海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古弾薬庫新ゲート(商業用ゲート)建設工事の様子

2024-03-20 12:02:54 | 米軍・自衛隊・基地問題

 写真は3月19日午後3時15分から27分頃にかけて撮影したものである。

 辺野古弾薬庫新ゲート(商業用ゲート)建設工事の様子で、沈砂池だった場所が一部を残して埋め戻され、南側の隅では立坑が掘られている。

 この時間帯は底に溜まった泥をクレーン車を使って外に出し、専用のトラックに載せて搬出していた。

 専用車はこのあと国道329号線を南に走っていった。

 クレーン車の周りには大型のヒューム管が5個置かれている。

 その近くでは、同じく沈砂池を埋め戻し、マンホールの建設が進められている。

 辺野古新基地建設と並行して、辺野古弾薬庫も大規模に改良工事が行われている。

 現在、辺野古崎付近の海域で進められているK5~K7護岸の工事は、埋め立て後に装弾場となる場所の工事である。

 大浦湾側の埋め立てが進み岸壁が造られると、米軍や自衛隊の艦船が接岸できるようになる。

 隣接する辺野古弾薬庫から近距離で弾薬を装備したり、積み込むことが可能となるのだ。

 「沖縄の基地負担軽減」などまったくのまやかしであり、自衛隊基地の新設と相まって、日米両軍の拠点としての強化がさらに進む。

 機動隊や海保が常駐する辺野古新基地建設現場では、多くの人が集まらなければ工事を遅らせることすらできない。人が少ないと短時間で強制排除される。

 人それぞれいろいろな条件を抱えている。ぜひ時間をやりくりして、各現場での抗議行動に参加してほしい。

 


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