海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

連日続けられているフロート再設置への抗議行動

2018-11-07 21:26:17 | 米軍・自衛隊・基地問題

 7日(水)はカヌー13艇と抗議船2隻で、フロート再設置に対する抗議行動を行った。瀬嵩からk9護岸に向かって張られているフロートは、タグボートであと1回引き出せば終了する所まで来ている。今後の土砂投入を考えれば、K9護岸周辺での活動が中心となるので、この日はK9護岸をふさぐ形で張らせないことに集中して行動した。

 フロートをつなげる部分にカヌー全艇で張り付き、ロープで固定して押さえたので、業者はこの場所につなげるのは後回しにして、カヌチャから汀間、瀬嵩のラインにフロートを設置していた。

 目の前でタグボートがフロートを引っ張っていくのを見るのは悔しいが、これを止めようとして海保に拘束されると、その間にK9護岸まで張られてしまう。二兎追う者は一兎をも得ず、で一か所に集中した。埋め立てや護岸工事は沿岸部で行われるので、現時点で沖合のフロートはさほど障害とならないこともある。

 午前、午後とフロートのそばでカヌ-に座り、お昼もカヌーの上で弁当を食べた。さすがにお尻が痛くなったが、こういう忍耐も海上行動では必要となる。結局、作業和船がそばまで様子を見に来たが、海保が強制排除するのに手間取ると判断したのか、この部分でフロートをつなげる作業はなかった。

 午後4時過ぎまで様子を見て瀬嵩の浜に戻り、この日の行動を終えた。


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