海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

安和の琉球セメント桟橋で土砂搬出に抗議

2019-07-09 23:52:04 | 米軍・自衛隊・基地問題

 9日(火)は安和の琉球セメント桟橋に行き、辺野古の埋め立てに使用される土砂の搬出に対して、カヌー11艇とゴムボート1隻で抗議した。

 本部半島の山は垂れこめた雲でかすみ、今にも雨が降り出しそうな蒸し暑い1日だった。熱中症に注意しながら、午前中は第八藤進、午後は清明に対し桟橋付近で抗議行動を行った。

 安和の行動は参加者それぞれが工夫を凝らし、1分でも粘ってガット船が出るのを遅らせようと頑張っている。主体的に行動している分、成果が出れば達成感があるので、みな生き生きしている。

 午前7時頃から土砂を積み始めた第八藤進が桟橋を離れたのは、午前10時50分頃だった。普段は2時間ほどで土砂を積んで、9時半までには桟橋を離れている。

 そのあと清明が午前11時7分頃に接岸し、土砂の積み込みを開始した。昼休みをはさんで午後は清明に抗議した。抗議がなけれが午後3時頃には桟橋を離れていただろう。しかし、カヌーメンバーの努力で午後5時前まで引き延ばした。

 3隻目の松龍丸が午後5時20分頃に接岸したが、途中までしか積み込めなかっただろう。この日は2隻のガット船が土砂を積み出しただけだった。

 辺野古の埋め立てを遅らせるには、ガット船の土砂搬出を遅らせるしかない。陸と海の共同した抗議行動でそれは可能だ。辺野古の海やゲート前はもとより、安和や塩川の抗議行動にも多くの人が参加してほしい。

 


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