよいのでしょうか。

 

 

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そうだったのか:16 想定問答では不十分

2017年12月09日 | 千差万別

パソコンの故障は、いつどういうふうに起きるのかわかりにくいものです。
ユーザーが意識して操作した結果は、ほとんどの場合故障にはなりません。

故障でも故障でなくても、パソコンが思うように動かなくなったという相談がよく持ち込まれます。
一人ひとりで考えただけの想定問答では、まさかのことには知恵が回りかねるでしょう。

その場検索で答の出そうなことばかりでなく、なんでもいらっしゃいと言えるために、パソコン故障のロールプレイングというのはどうでしょうか。

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そうだったのか:10 手出し無用

2017年12月03日 | 千差万別

「ここをクリック」とアイコンやボタンを指し示す教え方は、覚えることの邪魔になりそうです。

教えるほうも教わるほうも、その場の面倒がなく手っ取り早いのですが、操作者のおそらく8割以上は、指されたとおり言われたとおりに指を動かすだけで、そのときは心ここにあらずという状態でしょう。

足を持ってもらって逆立ちをしても、できたことにはなりません。
手で立つということの実感を自分でつかめてないからです。

パソコンの操作を教えるにも、言葉を使って手は出さない、管制塔方式がよさそうです。
乗り込んで操縦桿を分捕るなどは、お片付け指導以上の効果はありません。

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そうだったのか:5 興味は津々どまりに

2017年11月28日 | 千差万別

メールの受信トレイに500通あまりの未読メールが溜まって困ったという相談が持ち込まれたという話があります。
読みたくなければバッサリ削除すればよいだけのことで、困ることはないだろうと思うのですが、その方は、受信したメールにはどこから来たものにも目を通さなければならないと、律儀に思っているのでしょうか。

ことによると、何にでも興味をもち、Webサイトで片端からつながりを作っているのかもしれません。
何を知りたいというあてもない散歩型の検索をす方には、往々にしてありそうなことです。

Webでの興味は津々までにしましょう。
興味深々には落とし穴が、興味森々には魔女が、興味駸々にはつまづく危険が、興味振々にははた迷惑が待っています。

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そうだったのか:2 タスクバーの使い方

2017年11月25日 | 千差万別

デスクトップが文字どおり机の上なら、下端のタスクバーは何に相当するのだろうと考えていたら、ありました、事務机のセンター引き出しです。
ちょっと引っ張れば毎回使う道具がすぐに取り出せる、便利なものです。
左側にスターボタン、右側に時計表示、隠れているインジケータ表示、言語バーのあるところは、引き出しというよりデスクトップ手前の区切られた部分と言ったほうがよさそうです。
そこにアプリの起動ボタンをたくさん並べて入れて置く人もいます。
アプリの起動は、デスクトップとスタートメニュのアイコンのどちらかを使えば不自由はないので、私の場合はタスクバーに起動ボタンを置かず、開いているウインドウの表示のために空けてあります。

こんなこともありました。
Word でイラストをつくり、別の新しいはがきファイルを作って、そこにコピペしようと、二つのファイルを開いておきました。
イラストのファイルからコピーを取って、はがきのファイルに貼り付けようとしたら、作ってあったはがきファイルがタスクバーにないのです。
イラストのファイルを閉じると、はがきのファイルがパッと現れます。
閉じてしまったイラストのファイルに戻るには、また開かなければなりません。

複数のファイルを開いていて、画面を広く使えるよう"並べて表示"を避けたいとき、一つのファイルから別のファイルに切り替えができないのは不便なことです。

オプションを調べてみると、「すべてのウインドウをタスクバーに表示する」という表示設定がOFFになっていました。
便利な方法によらずに、面倒でも別の方法で間に合うようにしておく、この珍しい設定をした方は、山登りのように一歩一歩踏みしめながら進むのがよいとされていたのかもしれません。

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せめてこのくらいは:5

2017年11月23日 | 千差万別

パソコンのフォルダー構成は、家の間取りと共通なところがあると、ふと考えました。
そこで間取りの画像を探していて見つけたのが右の図ですが、これが思っていることにぴったりなのです。

自宅の間取りは、ほとんどの人が頭に入っています。
間取りがはっきりしないのは、大邸宅で覗いたこともない部屋があるか、あるいはNSと名のつく状態になっているかのどちらかでしょう。

フォルダー構成が家の間取りと共通とは、略図を描ける程度に頭に入っていなければ、何かが必要になったとき、どこにあるのかいちいち探し回らなければならないだろうということです。

描くことが苦手の人でも、必要なものの置き場に直行できるように整理することぐらいは自力でやっておきましょう。
それを人任せでは、高価なパソコンの力を1割も出すことができません、もったいないことです。

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せめてこのくらいは:3

2017年11月21日 | 千差万別

マウスが何かにつかえたりマウスパッドの域外に落ちそうになったりして、ハタと動けなくなる人がいます。
マウスの頭を浮かせてウィリー走行のようにすると、その場から抜けられますが、それが癖になってしまい、マウスを動かすたびに頭を上げてしまう人もいます。

むかし、道玄坂二丁目の交差点で、ロードスターの前輪をバカン・バカンと上げ下ろしして見せ、得意になっている若者を見ましたが、マウスを持ち上げてしまう人の若いころは、そんな元気なことをしていたのではないかと想像してしまいます。

マウスは静かにずらせ、静かに押したり叩いたりして使えば、つかえて動かなくなることも、お隣さんをクリックしてしまうこともありません。

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せめてこのくらいは:1

2017年11月19日 | 千差万別

「メールは何を使ってご覧になってますか」に、「さあ」。
「どうやってご覧になってますか」には「これ」と、アイコンのところにポインターが動かされます。

これで上等なのです。
相撲は立ち合いの当たりと二手めがだいじと言われますが、二番めの質問にも「さあ」が帰ってくるとさあ大変です。
その方の受信トレイはたぶんいつも満杯状態でしょう。
それを探し出すのには一苦労です。

もし、そういう方に出会ったら、ひと目でわかるメールの呼び出しアイコンを作ってあげましょう。
できれば受信通知のメッセージも出せるとよいと思います。

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こんなときには:27

2017年11月14日 | 千差万別

どうしても捨てられないビデオテープがあっても、ビデオデッキが動かなくなっては見ることができません。
デッキの修理もきかず売ってもいない、そんなときに役立ちそうな、USBビデオキャプチャーというものがあります。
ビデオテープの映像を、自分でデジタルデータにしてパソコンに取り込めるというものです。

自分が撮ったビデオは、捨ててしまえば、もうどこからも手に入れることができません。
デッキやテープがなくなっても、映像は見られるようにしておきたい、そういうビデオテープをお持ちの方はどうぞ。

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